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蛇のひげ短編集

ある雑草の滑舌(300文字小説)

作者: 蛇のひげ

 私は滑舌が悪い。周りにそう言って、憚らないでいる。


 ある時は、山火事注意を、岩火事注意に聞き間違えられた。全力で否定したが、指摘をされれば思わずにはいられない。

 

 私、岩火事注意って言ったかな、と。自信がない辺り、悪いのは滑舌ではなく頭ではないかと思ってしまう。

 

 そんな予兆が、この間もあった。

 

 頭を洗う最中、シャンプーをしたか忘れてしまった事だ。一先ず洗い直し、中身も外も醜悪、という事態は避けれたが、もはやここまでくると感嘆すら覚えてしまう。


 


 そうそう。最近自分を表すのにぴったりの言葉を見つけた。たった一語で私を語れる、そんな言葉。

 言葉というのは素晴らしいものだ。

 

 ちなみに、それがこれだ。

 

 おっちょこちょい。



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― 新着の感想 ―
[一言] えっと……あの、 滑舌くらい…え? 残念な子という事ですか。 稀にいますよね、救いようがないアフォの子って。笑 続きが気になります!
[良い点] 私も滑舌が悪く、「えっ!?」と言われることがよくあります。自分では間違った事言っていないのに否定された嫌な感じ……でもおっちょこちょいって言われると、まだ頑張れるって気がしますね(笑)
[良い点] 面白かったです! 私も聞き取ってもらえないことが多いです。 滑舌が悪いのか、声が小さいのか…。 [一言] いっつも、お風呂の栓をしたかどうかを再確認してしまいます(笑)
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