表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
前世がコミュ障男な僕がVtuberになれますか?  作者: カムカム
9章 コミュ障、顔が広くなる!?
104/158

103話 十万人記念終了!

ローバーさんが退出したあと、ML杯の時の4Kテレビサーバーから通知が届く。

通話部屋には一緒に戦った四人がいた。

僕が通話部屋に入ると、みんなの声が響く。


『狐狐ちゃん!十万人おめでとう〜!』


「ありがとう...!」


「狐狐ちゃん久しぶりだね〜!元気だった?」


「うん、キラリさんもこの前のゲーム大会すごい活躍だったね!」


「えへへ〜それほどでも〜」


「狐狐ちゃんの配信はずっと見ているのです!

これからも頑張って欲しいのです!」


「きのこさんありがとう!

きのこさんもきのこ農家さんとコラボが決まったみたいだね!」


「そうなのです、遂に私の熱意が伝わってくれたのです...」


【相変わらず情報えっぐいなぁw】

【どこまで知ってるんだこの狐...】

【むしろ怖いまであるw】

【もしかして俺のことも知られてる...?】

【↑それはない】

【↑ないから安心しろ】


「狐狐さん十万人本当におめでとうございます!」


「工作さんありがとう!

最近3D配信者用の小物をモデリングしてるらしいね!」


「よく知ってますね...

ありがたいことにお仕事を頂いています!

狐狐さんも3Dになったら検討してみて下さい。

なんでも作って見せますよ!」


「狐狐ちゃんおめでとう!!」


「レヴィちゃんもありがとう!

レヴィちゃんの『教えて!レヴィ』が本格的な番組っぽくなっててびっくりしたよ!」


「ありがとう!

いろんな人が応援してくれて、私もいろんなことを教えてもらえて物凄く楽しい!」


【狐狐ちゃんなんでも知ってそうw】

【狐狐ちゃん頭パンクしないか心配w】

【そこまで知るほどみんなが大好きなんだろうな...】

【推しを追うにしても無理だけはしないで欲しい】


「配信長くなりすぎちゃったらいけないし、私達はここら辺で失礼するね!」


「うん、ありがとう!」


「じゃあね〜!」


「失礼します」


「また遊びたいのです!」


「またね〜!!」


みんなが通話部屋から抜け、僕も退出する。

多くの仲間達に祝ってもらい、幸せな気持ちで溢れる。


【狐狐ちゃんめっちゃ笑顔だ...】

【浄化される...】

【狐狐ちゃんのその顔が見たかった...!】

【てぇてぇな】


「あんまり顔見られると恥ずかしいです...」


僕の凸待ちは視聴者、僕共に大成功で幕を閉じる。




「来てくれた皆さん、本当にありがとうございました!」


【もうこんなに時間過ぎてたのか...】

【楽しかった】

【定期的に凸待ちして欲しいw】

【狐狐ちゃんこれからも頑張って〜!】


「改めて思うと十万人って凄いですね...」


【凄いのは狐狐ちゃんやで】

【狐狐ちゃんいつも頑張ってるからなぁ】

【みんな応援したいからチャンネル登録してくれてるんやで】

【俺らはチャンネル登録してるだけよw】

【ずっと応援するからな〜!】


温かいコメントが流れて思わず目頭が熱くなる。

なんだかんだ言って僕が配信を続けられるのは、Monster Liveのみんなが優しいということと、ココ友のみんなに励まされているからだと思う。


「では、十万人記念配信はここで終わりとさせていただきます!

本当にありがとうございました!おつここ〜!」


【おつここ!!】

【おつここ〜!】

【十万人おめでとう!おつここ!】

【おつここ!】




配信を閉じ、ドッと疲れが押し寄せてきた。

無意識に緊張やプレッシャーを感じていたのだろう。

少なくなった水筒の水を飲み干して背もたれに体重を預ける。


いろんな人の声がまだ耳に残っている感覚がする。

ゆっくりと深呼吸をして気持ちを落ち着かせた。

ふと思い出したように鳴子ちゃんの言葉を思い出した。


(オフコラボ企画か...

雑談配信見返してみよ)


僕は鳴子ちゃんのチャンネルに行って雑談配信のアーカイブを再生する。

サプライズがなんなのか気になるのだ。

鳴子ちゃんも記念配信後に見て欲しいと言っていたので、見ても問題はないと思う。


数分の待機画面、配信が始まると聞き慣れた声が聞こえた。

じっくりと全部見たいが、時間も遅いのでサプライズの内容だけ聞いて寝よう。

僕は動画の時間を進める。


『狐狐ちゃんはもう見てないかしらね?』


【多分いないんじゃないかな】

【お願いされたらしっかり守りそうだけどね】

【大丈夫でしょ】


『じゃあ私がやりたいオフコラボ企画発表するわね!

冬にみんなで集まってお鍋とか食べる配信がしたいの!

こたつに入りながらなんて最高じゃない?』


【うわぁいいなぁ】

【それは楽しそう】

【見たい見たいw】


『そのままみんなで寝るのも楽しそうね〜...

またマネージャーさんといろいろ話し合って、オフコラボ企画を考えていくわ!』


【楽しみにしてる!】

【またてぇてぇがあふれるのか...】

【早く見たいw】


鳴子ちゃんはそこで話題を変えた。

僕はその話を聞いてみんなの顔が浮かぶ。

またみんなとリアルで遊べるのかと思うと期待に胸が膨らんだ。




寝る時間も近付き、少し眠気が強くなってくる。

ベッドで横になりながらトイッターを起動した。

僕の十万人記念のことを多くの人が投稿してくれていて、眠気を忘れるように見てしまう。


(ファンアート描いてくれてる...!)

(動くイラストだ!)

(僕のコスプレ!?)


様々な方法で僕の十万人記念を祝ってくれるファンの投稿。

嬉しさのあまりイラストを片っ端から保存してファンアートフォルダに保存していく。


時計を見るといつのまにかかなり経っており、慌ててスマホの電源を落とした。

今日はいい夢が見られそうだ。

読んでいただきありがとうございます!

誤字脱字等ありましたら報告していただけると助かります...!


1ヶ月ほどお休みします。

次回の更新までお待ちください...!


Twitter作ってみました!

気軽にフォロー、DMなどどうぞ!

感想やご意見など励みになります!

@_Kamu_Kamu

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 関わった人すべての放送を把握している疑惑w いくら切り抜きがあるとはいえいつ寝てんだよこの狐
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ