用語辞典
小説の中であまり分からないことがあったらこちらを……
これも、物語が進んで行く度に更新していきたいと思います。
これは物語に出てくる用語辞典です。まだまだ少ないがこれから増える予定……わからない時はこっち。五十音です。
陰獣
説明
人の負の心や憎悪、憎しみから生まれる獣のような物体だが生きある者を食べる前は、煙りのような影。闇のように黒く血色のような赤い目。牙が 長く鋭い。噛まれたら、そこから穢れそのままにしたら腐る。
犬のような形や牛や兎が交じった陰獣などがいる 。犬のような形を豺鬼、牛や兎のような形が髏鬼。陰獣の名前の語尾には必ず「鬼」という言葉がつく。
体の大きさに関わらず素早いのでかなり倒すのに苦労する。特に髏鬼は目や耳、鼻が良くかなりしつこく、眉間の間と首が弱点だかそれ以外は、何度も切り刻んでも再生もしくは増える(分別)かなりしぶとい者。
元は煙りのような影だが形在る生き物を食べたらその生き物と同じく形になる。形は似ているが何故かその生き物より大きくなる場合がある。
髏鬼は何故二つの生き物が交じった形になったかは不明。 また、陰獣には皆三つ目か三つ目以上の目を持つ。また、異臭からは異臭の臭いが漂う。
かぐち村
説明
小春が住んでいる約30人程度の小さな村。町からかなり離れている(町からかぐち村まで約半日はかかる)。
山々(ほとんどが崖)に囲まれちょっと歩けば綺麗な川(今は)などがある。小春が養子として来る前は貧しく、川が汚い村だった。
昔から薬草が少し採れていた。しかし、小春が来てから薬草が豊富に採れるため、昔以上に早乙女が営んでいる薬屋に薬の元を売っている。また、この村が安定して暮らせるのは薬屋が薬の元を沢山買い取ってくれるかららしい。
神擬
説明
神々が各々(おのおの)の力をある一族に注いでその力を最も強く受け継いだのを神擬という。
初めの神擬以外の神擬は体が弱い為、ちょっとしたことでも、死んだり弱まったりする。しかし、かなり戦闘能力が高い。 神擬になった者は皆、不幸な運命をたどっているため一族からは不幸な者または、呪われた者と言われ一族からも恐れられていた存在。7の歳を境に目が青から漆黒に変わる。
神使
説明
神様に使える者。主にその神に縁のある動物達が神使になるがこの物語では擬人化した動物が多い。
馬鹿
説明
この物語上では漢字の「馬鹿」は主に鹿威や霪馬のことをさす。また、「バカ」のカタカナの場合は人を貶す言葉 。
何故彼らにこのような馬鹿という言葉がついたかと言うと実は二人して昔(今)もバカな事をやっているため他の神々からは、バカという言葉を漢字にして馬鹿と名付けられた。
御代ノ一族(御代ノの里)
説明
神々が各々の力を託した一族。神擬が生まれる地 。出雲の一番東にある。
山々に囲まれ外部からの人に見つからずひっそりと暮らしていたためかなり独特の文化を持つ。言葉も違う。時々外部の人が迷い込んだりする 。
豊かな自然に囲まれ皆、普通の人より超人的な能力を持つ。御代ノ一族の特徴は漆黒の黒髪に漆黒の瞳、雪のような透き通った肌が特徴。
巫女のような人たちが主にその場を仕切っていたが彼女らは巫女神と呼ばれる人の世話係。御代ノ一族の長は代々女性がしている。
神擬は本来は7つまで目が青色。 人口は約100人程度だったが跏琉嘛一行に滅ぼされた今は無き一族。
夢想空
説明
カルが作り出した空間的な場所。ここで欲しいものを強く願えば何でも出てくる( 生き物以外)。後は不明。
第二部に移しました。