登場人物紹介
登場人物の紹介をしています。一部ネタバレを含むかもしれません。
物語が進んで行く度に更新していきたいと思います。
妖怪達の年齢は人間だとおじさんにに成るぐらいの年齢になりますが何せ妖怪なので、人間と生きている時間が違う為、若いです。
これまでの登場人物の紹介です。
主な登場人物
名前:田沼小春(幼少時名:春菊)
神名:菊理媛神
年齢:満16歳
身長:155.5㎝(4尺1寸)
一人称:わたし(幼少時一人称:妾)
説明
この物語上の主人公で御代ノの一族の生き残り。田沼夫妻に引き取られた。薬の元を売っている八百万薬元屋の看板娘的な存在。基本的口調は敬語。しかし、イラッときたときは言葉遣いが悪くなる。また年下や同じ年の人に対してはタメ口。
神擬であり、跏琉嘛を唯一封印出来る人。菊理媛神の生まれ変わり。
幼少時は瞳が青く16まで青かったが鹿威達に出会い神擬であることを自覚。まだ神擬(菊理媛神)としては完全体では無い。
怒り、悲しみなど、興奮状態になると力の制御が出来ず瞳が青に戻ってしまう。
風貌は、眉目秀麗の美少女で漆黒の黒髪(美髪)で踵まで伸びた髪と漆黒の瞳を持ち雪のような白い肌が特徴。また、長い髪は横や後ろにで束ねて結んでいる。
黙っていればお淑やかにみえるが以外と頑固で健気かつお茶目な性格。通常はボケ担当。変顔が得意。そしてアホ。
困っている人をみるとほっとけない。また、考えるより先に無鉄砲な行動をとる。
ある義総から貰った簪を何時も着け歩いていたが、彼が成仏し、簪が手元にあると未練が残ってしまう為彼の弟である匠次郎に返した。
幼なじみの一人である義総とは許婚であった。物語が進むにつれて、遠い過去の幼い頃の青春の思い出になった。
作者曰わく、「第三章になって“昔想っていた人”になっている」
鹿威達からは残念な美少女と言われている。また、猿並みの木登りや腕力などで村の中で一番、娘として扱ってもらえないことが悩み事。
幼少時は100人中100が認めるほど不細工だった。
名前:早乙女匠次郎
人間:呉服屋兼薬屋
年齢:約21歳
身長:173㎝(4尺5寸7分)
一人称:私
説明
呉服屋兼薬屋を営んでいる早乙女夫妻の次男坊。愛称は匠ちゃん。
兄の義総が死んでからは薬屋の跡取り息子となる。義総を自慢(尊敬)出来る兄と思っている。
また、彼らの古いご先祖様は、白拍子と陰陽師である。しかし、匠次郎の場合は、白拍子の力(血)を濃く受け継いでいる。
初登場は幽霊や妖怪、陰獣を見たりすることは出来なく憎悪や憎しみ、この世に未練を残した幽霊の夢を視ることができいた。
兄が成仏する前に匠次郎は兄から制御されていた力を解放された。その為、妖怪や陰獣などを見れるようになった。
霊に取り付きやすいので、体が普通の人より弱い。
もと、兄の式神、白黒を呼び出すことが出来るが、呼び出す際に彼の大量の血が必要だった。しかし、兄の成仏以降、自由に呼び出せるようになった。
美青年でこの時代の髪型にしては、珍しく髪を短く切っている。麦色の髪。
誠実で一途な性格。すこし天然腹黒さがある。
小春より5つ上。隠れて武術を兄の親友である小次郎に学んでいる。
第二章の第十六話で彼の小春に対する想いが、十一年間にも及ぶ淡い恋心(戸惑いな恋)と判明。本人は周囲にバレないようにしているが、勿論皆分かっている。しかし、小春はまだ気付いていない。 恋愛下手。
名前:鹿威
神:鹿神
身長:169.9㎝(4尺4寸9分)
一人称:俺→オレへ変更
説明
第一章の主人公の一人。みての通り彼は鹿の神である(鹿を擬人化した男性の形をした神)。
人間の姿の時の髪色は通常、茶色だか本来の色は、聖なる白(真っ白)である。アホ毛が出ている。獣の瞳(黄色)。
霪馬とは、腐れ縁な為、お互いいろいろと知り尽くしている存在。また信頼できる良き友でもある。
よく、霪馬とバカをやらかしたせいか?他の神々からは、二人合わせて馬鹿と呼ばれている。ご本人はどうでもよく、余り気にしていない模様。
基本は人間嫌いなため余り人前では出ないが信頼できる人(また、かぐち村の人々)は別。
下ネタや下品なネタの話が大好きでほぼ毎日のように霪馬と話している。また、“遠慮”と言った言葉を遠い過去に置き忘れた神。
3年前、異国の神様と交流したため時々、異国語混じりの言葉で話してしまう。 作者いこう、鹿威と霪馬の区別がつかなくなったので、一人称を俺→オレへ変更します。
霪馬より鹿威の方が年長さん。
切れ長な目のイケメン神様。ギャグ担当
名前:霪馬
神:馬の神、十二支の一柱
身長:176.2㎝(4尺6寸5分)
一人称:俺
説明
第一章の主人公の一人。 見ての通り馬の神様である(馬を擬人化した男性の形をした神)。また十二支の一人。白い髪で獣の瞳(黄色) 。
鹿威とは腐れ縁の仲。お互い知り尽くしている為、鹿威のことは全てお見通し。
鹿威と同じく昔(今も)かなりバカをやったせいで二人合わせて馬鹿と 呼ばれるようになった。
また、彼は余りこの言葉を好ましく思ってはいない。むしろ禁句。
中性的な顔立ちのせいでよく鹿威や他の神々から嫌がらせで女装させられる。相談しやすいタイプ。
ブチキレると面倒くさいがいろいろと心優しい場面もある。かなりの馬力を持つ。
ギャグ担当。鹿威の変な言葉の通訳役をしている。
名前:赤霧菖蒲
人間:元忍者(くの一)
年齢:23歳
身長:167.6cm(4尺4寸4分)
一人称:あたし
説明
赤霧一族の元忍者(くの一)。一族の中でずば抜けて優秀だった。
しかし、彼女が17の時に妖怪に取り憑かれその後遺症で髪が赤色に変わってしまったことで一族を破門された。(忍者は忍ぶ者で目立つ髪色では直ぐに敵に見つかってしまうため)
風貌は色気たっぷりの顔と爆乳に赤髪を一括りにして結んでいて、耳飾りを着けている。また、服装は露出が多く、忍者の服装も動きやすい服。
性格はお洒落で、女好きで男嫌い。酒好き。百合趣味で良く小春にちょっかいを出す。
ドSモードとドMモードの二つを持ち合わせてあり、ドSモードは男。ドMモードには女性に。しかしその中間が無い、ただのド変態。また、爆乳と言う言葉が禁句らしく、霪馬とはお互いの禁句を言い合って喧嘩している。
名前:カル
一人称:私
出身:不明
年齢:不明
説明
小春の夢の中に出てくる剽軽かつどこか親しみを感じる人。言葉遣いが気分によって変わるが真面目な時は真面目。
黒瞳と黒髪(後ろにおだんご結び)、白い肌が特徴 。好青年で狩衣の服装。
また、小春が夢の中?と思った場所は実は彼が自分で創った空間。強く願えば今自分が必要な物が出てくる。彼はこの空間を夢想空と言っている。しかし、今のところ彼については謎が多い。
付近の人々
名前:早乙女義総
人間:薬屋の長男
年齢:享年21歳
説明
第一章の第五話に彼の幼い頃が登場。第二章の第十四話で、カルマの一味に殺されたと発覚。また、同じく、小春とは許婚だった。
匠次郎の兄。愛称は義ちゃん。白拍子と陰陽師を先祖様に持つ。彼の場合、陰陽師の力(血)を濃く受け継いでいる。白黒は彼の式神の一つ。
匠次郎には先に死んでしまった事に申し訳さを感じている。また、彼が馴れない陰陽師の力で弱っていると小春に伝え、彼を止めるよう頼んだ。
弟のことは、死後も大切に思っている。
小春の正体の事は、死ぬ前に気付いた。
名前:田沼辰吾郎
人間:八百万薬元屋の主人
年齢:約45歳
一人称:私
説明
八百万薬元屋を営んでいる主人。 養子の小春とお彩のことを可愛がっていおり、実の娘のように思っている。
穏和な性格で責任感が強く、かぐち村の時期頭首。余り格好いいとは言い難い。口数が少ない。
名前:田沼春(お春)
人間:八百万薬元屋の婦人
年齢:約32歳
一人称:私
説明
辰吾郎の妻。娘達を弱愛(過保護)し過ぎてある親バカ。天然だが昔は小町娘と呼ばれていた。商人の娘だったが、かぐち村の辰吾郎と出会って駆け落ち( 一目惚れ)。今に至る。
子供好きだが本人は子供ができない体質。
名前:お彩
人間:八百万薬元屋の第二の養子
年齢:約9歳
一人称:あたし
説明
二つ結びのまだ可愛らしい少女。しかし、義母の お春より少ししっかりしている。義母のツッコミ役 。
小春が養子として迎えられた約4年後にまた養子として彼女が来た。
名前:薫
人間:主婦
年齢:39歳
一人称:私
説明
田沼家の向かい側(かなり離れている)の月智家の妻。見た目場二十代に見えるが実はギリ三十路。口の下に黶がある。三人の子供を持っている。
名前:長
人間:かぐち村の現頭首
年齢:75歳
一人称:儂
説明
かぐち村の現頭首。色々と物知りだが最近は物忘れが激しい。かなり、年をとっているが毎朝早く散歩している元気なお爺さん。
名前:宗谷
人間:月智家の跡取り息子。
年齢:16歳
一人称:俺
説明
月智家の長男坊。小春と同い年で昔はよく小春に悪戯をしていた。旧悪ガキ大将。今は大人びているが中身は余り変わっていない模様。
名前:正平
一人称:俺
人間:宗谷の従兄弟
年齢:11歳
説明
現かぐち村の悪ガキ大将(問題児)。下品な事や危ないことまで平気にするただのバカ。しかし、まだ子供なので好奇心いっぱい。よく小春に絡んでは母親に叱られる。一度は女が入っている浴槽を覗き見して、お彩に見つかり、1日一人で畑仕事という罰を与えられた。お彩とは仲が悪い。
名前:彩香
人間:村の娘の一人
年齢:16歳
説明
よく小春をからかう人だが正義感が強い。お絹とは親友の仲。匠次郎に憧れている。
名前:お絹(絹)
人間:村の娘の一人
年齢:16歳
説明
彩香の親友。昔は引っ込み思案だったが親友の彩 香と仲良くなり今は誰とも話せる。
名前:早乙女八右衛門
人間:薬屋の旦那(主人)
年齢:56歳
一人称:私
説明
呉服屋兼薬屋を営んでいる旦那。厳つい顔つきだか心優しい子供思いの超絶親バカ。時々店に薬の元を届けにくる小春も可愛がっている。今は一人になってしまった息子を大切にしている。涙腺が弱い。
名前:早乙女美代(お美代)
人間:匠次郎と義総の異母兄妹
年齢:12歳
説明
義総と匠次郎の異母兄妹でお千代の姉。随分歳が離れているが、後妻の娘。
とにかく元気が取り柄の人。かなり妄想が激しく、勘違いをしやすい。天然ボケで匠次郎を毎日困らせる、困ったちゃん。皆、平等に大好きで誰彼かまわず「好き」と言っている。小春には姉のように慕っている。もう一人の兄、義総が大好きだった。
名前:早乙女千代(お千代)
人間:美代の妹
年齢:6歳
説明
かなり人見知りの激しい可愛らしい娘。姉のお美代と毎日一緒にいるが、習い事をしているお美代が居なくなると異母兄妹の匠次郎の仕事の邪魔をする。寂しがり屋で甘えん坊さん。母や他の皆は仕事で忙しいため、何時も、家猫のクロと一緒。
もう一人の兄、義総とは、彼女が4つの時に亡くなっており、余り記憶に覚えていない。
名前:おきん
人間:茶屋の奥さん
年齢:18歳
身長:158.9cm(4尺2寸)
一人称:私
説明
小春より二歳年上だが小春の大親友。元かぐち村の人である。ある事件に巻き込まれたが無事帰って来て子供を産んだ。
性格は姐さんタイプで、面倒見がよい人。また生活費は彼女が全て管理しているある意味最強のママさん。
名前:新井十畝
人間:医者
年齢:62歳
説明
早乙女が営んでいる薬屋の常連客。腕が良く、格安で平民に人気の医者。早乙女の旦那とは良き友だが彼の方が年下。
名前:恵(お恵)
人間:女中
年齢:14歳
一人称:アタシ
説明
義総を仇として恨んでいた少女。しかし、義総がいないことを知りながら、その弟である匠次郎を義総と思いながら仇として狙っていた。
前々から陰獣に取り憑かれており、祖母が亡くなったとたんに、復讐に捕らわれてしまった。
第二十話で、陰獣から解放された。
御代ノ一族
名前:跏琉嘛
説明
初めの神擬。本来は心優しいく慈悲深いが何らかの原因で闇に落ち4人の神を殺した。7つの特別な力を自由自在に使え神擬最強の頭の良い好青年。今のところ7つの力の一つ異空間を開く力だけは知れ渡っている。 謎多き人物。
二代目の神擬
性別:女性
説明
霪馬の話しで出て来た神擬。霪馬曰く、彼女の性格は男勝りでちょっとツンデレだったらしい。刀の名人
三代目の神擬
性別:男性
説明
霪馬の話しのみ出て来た神擬。霪馬曰く、臆病で弱虫で引っ込み思案な性格だったらしい。しかし、やる時はやるという性格。
その他の神々・神使
名前:天照御大神
一人称:私
説明
太陽を司る神。伊耶那岐神が黄泉国から戻って禊ぎをした際、左目を洗って出て来たのが天照大神。物語上では、鹿威達を幼い小春を田沼夫妻のところに届けるよう命令した神。
高天原の最高神で弟の素戔嗚尊を心配している。また、この物語では彼女はどこか抜けている神様。
名前:ニニギ
一人称:私
説明
国津神に国を譲るように言った神。本来は天邇岐志国邇岐志天津日高日子番能邇邇芸命(あめにぎししくににぎしあまつひこひこほのににぎのみこと) という漢字二十字に及ぶ名前をもつ神様。天照大神の孫にあたる。物語上、彼もどこか抜けている神様。
名前:大国主神
一人称:私
説明
出雲大社の主神。春画を見るのが趣味。そのためよく神使の椿にお説教させられる。
※実際は違います。
名前:椿
一人称:私
神使:かなり使えている模様
説明
大国主神の頼れる神使。真面目でよく大国主神や不真面目な新人神使をお説教している苦労人。兎を擬人化した神使。
名前:茅
一人称:あたし
神使:大国主神に使えて300年
説明
鹿威達を散々な目にあわせたお転婆な神使。よく、同士の鉗と悪さをしては椿にお説教させられる。猫を擬人化した神使。
名前:鉗
一人称:私
神使:大国主神に使えて300年
説明
ふっくらとした顔の神使。真面目に見えるがかなり頭がよく悪戯をする。茅と同じく椿に毎度お説教を聞かされる。猫を擬人化した神使。
名前:狸嶺
神:狸神
身長:156㎝(4尺1寸2分)
一人称:あたし
説明
新井十畝のところで働いている。妖によく間違われる人間的な狸の神様(狸を擬人化した女性の形をした神)。ちょっとした毒舌だかこれは彼女なりの気遣いらしいが……霪馬と仲が悪るい。
名前:猫斑
神:猫神
身長:155cm(4尺9分)
一人称:私
説明
早乙女屋でいつの間にか居候している猫神。大昔にネズミに騙されてネズミ(鼠原)を恨んでいる。
猫の性格の通りで夜行性。
マタタビ大好き。
神:敷地神
一人称:ワシゃあ
説明
隠居暮らしを思わせる姿の爺。「ワシはあ」とあまり上手く言えないため「ワシゃあ」になっている。
神:家屋の神
一人称:ボク
説明
座敷童を思わせる外見をした小さい少女。髪を肩の上で切りそろえ、頭の上に少量の神を束ねてその髪もまた切りそろえている。
退屈な事が嫌いで状に面白いことを考えている。弄くりがいのある鹿威を慕っている。少女のような姿だが、年齢は人間にすると婆婆。専門的神様はほぼ同じ年齢。
神:屋敷神
一人称儂
説明
自称仙人の外見をモデルにしている爺。はたから見ると貧乏神を連想させる髭の長い神。専門的神様の中では一番髭が長い。
杖を肌身離さず持ち歩き、何かあればその杖を使う。
神:門口の神
一人称:私
説明
鎧を着た厳つい顔立ちのオッサン。口数は少ない。
神:台所の神
一人称:ワシ
説明
三十路外見のおばさん。きっちり体質で不真面目な鹿威達を気にかけている。ドッキリ大成功は彼女が全てを計画した。
神:井戸の神
一人称:私
説明
女のような男のような姿をした神。薄い水色をした髪色で髪が長い。悪戯事大好きの神で、ドッキリ大成功では井戸の神に次ぐ主犯。冗談大好き。
最近のマイブームは、夜な夜な井戸の周りに何かやらかす人間を、長い髪をたらしながら井戸から這い上がって脅かすこと。
神:竈神
一人称:俺
説明
一瞬、七福神の布袋を思わせる神。しかし、髪は健在。食べることが大好き。竈を磨くのが毎日の日課。
式神と付喪神
白使
妖:式神
説明
義総の式神の一匹。もとは、犬神様の神使だったが、義総の力などに惚れて彼に使えた。実は犬神様の元を離れるのにかなり迷った。
性格は上品で忠実心が強く、潔癖。黒使はよき後輩だと思っている。白使の方が約1000歳年上。人間のように話すことができる頭の良い。今は義総の弟、匠次郎の式神。
黒使
霊:式神
説明
義総の式神の一匹。もとは、山の中で暴れていた山犬の悪霊。義総とは山の中で暴れている時に出会い、そのまま彼に負けて式神となった。
本来なら滅されるはずの自分をただ式神にした義総に疑問を抱いている。
性格はおおざっぱで面倒くさがり。しかし、約50年前に自分の居場所を奪った人間を怨んでいる。話すことが少々できるがまだ片言。今は義総の弟、匠次郎の式神。
名前:久淡
式神:天の邪鬼
年齢:500ぐらい
一人称:俺様
説明
口の悪い匠次郎の初めての式神。匠次郎が九つに式神にした、もと悪。天の邪鬼なので、人が言ったことと反対のことをする。人が困っている姿をみると嬉しくなる。
名前:白
式神:猫又
年齢:50ぐらい
一人称:白
説明
猫又の匠次郎の式神。主に観察系の仕事が得意。また、名前の通り白く、女人の姿に化けると美しい人になる。猫なのでよく主の匠次郎に甘える。マタタビが大好き。
名前:柊
式神:狐
一人称:我
説明
代々、匠次郎達の祖先に使えている式神の中では最も最古の式神だが齢は白使より若い。主に対して絶対なる忠実心があり、言葉遣いの悪い久淡の世話役。
名前:カグツチ
付喪神:扇子
一人称:ワシ
説明
大阪弁の扇子の付喪神。主以外、口が悪い。元は道束のモノだったが、余り使わないため、小春のモノとなった。小春の力の影響で自分の姿を今のところ、刀、大鎌と変えることが出来る。
名前は自分でつけた。カグツチと言う神様の名前だけが気にっており、自分の名前もカグツチらしいが、火とか扱えない。だって付喪神だから。
十二支
名前:鼠原
神:十二支の子
身長:158.6cm(4尺4寸6分)
一人称:あたし
説明
十二支の一柱で子。鼠色の髪を持つ、頭の上で二つお団子結びをしている。ネズミの耳みたいに。語尾に「ネ」が口癖の女性の形をした神様。狸嶺に似ていると言われている。
名前:兎雪
神:十二支の卯
身長:155.8cm(4尺1寸2分)
一人称:僕かオレ
説明
十二支の一柱で卯。童顔女顔な為、自分と良く似ている霪馬を兄貴と呼び慕っている。医学の知識があり度々、他の十二支から頼りにされる。しかし、マセのエロ餓鬼でムッツリスケベな為、一部の十二支からはエロガキと呼ばれるものしばしば。
十二支の中で一番背が低い。また、「~ッス」と言うものが口癖。
名前:神蛇
神:十二支の巳
身長:175.6㎝(4尺6寸5分)
一人称:私
説明
十二支の一柱で巳。白い髪で獣の目を持つ。男性の形をしている蛇。性格は冷静で真面目だか時々ボケる。同じ十二支の一柱の夜鳥に迷惑行為を受けている。
名前:霪馬
神:十二支の午
身長:176.2cm(4尺6寸5分)
一人称:俺
説明
重要人物にて説明されている。
名前:羊緋
神:十二支の未
身長:162.3cm(4尺2寸8分)
一人称:私
説明
十二支の一柱で未。薄い、ピンクの混じった白色のクセ毛の天パーな髪を持つ。横に椿の花髪飾りをつけている。もの温和しすぎて、十二支の中では影が薄い。しかし、「ぶっちゃけ」と言う口癖をつけてからは何とかそれを回避。
女十二支三柱の中では一番控え目な女の形をした神様。何かと、兎雪をからかっている。
名前:猿真
神:十二支の申
身長:170.3cm(4尺5寸1分)
一人称:おれ
説明
第二十話の一部分にて登場。まだ、正確な紹介は出されていない。
鹿威の事を“ディアさん”と呼ぶ。
名前:夜鳥
神:十二支の酉
身長:165.9㎝(4尺3寸8分)
一人称:アタシ
説明
十二支の一柱の酉。綺麗な浅葱色の髪で獣の目を持つ。お洒落でキラキラ光る物が大好き。「~だよー」とか「~だね~」と語尾がのびる。同じ十二支の巳にストーカー行為っぽいことをしているが、本人はただ嫌がらせをしているだけ。
他人を挑発する発言が多く、それに対して他人が怒ると喜ぶ、ちょっとS気味な性格。
名前:犬犲
神:十二支の戌
身長:170.5cm(4尺5寸)
一人称:私
説明
十二支の戌。霪馬と同じ、狩衣の服装。尺を何時も持ち歩いているお方。巳より真面目では無いが、まあまあの真面目。人間に近い存在で犬神一族のお方。犬神様とはまた別。
白い髪の持ち主。
その他の妖怪達
名前:道束
鬼:青鬼
年齢:80歳
身長:163.5cm(4尺3寸2分)
一人称:私
説明
青鬼の長。50年間、呪いのせいで腹の中の子供が産まれてこなく、ずっと弱っていた。そのため本来青い髪が真っ白だった。しかし、小春達によって問題が解決。第九話の最後らへんに無事子供が産まれたと分かった。
性格はお淑やかで一族にとって親的存在。また、自分の子供に弱愛し過ぎて最近は千景に迷惑をかけている。
風貌は長いスカイブルー(水色)の髪を持ち、耳が尖っている。角は人間の時の場合無いが、本来は角が頭に二本ある。
名前:千景
鬼:青鬼の隊長
年齢:85歳
身長:180.1cm(4尺7寸5分)
一人称:俺
説明
青鬼の長の次に偉い青鬼の隊長。生真面目で堅苦しい鬼だが道束の事となると我を忘れる。
性格は礼儀正しく敵に対しもまず話しをするタイプ。なるべく和解で問題解決を望む争いを好まないお方。
風貌は腰に二本の刀を差し、動きやすい服を着ている。また、顔の上半分は仮面で隠してある。髪の色は青黒。道束のことがどうやら気になる様だ。
名前が下ネタぽいと良く言われ、鹿威や霪馬に菖蒲にちょくちょく名前のせいでいじられる。
跏琉嘛一行
名前:跏琉嘛
神擬:第一世
出身:御代ノ里
年齢:不明
説明
全ての原拠である存在。第三世によって封印されたが、次第に封印が弱まっている。
陰獣を従えることが可能。
名前:不明
妖怪:西洋妖怪
年齢:不明
身長:184cm(4尺8寸6分)
一人称:僕
説明
第十五話にて初登場。
西洋の服を着ており、髪型は七三分けの眼鏡をかけたナルシスト。
彼が企てた事件がほぼある。
まだ何の妖怪かは不明。
名前:不明
妖怪か人間かは不明
年齢:不明
身長:189cm(4尺9寸9分)
一人称:俺(俺はぁとなる)
説明
第二十話にて登場。
顔に大きな傷痕がある男性。キセルを愛用。弟がいる。
戦いを好む。また、小春をフルボッコにした。
昔、匠次郎を餌として連れ去り、義総を殺した張本人でもある。武器は銃と刀。
名前:不明
妖怪か人間かは不明
年齢:不明
身長:180cm(4尺7寸5分)
一人称:オレっち
説明
第二十話にて登場。
ボサボサに伸ばした癖っ毛のある髪。また、どこか病んだ青年。
敵を名で縛ることができる。(人は名で縛ることは容易いらしい)
神封じの術で、鹿威と猿真の動きを封じた。本名を知っていれば名で縛ることが出来るが、小春は名で縛ることが出来なかった。
第一部に移しました。