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前世がコミュ障男な僕がVtuberになれますか?  作者: カムカム
8章 コミュ障、新プロジェクト!?
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80話 新しいママ達③

「三人目はこの絵師さんです!」


画面に映し出されるのは美少女ゲームのような絵柄のイラスト。

ストーリーの挿絵を見ているような気持ちになる。

前の二人のように知名度の高い方なのだろう。

コメントの流れが速くなる。


ちなみに僕は初めて見る方だったけど、一目見た瞬間に「おぉ...」と声が漏れてしまった。

それくらいの魅力を感じるイラストだ。


「はい、三人目は山田まや先生です!」


【まや先生も来んのか!!】

【Monster Liveどんどん強くなるな...】

【まや先生筆遅いらしいけど大丈夫かな】

【絵柄すんごい好み】

【まや先生ってMonster Liveファンじゃなかったっけ?】

【トイッターでドクロちゃん推しって言ってた】


「ではコメントの方読ませていただきますね。


配信をご覧の皆さんこんばんは、山田まやです。

この度Monster Live familyのイラストレーターとなりました。


僕の投稿をご覧になっている方なら分かっていると思いますが、まさか大好きなVtuberグループであるMonster Liveの力になれる機会を頂き本当に今までの努力が実った感覚です...


これからも楽しみつつ、新しいママとして頑張っていきます!


...以上になります!」


【まや先生めっちゃ努力家だもんなぁ...】

【この絵柄で描かれるモデル楽しみすぎる】

【マジで応援するから頑張ってほしい】

【まや先生一枚一枚丁寧に描くの好き】

【自分の好きなグループの絵描けるって最高なお仕事じゃない?】


コメントでも書かれている通り、山田まや先生は凄まじい努力で今の画力を手に入れている。

配信で使用させてもらうイラストを探す際に、練習中のイラストが目に入ったのだが、画力の上がり方が凄かった。


その事を知っている人も知らない人もコメントで声援を送っている。

山田まや先生がこの配信を見ていたら、きっと喜んでいる事だろう。




配信時間も残すところ僅かとなり、最後の発表となった。

僕も最後までしっかりしようと、少し痛み出した喉を水で潤す。


「さて、最後のママを発表します!」


【もう最後か...】

【三人のハードル高くて四人目も期待しちゃう】

【誰来るんだろう...】

【もう誰来ても応援する!】


みんなの期待が高まる中、僕は用意したイラストを画面に映した。


映ったイラストは色使いが幻想的で、壮大な物語を彷彿とさせるイラスト。

上手い絵というより美しい絵という印象だ。


コメント欄が盛り上がり、僕は絵師さんの名前を発表する。


「最後の一人は、soraoto先生です!」


【空音先生だぁああああ!?】

【マジかよ!】

【空音マ?】

【空音先生来るのは強すぎるw】

【空音ママデビューしないって言ってたはずじゃ...】

【↑多分バレないようにだろ...俺も来ないと思ってた...】


この盛り上がり、それもそのはずである。

数々の小説の挿絵を担当し、ライトノベルを読む人で知らない人はいないほど有名な絵師なのだ。


なぜそのような有名な方がMonster Liveに来てくれたかは、本人コメントで語られていた。


「ではsoraoto先生のコメントです。


配信を見て下さっている皆様...こ、ここにちは〜。

soraotoと申します。

Monster Live familyの専属イラストレーターになりました。


挨拶で察した方も多いと思いますが、私は狐狐ちゃんの大ファンです!

狐狐ちゃんについて語りたいですが、流石にこの場では自重しておきます...


今後、自分の絵に命が吹き込まれると考えると楽しみです。

これからMonster Liveを支えられるよう頑張っていくので、よろしくお願いします!


...以上、soraoto先生のコメントでした」


【狐狐ちゃんの大ファンで一気に親近感湧いちゃったw】

【有名絵師すらも虜にする狐狐ちゃんの魅力よ...】

【空音先生狐狐ちゃんに近付くためにイラストレーターなった説あるか?w】

【どっかの狐に似てるなぁ...】

【何尾の狐だったっけなぁ...】


soraoto先生がココ友だと知り、他のココ友が湧き上がる。

コメントはお祭り騒ぎとなり、僕は嬉しいような恥ずかしいような感情に包まれた。


とにかく、新しいママの発表も終わり配信時間も残りわずか。

Monster Live familyの新ライバー募集の件を話さなければならない。


「皆さん、最後にこの四人の新しいママ達によって生まれる新ライバーの募集を開始します!

ゲームをするのが楽しい人、話すのが好きな人、絵を描いたり歌を歌ったりするのが得意な人などなど。


配信したいけど、個人で挑戦できそうにないなと思っている方も是非応募してみてください!

もしかしたら人生が変わるかもしれませんよ?」


【狐狐ちゃんが言うと説得力やべぇなw】

【人生変わった狐がここにいるもんな】

【正直狐狐ちゃんみたいに話すのがダメダメでも、環境がめっちゃ良いから自分を変えるきっかけとかになりそう】

【男性でもいけるのかな...】


「あ、そうですそうです。

今のMonster Liveはみんな女性ですけど、男性のライバーさんも募集していますよ!」


コメントを見て思い出した。

あくまでMonster Liveは人外モデルのVtuberグループ、人外娘オンリーではないのだ。

僕自身も男性ライバーを見てみたい。


「募集先のサイトは配信の概要欄にある、Monster Live公式サイトに近日公開されます!

最低限の個人情報は記入していただきますが、Monster Liveが責任を持って管理いたしますのでご安心ください!」


僕は全ての告知を済ませて、配信の終了ボタンにカーソルを合わせた。

そのまま締めの言葉で配信を終える。


「それでは皆さん、おつここ〜!」


【おつここ〜!】

【おつここ!】

【おつここ〜】


みんなのコメントを見ながら、配信を閉じた。




配信を終えた時間は二十二時。

だが、Monster Live好きの僕が告知だけで語り足りるはずがない...

胸に無理やり押し込めた語りたい事、すぐさま雑談枠で配信を始めるのだった。

ちなみに、マネージャーさんからの許可はもらっている。

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@_Kamu_Kamu

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― 新着の感想 ―
[良い点] なるほど 紹介だけではもの足らず延長枠に移行するとは流石ですね
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