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第一話 揚げ足を取る

 高天原から降りて来た鹿威は、出雲の一番東にある御代ノという今ではもう滅びた里(村)に行った。

「随分と酷いな……ここが本当に数日前にオレが行った御代ノの里か?……」

 そこは、家が焼け崩れた残骸が沢山あり、あちこちから嫌な死臭の臭いが漂っていた。


「さてと、早々と生き残りの幼子を探すとするか…何処に居るかな?」

 人間より少し優れた嗅覚を使おうと思ったが、そこら中に漂っている嫌な臭いが邪魔で鼻が使えなかった。


 しかし、第一は鼻が曲がりそうな臭いに負けて鼻を摘んだ事だ。おかげで口だけで息をしないといけない。

 が、いくら探しても幼子はなかなか見つからなかった。というより人が居る気配が全く感じなかった。


「本当にここで合っているんだろうな?」

 鼻が効かないなら耳にたよるしかないっと思った鹿威は、耳を澄ませてみた。

 

 一体どれくらいの時が流れただろうか?森の中から辛うじて人の声が聞こえていた。その声が聞こえたのを確認した鹿威は、森の中へと向かった。


「はあ、一体何故森のかなに──って!」

 そこに居たのは、馬の神様・霪馬いんばだった。もちろん幼子も居た。鹿威が来たことに気づいた霪馬は眉間に皺を寄せ今にも噴火しそうな感じで言った。

「遅い!一体何日待ったっと思っている!」

「365日」

「7日間だ!マヌケ野郎っ」

 早速霪馬に突っ込まれた鹿威だった。鹿威は、呆れた。何故なら頼んでもいないのに勝手に幼子を村から連れ出し勝手に怒っているからだ。


 霪馬が勝手に幼子を森に連れて行ったのを知らなかった鹿威は、長時間嫌な臭いがする村をさ迷うはめになった。

「いや、こっちが怒鳴られてもね……お前が勝手に森に連れて来たせいだろ?

(てかお前何でこんな所にいるの?)

「お、お前!この仮に純粋な心を持っている幼子にあの嫌な臭いがする村に置いて行ける訳無いだろ!」

「仮に……かよ」

 そう、霪馬はちょうどここを通りかかり偶然御代ノ一族が焼け野原に成ってしまったばかりのを見て、ショックを受けた。

 慌てて村に寄って誰か生き残りが居ないか探し回ったが、どうやら生き残りは幼子だけだったらしい。

 実はこの事態を上の神々に知らせたのは霪馬だった。


「しかし、本当に運良く幼子だけが残ったな?」

「他の人は皆殺されていたがな……」

「オイ、馬刺。この幼子一体何処で見つけたんだ?」

「誰が馬刺だ!こいつは井戸の中に居た」

「い、井戸の中に!?また……何でそんな所に?」

「俺が知るか!」

 幼子は井戸の水を汲む桶の中にずっと居たらしいく、霪馬が見つけた時すごく怯え震えていたらいし。


「ハア……まだ四つなのに」

「四つといえばまだ母親に甘えたい時期じゃないか?」

 鹿威達は色々と話していた。最初話しの中、鹿威が惚けて霪馬が突っ込んだり、霪馬が惚けて鹿威が突っ込んだりした。

 しかし、途中からお互い悪口の言い争いに展開していった。が、この悪口の言い争いをおさめたのは幼子のくしゃみだった。


「オイ、あちゃん。こいつ今くしゃみしなかったか?」

「誰が馬あちゃんだ!確かに今聞こえたような?」

「お前じゃないのか?」

「はあ?お前がしたんだろ?カス」

「オレはカスでは無いぞ!ババア!」

「なっ、何だとー!」

 またまた、霪馬と鹿威の口喧嘩が始まった。この口喧嘩が一時続いていたがまた嚏で止まった。


「オイ、お馬あちゃん!やっぱりくしゃみが聞こえたぞ?」

「誰がお馬あちゃんだ!それ、さっきのババアと一緒でもはや人間の年寄りになっているよね?それ」

「いや、そう言うツッコミはいいから……くしゃみだよ、ク・シャ・ミ。わかるか?」

 まるで幼稚を相手している言葉遣いの鹿威に霪馬は、イラッときた。しかし、ここでこの胸くそ悪い怒りを静めなければ、また鹿威に馬鹿にされるだろうっと思った霪馬は、深呼吸をした。


「ああ、くしゃみね……聞こえたな?」

 霪馬の何ともいえない顔を見た鹿威は内心

(ちょっと挑発してやろうか?)

 っと思った。

「お、お前どうしだ!何か……顔が引きつって人間の幼子が見たら泣き止みそうな顔……いや妖怪が見たら一目で一目散に逃げそうな顔だぞ!大丈夫か?」 

 必死に笑いをこらえている鹿威だった。


「え?何を言っているんだ?俺の笑顔が怖いだって?」

「いや-誰も怖いとは言って……」

「そんな事は無いだろ?むしろ!『偉大なる霪馬様!どうかお助けを!』みたいな感じになるだろう!?」

 いつの間にか鹿威を無視し熱く語り出した霪馬だった。そんな霪馬をいじくることに飽きた鹿威は、全く一言も喋ってなが、くしゃみはした幼子に目線を合わせて話しかけた。


「なあ、お前名を聞いていなかったな?名を何と言う?」

「………」

「ああ、そうか!名乗る時はまず自分からってな?オレは鹿の神の鹿威で今こっちでなんか一人で熱く語っているのが馬の神、霪馬だ。お前は?」

「……クシュン!」

「えーと、名前は?」

「クシュンクシュン!」

「クシュンが名前か?うわっ!珍しい名前だな!」

「グシュン!」

「本当はグシュンなのか?……ダサい名前だなお前ぇは」

 その時、後ろから霪馬に頭を叩かれた。


「お前アホだろ!?こんな可愛い女の子がクシュンとかグシュンとかブアクション!みたいな変な名前じゃないだろうが!」

「お前いつの間に頭の中がこっちに戻って来たんだ?後、『ブアクション』は言ってないぜ」

「だ、大体お前、天照大神様から幼子のことを頼まれたんだろ?名前ぐらい聞いているだろう?」

「忘れた」

「お、お前っていう奴は!少しぐらいその普段使わない頭脳を働かせろよな?この単細胞がァ!」

 鹿威は顔を歪めた。何故なら頭の中のレベルが一緒だからだ。しかも周囲の神々達からは、霪馬と鹿威をあわせて呼ぶ時、“馬鹿”と呼んでいる。

 しかし、霪馬と鹿威はこの呼び名を全く持って気に入ってない。


「ふんっ、お前だけには言われたくないね!

「まあ、俺もだけど」

「なんだお前、認めているじゃないか?偉いぞ!」

「お前も一緒だろう!」

「まあ、この話しはここでお終いとして、問題はこいつだよこいつ」

 鹿威は幼子を指差した。幼子は寒くて震えているのだが、何故か鹿威や霪馬は気にもとめずにまた話し合っていた。


「ああ、幼子ね?名前は何て言うんだ?」

「さっきも言ったようにオレも知らない」

「たくっ、お前の聞き方が悪いんだよ!こう言う時は幼稚に話しかけるみたいにするんだよ」

「いや、こいつ幼稚なんだけと」

「ゴホン!えーと、そこのお嬢さん!」

 霪馬は自分が間違えた事に気づいていたが、鹿威のツッコミを無視した。そして霪馬は強張った笑顔を浮かべながら幼子に話しかけた。


「名前を教えてくれないか?」

 幼子に応答なし。霪馬はもう一度怪しい笑顔を幼子に向けながら言った。

「えーと、君のな・ま・え・を教えてくれなか?」

「……」

 幼子と霪馬との少しの沈黙が続いた。霪馬と幼子は次第に睨み合う形になっていた。

 そんな二人を交互に見ながら鹿威は何故か笑いを必死に抑えていた。


 霪馬達はまだ睨み合いを続いていた。しかし、次第に幼子は霪馬の顔から背ける形へと変わっていた。遂に笑いを堪えきられなくなった鹿威は吹き出した。


「ブッ!お前さっきまで自信満々だったのになんなんだ?」

 ゲラゲラ笑い出した鹿威は、呼吸がしずらくなって一人深呼吸をしていたが、何が可笑しいのか?また、ゲラゲラ笑い出しもはや笑いのツボが壊れたようだった。


 霪馬はというと顔を真っ赤にし、眉間に皺を寄せて怒りのせいなのか、体をブルブル振るわせていた。

「こ……」

「ん?どうした霪馬?」

「こ、こんのクソガキがアァァァ!」

 遂に霪馬の頭のネジがぶち切れた。顔を真っ赤にして幼子に突っかかったが慌てて鹿威が押さえた。


「落ち着けって霪馬!相手は四歳児だぞ!」

「うるせぇぇぇえ!四歳児だか五歳児だか知らねぇーが、人がせっかく親切にしてやっているってんのに何だ?このクソガキの態度はァァア!俺に喧嘩売るってんのか?上等じゃイィィ!」

「だから落ち着けって!もしかしたらこいつ、まだ言葉が分からないのかも知れないぞ!それに大人気ないぞ霪馬!」


 必死に霪馬を押さえている鹿威。まるで子供が駄々をこねているかのような霪馬。

「このクソガキ!俺の蹴りを一発入れてやろうかァァア!」

「止めろって!お前が蹴ったら幼子が遙か遠くまで飛んでいくよ!死んじゃうよ!」

「死んだっていいじやねぇか!」

「ダメー、そんなことしちゃダメー!天照大神とか他の八百万の神々が怒るよぉ!?」

「別にいいじゃねーかァ!」

「それがいけないって言っているだろうが!」


 霪馬と鹿威のギャーギャー五月蝿いこのやり取りが一時続いた。そして、随分時間が経った。

 静かになった幼子の周りには、疲れ切った鹿威の後ろには、暗いオーラを出しまくって何か小さい声でグチグチ言っている霪馬が居た。

 鹿威は、肩をトントン叩きながら呟いた。

 

「全くやっと落ち着いてくれたか霪馬。あー疲れた~肩が凝るぜ。全く何で幼子をある人達の所まで届けるのにこんなに体力を使うんだ?」

 誰も話さない。だだ一人でブツブツ喋っていた鹿威は段々と乏しくなっていた。


「なあ、お子ちゃまさんよ。いい加減に何か名前とか何でもいいんで話してくれないかな?オレ一人で喋っているのって凄く寂しいんだから」

「……」

「はぁ、また黙りか。いい加減にしてくれよほんと……これじゃ霪馬が怒るのも無理無いぜ?」

 そう言った時、さっきまで拗ねて居た霪馬が元気よく立ち上がって言った。


「よく分かってんじゃないか!鹿威」

「お前……立ち直るのが早いな?」

 さっきとは全く違うオーラを出しまくっている霪馬を見て唖然としている鹿威だった。


「あったり前だ。俺を誰だって思っている」

「ただの馬の神でそれ以上でもそれ以外でもない」

「な、何かイラッとくる発言だな」

「本当のことを言ったまでだ」

「……」

「ところでこれからどうするんだ?オレは、この幼子を江戸まで届けないと行けないが……お前はどうする?」

「決まってんだろ。俺もお前と一緒に付いて行くんだからな!」

「はあーお前も来るのか?お前が来るだけで足手纏いだからこっち来んな」

「チッチッチ、お前には拒否権何てねーよ。何せ俺が勝手にお前について行くだけだから」

「ああ、そうかよ」

 鹿威の何かやる気の無い声に気づいた霪馬は首を傾げた。


「ん?どうしだ鹿威。何かやる気のない気の抜けた感じは?」

「別に良いじゃないか」

「そうか」

 ここで霪馬と鹿威との会話が切れた。もとから陰獣や妖怪が好みそうな薄暗い場所だった。なので、人の声が聞こえなくなったらますます不気味になった。


「なあ、霪馬」

「ん?何だ」

「早いとこ、ここから離れないか?」

「何故だ?」

「だってお前、ここ何か不気味だし、もうすぐ日が沈む。そしたら陰獣やら妖怪がここをうろつくだろう?だから少しでも安心する場所でオレは夜を明かしたいし、この幼子も安全な所に連れて行かないといけないだろう?」

「そうだな」

 霪馬が言ったその時この場にふさわしくない声が聞こえて来た。


「だめ……だよ………」

「ん?霪馬お前、何か言ったか?」

「いや、何も言ってないが」

「そうか?俺も何も言ってないとすると残りは一人だ……け?」

 と鹿威は幼子の方へと顔を向けた。


 そして、鹿威の目が次第に大きくなり驚きを隠せないような表情になった。

 鹿威が見ているその先には今まで顔をうつむき加減にしていた幼子が今は、目尻に涙を浮かばせ必死に泣くのを我慢していた。


「え、えーと」

 戸惑う鹿威。その鹿威の様子を見物していた霪馬は何かを言おうと口を開きかけた時、今度ははっきりと幼子が言った。


「駄目だよ……村に……みんなの所に……お母さんの所に帰らないと……きっとお母さんや皆が心配している」

「だがあそこはもう」

「帰りたい帰りたい!お母さんのところに帰りたいィィィィー」

 急に叫び声は上げ、今まで我慢していた涙を流し、大きな声で泣き叫んだ幼子だった。

 静かな森の中にただ一人の泣き声が響いていた。泣き叫ぶ幼子を見て戸惑う霪馬と鹿威だった。


「お、おい!霪馬どうしてくれるんだよ!幼子泣いちゃったじゃないか!」

 霪馬のせいにしようと必死に頑張る鹿威。

「はぁ!俺のせい!?俺、幼子が話した後は喋ってないぞ?お前が泣かしたんだろうが」


「い、いやいやオレは泣かしてないよ!全然泣かしてないからね!?だいたいお前がさっきキレたせいて多分怖くなって泣いているんだよ!うん、きっとそうだよ」

「何時のこと言ってんだ」


 幼子の泣き声と霪馬と鹿威の五月蝿い言い合いが一時混じった。

 そろそろ幼子が泣き疲れたときには、同じく鹿威達も疲れていた。しかし、幼子は泣き疲れたとはいえ、さっきよりましになっただけだった。


「な、なあ、とりあえず幼子の泣き声をどうにかしようぜ」

「ああ、そうだな」

「よし、決まりだな。で、誰がこいつを慰める?」

「俺、パスでよろしく」

「オレもパスで……って、あのー、霪馬さん?」

「何だ?」

「何だってお前……今現在ここにいるのはオレ達だけなんだけど」

「ああ、わかっている。だから俺はパスで必然的にお前に決定な」

「え?え、えええェェ!お、おいちょっ、ちょっと待てよ?それ何かおかしくないか?」

 鹿威から人差し指でさされ、霪馬は不機嫌な顔だった。


「どこもおかしくも何とも無いが?」

「いやいや、おかしいだろ?十分おかしいよね?それちょっと不公平だよねそれ?」

 鹿威からネチネチ言われ、ちょっとキレた霪馬はジャンケンで決めようという話になった。

「よし、ジャンケンだな」

「ああ、ジャンケンだ。何回勝負にする?」

「もちろん、ここは面倒だから一発勝負ってとこでいこう」

「よし、なら決まりだな。さあ、いくぞ」

「ジャンケン────」



チーン



 無惨にも鹿威の負けだった。勝ち誇っている霪馬と真っ黒なオーラを出しまくっている鹿威。

「な、なあ。もう一回やらないかジャンケンを」

「駄目駄目。お前何回やったと思っている?もう、10回はやったぞ?」

「頼むもう一回だけ。これで最後だから本当、頼むよーなっ?霪馬様」

「気色が悪い名前の言い方をするな」

「なっ!」

「まあ、これで最後ならやってもいいが……本当に最後だぞ?」

「よっしゃぁー!次こそ勝手やるぜ!」

「はあー、じゃあさっさとやるぞ」

「ジャンケン────」



チーン



 またもや、鹿威の惨敗だった。

「なぜだ?なぜオレはジャンケンに弱い?」

「さあな。俺が知るか」

「しかし、何でお前はジャンケンに強い?これは不思議だな?」

「おい!グダグダ下らないこと言ってないでさっさとこいつ何とかしろ」

「アイサー」

 ダルさオーラを出しながら泣いている幼子に近づき何かを言おうと口を開いたが声は出なかった。

 何故なら鹿威はまだ解決していない問題があったのを気づいたからだ。


「なあ、霪馬」

「ジャンケンはもう無しな」

「いや、ジャンケンではなくて……」

「じゃあ何?」

「オレ、ある重大な問題を思い出したんだよ」

「ん?重大な問題?お前が昔泣かした人間の女のことを思い出したのか?」

「ちげーよ。てか昔泣かした女って誰?オレ、そんな奴知らないよ」

「じゃあ何だよ?」

「ほら、こいつの名前まだ聞いていなかったよな?」

「ああ、そうか……そうだっな。お前が名前を教えてほしいって言えよ。俺はごめん葬る」

「お前の大好きな人に似てるのに───わかったよ。またキレられたらこっちが困るから」

 っと言って鹿威は、幼子の目線に合わせるように腰を屈め、一時睨みつけた。そしてゆっくりと口を開いた。


「おい、オレ達はあんたを安全な場所に運ぶためにここに来たんだ。だから、そんなに怖がらなくても大丈夫だから、オレ達にあんたの名前を教えてくれないか?」

「……」

(やはり黙りと来たか)

「よし、ならこうしよう。もしあんたの名前を教えてもらったらオレの嫁さんにしてやっても良いぞ」

(ふっ、イヤだけどね)

 急に不細工な顔をした幼子。


「ぶっ!お前の嫁になる奴何てよっぽどのもの好きじゃねーといねーよ」

「お前は黙っていろ霪馬」

「ハイハイ……ブップッププ」

「よし、なら何がいい?菓子か?吉原のお姉さんにあいたいか?」

「おい!お前途中から変なもんが混じってんぞ。アホ」

「じゃあ、何がいいんだよー霪馬」

「お、俺の方!?」

「妾は……」

「お、こいつ今喋ったぞ!霪馬」

「あ、う、うんそうだね」

「妾は……妾はお母さんに会いたいぃぃ!」

「えっ?」

「お母さんに……おかさぁんに……ヒクッ……おかぁさんにぃ~あうぃたい」

「え、えええ!ちょっ、名前はぁぁぁ!」

 とそんなかんなで幼子から名前を聞き出すのに時間がかかった鹿威だった。


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