表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

The nil unrestricted by reality

作者: ステレイ

都会で夜景が海に写ってるのがとても綺麗だと思う。

川とか水溜りとは違って常に波があるから。


イライラして綺麗なものも、汚いものも全部壊したくなる。


さっき踏み潰した泥水に浸った月みたいに。


ニコニコして近寄らないで。気持ち悪いから。別に、誰かに慰めてもらいたいわけではないの。


私の今の欲求は不機嫌の不を取って欲しいという事だけ。他は要らない。

どうして、なんで、なんてもう思いたくないし。


全ては運次第。そんなの分かってる。

努力しても運が悪ければ死ぬし。報われない。


努力しなきゃ勝ち組になれない?宝くじが当たったら、なんて言い訳をしてくれるのかな。

それは一握り?それも知ってる。


だから私はこんな所でこんな無駄な事をしているの。


うるさい、煩い。口を閉じて。

私は今何も聞きたくないの。

癒される小鳥の鳴き声も、擦れる葉の音も。


こっちを、私を視界に入れないで。

ただの無機物としてそこにいたい。いなくなれないのなら。


欲しいのは思いっきり抱き締めても痛がらない丈夫な物。

欲しいのはどんなに叩いても痛がらない、何も言わない物。


だから海に行きたい。だって、決まったカタチが無いのにそこにあるから。


夜景が移り込む幻想の世界へ。あの都会の隅の、夜の港は、きっと真っ黒で何も言わないから。


私もそこに行きたい。

こんな、意味が無きゃ生きていけない場所に居たくない。


誰かそこに連れて行って。










評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ