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第1章 早くも失敗
主人公の日常が始まります。
いつか~♪
だから眩しいんだってば。
僕らは~♪
聴き慣れた音楽が鳴り出し、目が覚めた。
スマホを手に取り画面を見ると、俺の好きなアイドルと時刻が写っている。
...って
「うぉぉぉお!8時じゃねぇか!」
「いつも夜更かしするからそうなるのよ。これだから、もう。」
下のリビングから声が聞こえる。
「俺、今日は朝飯要らないわ!」
急いで制服に着替え、2階から1階に繋がる地味に急な階段を駆け下りる。
テレビでは、話題のグルメ特集コーナーが始まった。
これ8時5分から始まるやつだよな...やばい。遅刻する。
「行ってきます!!!」
「お弁当忘れてるわよ。」
「おぉ!やっべ!さんきゅ!」
渡された弁当は適当に鞄に入れて...と。
学校の門までダッシュだー!
次回は、主人公のことをちょっと知れます。