92話 狐コ好き第一回②
【コラボ】狐コ好きVtuber第一回!つばロバのお二人と語ります!【九尾狐狐/椿/ローバー】配信待機中
@九尾狐狐 Monster Live三期生
遂に狐狐のココ好きVtuber第一回スタートです!
今回お迎えするのは、元プロゲーマーのお二人。
椿さんとローバーさんです!
♯狐狐ライブ
♯狐コ好きVtuber
「そろそろ配信を始めますよ」
「了解!」
「了解です」
僕は待機場を覗くといつも以上にコメントの流れが速かった。
やはり僕のことを心配するコメントが多く、時々つばロバの二人のことを初めて見るといったコメントが見られた。
「始めますね」
「っしゃぁ!楽しんで行こか!」
「お前あんまり狐狐ちゃん困らせるなよ...」
僕は配信開始のボタンを押した。
配信待機画面からオープニング画面が流れる。
なんと、狐コ好きVtuberようのオープニングをセブンママが作ってくれたのだ。
ラジオの収録スタジオのような場所で、さまざまな表情を見せ、僕がカメラ目線で笑顔を見せると、可愛らしいロゴで『狐狐のココ好きVtuber』と画面に表示された。
オープニングがフェードアウトすると同時に、僕達三人のモデルが配信画面に映った。
「皆さんの新しい推しが見つかるかもしれない!
狐狐のココ好きVtuber!第一回です!」
【うおぉおお!!】
【つばロバの二人マ?】
【つばロバだったら任せられるっていう謎の安心感あるw】
【頑張れ〜!】
「早速、今日コラボして下さったお二方に自己紹介してもらいましょう!」
「どうもココ友のみなさん!
俺もココ友です!椿と言います!
まさか記念すべき第一回に選ばれるとは思いませんでした、よろしくお願いします!」
「はい、一人目は椿さんです!
続いて自己紹介をお願いします」
「皆さんどうも、ローバーというものです。
今日は狐狐ちゃんに迷惑をかけないよう頑張って行こうと思いますので、よろしくお願いします」
「ということで、つばロバで有名なお二方が第一回のコラボ相手となります!
よろしくお願いします」
【つばロバファンでココ友の俺得コラボ...】
【俺得でもあるw】
【椿を抑えてくれよ、ロバ...】
【なんならロバの方がヤバいだろw】
「もしかしたらつばロバの二人を知らない人もいると思うので、簡単にプロフィールを紹介しようと思います」
僕は事前に二人に確認したプロフィール画像を配信に映した。
そこには公開済みの情報を簡単にまとめられている。
「椿さんはFPSのプロゲーマーとして活躍されていました。
そのゲームがサービスを終了してからは、持ち前のゲームセンスを活かし配信者として活動を始めました。
Vtuberになったのは結構最近みたいですけど、Vtuberになったきっかけとか何かありますか?」
「そうですね、元々俺いろんなものに手を出したい欲があって、Vtuberっていうものを見た時に俺もやってみたい!ってなったんですよ。
それで元々和風な女性がタイプだったんで、じゃあ俺自身がなってやろうってこの姿でVtuber界へ飛び込んできました」
「そうなんですね、ものすごく美人さんですね」
「でしょ!?めっちゃ可愛いんですよ俺」
「はい、凛々しい女性って感じでカッコいいです...!」
【相変わらず距離詰めるのえっぐいw】
【ゲームでも詰める速度速かったしなw】
【狐狐ちゃん怯えそうな勢いだけど、ちゃんと話せてる】
【マジ成長したよなぁ...】
【娘見てる気分w】
「続いて、ローバーさんのプロフィールです。
ローバーさんも椿さんと同じゲーム、同じチームでプロとして活躍していました。
プロゲーマー引退後はVtuberとしてデビューし、お二人合わせて『つばロバ』として多くの視聴者を楽しませてくれています。
ローバーさんにとって椿さんってどういう存在ですか?」
「椿はマジで腐れ縁って感じっすね。
プロゲーマーとしてやってたゲームのライバル的な存在だったやつが気付いたら隣にいたんですよ。
まあ、いざ並ぶと一緒に騒げる仲間って感じになりましたね」
「そんなふうに思ってたのか〜」
「まあな、伊達に数年も一緒にいないよ」
「て、てぇてぇですか...?」
「てぇてぇくはないでしょ!?」
【実際考えるとてぇてぇっぽいよな】
【自然と相棒的な立ち位置になってるのいいな】
【この二人のプロレス嫌な気持ちにならんから見てておもろいw】
【つばロバはめっちゃふざけるくせにゲームクソ上手いんよな】
「コメントではてぇてぇみたいなこと言われてますよ」
「マジで!?
俺が女の見た目になってるからか!?」
「かもしらん」
「二人のやりとりは見てて面白いですからね」
「あざっす!」
少しやりとりをして、次の話題に移る。
配信の流れは既にメモ済みだ。
次は二人の話を深めていく。
「それではここから二人のことをより詳しく知るために、いろんな質問をして行こうと思います!」
壁に貼った付箋を確認する。
今日質問することを付箋に書き、いつものように壁に貼っているのだ。
「まず、どういった経緯でVtuberのことを知ったんですか?」
「俺はトイッターで知りましたね。
知り合いにMonster Live一期生のソラさんのファンがいて、共有で回ってきた投稿で知ったのが最初です。
今は自分の配信に合間とかにアーカイブ見てます...w」
「いいですねぇ...
ソラさんの配信は見てて元気をもらえますからね!」
「狐狐ちゃんもそう思うか!」
「思います思います!」
「あの明るい性格がいいんよなぁ...
悲しい物語の時は一緒に泣くくらい感情移入してゲームをしているし、本当に楽しんでるんだなぁって」
「いやぁ、分かってる人ですね椿さん」
「狐狐ちゃんも流石のMonster Live愛やな!」
僕と椿さんで盛り上がっていると、ボソッと声が聞こえる。
「あのぉ、俺は...?」
「あ、すみません...
Monster Liveの話になるとつい...」
「すまんなロバ君、君もMonster Live全員追おうか?」
「一応イオちゃん追ってるぞ」
「イオちゃんいいですよねぇ!!」
【このオタク狐は...】
【オタク狐を止めてくれ...w】
【つばロバの話がいつのまにかMonster Liveの話になってる】
【狐狐ちゃん落ち着いてくれ〜!w】
いつもの悪い癖で、数分間話が逸れてしまった。
その後は軌道修正で二人の話を広めることができた。
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