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クレマチス・オンライン~親製世界の旅路録~  作者: グリティア
リリース開始一周年!祭りの始まり!
75/209

episode11

もう一度17パートを読み返すことをお勧めします。

「さあ、行くぜ!!」


カデンの合図とともに、草原に残ったプレイヤーたちは一斉に【身体強化:アタック】を発動した。

そしてカデン、トウジ、ハル、アオイ、ゼラを含めた前衛プレイヤーは一斉に集団から飛び出し、先にいる【ナツハ】とアキレアに向けて剣を振り下ろした。

だが、両者に向けた攻撃は【ナツハ】によって防がれてしまった。

【ナツハ】は攻撃が当たる直前で、口から氷塊を吐き出し、それをプレイヤーたちに向けて飛ばし、攻撃モーションを中断させた。

そして地面に着地したタイミングで、今度は高圧の水流を放ち、その勢いでプレイヤーたちをもといた場所の近くまで流し飛ばした。


「くそ!やっぱ変わってねーか」

「どうする?私たち近接系は全く歯が立ちそうにないんだけど……というかどうやって倒したんだ?」

「それは……ッ!!避けろ!」


カデンはハルを押し倒し、飛んできた氷塊をギリギリのところで回避した。

しかしその氷塊は、カデン達の後方、ギンヨウ達の控える集団へと飛んでいき、そこにいるプレイヤーの4分の1を光の粒子に変えた。


「っつう…サ、サンキューカデン」

「気を付けろよ?あいつの攻撃は俺らでも一撃でやられるほど威力高いからな?」

「……まじで?」

「マジ。実際今ので後ろ結構やられたみたいだし」


そういいながらハルの上から降りたカデンは、立ち上がってハルに手を差し出した。


「立てるか?」

「悪いな。でも問題ないぜ」



ハルはカデンの手を掴むことなく、一人で立ち上がると、今度はハルが攻撃を避けるためにカデンを突き飛ばした。

【身体強化:アタック】を使っているせいなのか、カデンはハルに思いっきり押された衝撃で数メートル飛び、数回転がってから、あおむけの状態で静止した。


「いったぁ…おいハル。避けさせtwくれたのは感謝するが、いくらなんでも強く押しすぎ……」

「悪いな!!…カデン!見ての通り!いまそれどころじゃ!ないんだ!」


ギィンという金属同士のぶつかる音が何度も響き渡った。

ハルは振り下ろされる剣を、手製のナックルガードのついたグローブで受け流し、時々反撃と言わんばかりに拳を前に突き出した。

だが、それを後方に跳び回避し、もう一度詰め寄って斬撃を繰り出す。

そのような動きを二人は何度も繰り返していた。


「結構腕上げたんじゃない?それに動きも逸れっぽくなってきたし」

「サンキュー。――でもまだまだこんなもんじゃないぜ?!」


ハルはその場で【身体強化:アタック】を解除し、代わりに【身体強化:スピード】を発動した。

そしていったん距離を取って深呼吸すると、一気に間合いを詰めて連続攻撃を繰り出した。


「でやああああぁぁぁ!!」


まずは右ストレート、続いて左、そこから右回転してかかとで蹴り飛ばし、着地したところにもう一度右ストレート。それから左、右、左、右、と交互に打ち出し、最後に左回転蹴りを繰り出して攻撃をやめた。


だが、アキレアは大体の攻撃をしのいでおり、当たったのはせいぜい2,3発だった。

そしてハルの連続攻撃が終わると、すぐに反撃を開始。

ハルに猛攻撃を仕掛け、どんどんHPを削っていった。


そしてそれからも激しい1対1の攻防は続き、その攻防に助太刀しようものなら、【ナツハ】が氷塊をそのプレイヤーに向けて連続で飛ばし、手出しを一切許さなかった。

そしてその結果、アキレアとハルの攻防戦の最中に、10人以上のプレイヤーが葬られていった。

そしてもう一つ【ナツハ】が起こした問題がプレイヤーたちを苦しめた。

それは集団のさらに後方。

【第一の街】と【西 草原エリア】をつなぐ道。

そこに【ナツハ】は決して飛び越えられない、破壊できない氷壁を形成し、やられて街から戻ってきたプレイヤーた達の合流を阻止していた。

よって徐々にプレイヤー数が減っていき、このままでは【ナツハ】をしとめることが完全に不可能になってしまう可能性があった。


それを感じ取ったカデン達は必死に【ナツハ】の攻撃をしのぎ、隙をついて攻撃をしていった。

だが、いくら攻撃しても氷塊に阻止され、カデン達の攻撃はなかなか当たることはなかった。


「くそ!やっぱいくらこうげきしても無理か!」

「おいカデン!そろそろ時間だ。いったん引くぞ」

「っ!!そうか。わかった」


カデンは悔しそうな表情で承諾すると、剣を下ろし、残存するプレイヤーたちの元へと戻っていった。


しかしそれを許さないものがいた。


「おっと!ここから先は行かせないよ!!」


アキレアは【身体強化:スピード】を使って一瞬でカデン達の前に立ちふさがるといちど【ナツハ】を見てから剣を構えた。


「ハルはどうしたんだ?」

「きっと今頃は広場で悔しそうに叫んでいると思うよ?」

「ってことはやられたか。まぁ、いまは目の前の敵に集中するかな!」


こうしてハルVSアキレアが終わり、二回戦カデンVSアキレアの攻防戦が始まった。


昨日はデータトラブルに見舞われ、ちゃんとしたのを投稿することができずに申し訳ありませんでした。

以後はこのことがないように注意しますが、万が一このようなことがあった場合は温かい目で見てもらえれば幸いです。

それではまた次回


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