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SevenSevenceOnline  作者: あんじゅ
第一章:黒髪の女(?)剣士(ヒーラー)とはじまりの街
11/38

CHAPTER,11

今回は相当短いです・・・。

タカ君のプロフィール画面の公開です。

「お前…………正気か?」


プロフィール画面を見せたらいきなりナイトにそう言われた。


「お姉ちゃん、冗談だよね、こんなの。お願いだから正気に戻って」


マ、マルまで……。


「何がだよ?」


当然意味が分からず聞き返すと、二人は同時に深い息をついた。コントか?これは。

僕のプロフィール画面がこちら。



PN:タカ

性別:女性

種族:獣人(スロウパー)

職:回復職(ヒーラー)

US:【魅了】Lv,1

スキル:【刀】Lv,1 【魔力】Lv,1 【魔力操作】Lv,1  【素手】Lv,1 【足技】Lv,1

―装備―

頭部:無し

背部:無し

胸部:無し

上部:初心者の服(上)

腕:無し

腰部:無し

脚部:無し

下部:初心者の服(下)

足部:初心者のブーツ

武器:初心者の刀

アクセサリー:無し



うん、安定の【初心者】シリーズだな。

で、何がいけないんだ?これの。


「お前……それは素なの?本当に素なの?それとも俺たちに笑って欲しいの?ドMなの??長い付き合いだけど気づかなかったわー」


「ナイトさん、あれは無自覚さんですよ。あれで素なんです。無自覚っていうか天然って怖いですよね」


「ああ、そうだな。怖いな、無自覚の天然ほど怖いものは無いな」


「だからなんなんだよ、早く言えよ」


生憎僕には延々と意味の分からない会話を聞き続ける趣味はない。

ナイトとマルがもう一度同時に深いため息をついた。……やけに溜めるなぁ。


「あのな(ね)?お前(お姉ちゃん)は回復職(ヒーラー)なのに、なんで【回復】のスキルを覚えてないんだ(の)ッ!!」


………………。


「あ」


「あ、っておまっ……」


「何故でしょうナイトさん、マル涙が出てきちゃいました」


「あぁ、奇遇だな、マルちゃん。俺もだよ」


二人はもう一度深いため息をついた。……失礼だなぁ。


内容に変化はないですが、多少文体を直しました。

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