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次代女神様の諸国漫遊記  作者: ラズベリル
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幕間 僕頑張ります

僕はアバロン=クーカキワ神官。


あの衝撃的シーンを目撃してから、ステラ巫女姫候補から目が離せない。

トリスタン神官長には部下として犯罪を犯させたくないし、皆が待ちに待った巫女姫が犯罪に巻き込まれるのを防ぎたいからだ。


だから、気づけば見守っている。特にトリスタン神官長と一緒の時は、警戒しなくてはいけない。

また神官長が暴挙に及ぶかもしれないし、僕以外の誰かに見られたりしたら、一大スキャンダルだからだ。史上最年少神官長と巫女姫という名に傷がついてしまう。

この神殿でも派閥なんて面倒なことがある。

これがバレたら嬉々として、神官長は今の地位から引きずり降ろされてしまうだろうし、巫女姫の後釜を狙っている貴族もいる。巫女姫という地位が異世界からの召還者ばかりであったころ、大して力もないのに、貴族の娘が上位巫女に名を連ねていた。(巫女を経験すると その後に他国の王族や大貴族から縁談が増えるんだそうだ。)


今も一部に力を持たない名ばかりの上位巫女がいる。

巫女姫候補がいなかったらと思っている貴族ばかりだ。



だから僕は上司であるトリスタン神官長と巫女姫ステラを守らなくてはならない。


僕はがんばるぞ。

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