【神輿 恋菜代筆】「忙しいんだから小説なんか書いてられるかっ!~朝起きたら小人さんが私に代わって作品を書いてくれてました~」
私は可憐で美しい伯爵家のお譲様。但しちょっとお酒につぎ込み過ぎちゃって家の財政状況は赤字続き。
なので反省して最近は真面目に貴族の務めを果たしています。だから色々と忙しいの。
最近は3夜連続で徹夜舞踏会なんつうもんにまで出席しなければならなかったわ。おかげで趣味の執筆に割ける時間が全然取れない・・。
そのせいなのか段々フレストレーションが溜まっています。なので舞踏会ではもっぱらお酒をグビグビと飲んで紛らわしていました。
うん、自分の財布からお金を払わなくていいお酒はいつにも増しておいしいわっ!わははははっ、樽ごと持ってこいやぁーっ!
こんな感じで痛飲した翌日、なんと朝起きたら枕元に小人さんが私に代わって書いてくれた作品がありました。
成る程、さすがは小人だ。脳の重さが3グラムくらいしかないに違いない。
だって私は作品を小説投稿サイトに投稿したい訳じゃんいのよっ!自分で作品を書きたいのっ!そこら辺をAIに書いて貰って喜んでいるお子ちゃまたちと一緒にするんじゃねぇっ!
だけど折角書いてくれたんだから小人さんたちの好意は無碍に出来ない。なので取り敢えず投稿しておきました。
但しあくまで代筆してもらったと判るようにタイトルには【神輿 恋菜代筆】と付け加えておいた。更に万が一この作品がウケると癪なので加点は出来ないようにした。でも感想欄は開けておいたわ。
うん、もしも私が投稿してきた作品群よりも好評な感想が送られてきたら呪ってやる。
代筆作品なんかを投稿するなんて創作者ではないっ!なんつう青臭い感想が来たら、それをネタにエッセイを投稿してやるっ!
おーっ、なんか燃えてきたわっ!やっぱりエッセイって批判系が最高よねっ!他人の行為を糾弾するのって凄く楽しそうだわっ!
しかもネットって相手の顔が見えないから言いたい放題っ!上から目線でお説教だぁっ!
でも、漸く昨晩のアルコールが抜けシラフに戻ったら、そんな安っぽい感情も霧散してしまった。
うん、やっぱり書くなら『物語』よっ!そして当然ハッピーエンドだっ!
だけどハッピーエンドのカタルシスを味わうにはその前に困難にぶつからないとならない。そう、カタルシスって結局『相対度合い』の差だから、困難の度合いが大きければ大きいほど、それを克服した時の喜びも大きいのよねっ!
なので私は今日も書くっ!書くんだけどウンコネタは封印しよう。だって女の子なんだもんっ!
-今夜もまた飲むっ!-




