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獅子神


風が気持ちいいね〜

こんな所でクルージング出来るとは思わなかったよ!


駄目だよお母さん勝手に釣竿使っちゃ!


しかし、なんだか赤い魚や青い魚しか釣れないね〜

巨大マグロは釣れないのかね、マグロが釣れればショコラなんか要らないのにさ


「えっマグロってそんなに高いの? 」


昔梅ちゃんと松ちゃんとクルージングした頃は巨大マグロを良く釣ったもんだよ、何時だったか500キロの巨大マグロを二人が釣ったて騒ぎに成ったんだけど、ありゃ私が一本釣りで引き上げたマグロなんだよ、私ゃマグロに興味が無かったもんで、二人に遣っちまったんだが、

あれ一匹でポルシェが買える何て知らなくて失敗したよ


「えっ! あの超有名人? 」


そうだよ、残念で仕方が無いよ!

私が銀座のクラブのナンバーワンだった頃、

知り合ってね三人で店の酒全部飲んじまって、他のお客さんの酒が無いって良くママに叱られたもんさ


「マジですか…… 」


(昭和を支えた著名人に御悔やみ申し上げます)


さあ着いたよ、マグロ釣れなかったから、さっさと犬、見つけて、ふみこに宝石貰うよ!

でも、なんだい? 本当に石とカエルばっかのの島だね!

こんな所にショコラ何しに来たんだろうね?


まあ、ここに居るなら案外探しやすいかもね


(石ガエル島には過去の部落の形跡は無く大きな石と小さな石がゴロゴロしていた)


とにかく日暮れ迄にはショコラを見つけないとホテルに帰れなく成っちまう

こんな所に野宿なんてまっぴら御免だよ


(ヨーコを先頭にユウはタクマをだっこしてアヤはめぐみをおんぶして、ヨーコ達は島中探し、

丘の上に有る神社らしき廃棄に辿り着く、廃棄の入口には二頭の狛犬の石像が有りショコラはその間に居た)


「見つけた、ショコラ! 」


ああ、やっと見つけたね、さあ連れて帰るよ


(ショコラは石像を見上げ涙を流していた)


「お母さん、この犬、泣いている」


泣くと、一段と不細工だね…… ?ん

この狛犬の石像と同じ顔してないかい?


「お母さん、狛犬じゃ無いよシーサーだよ! 」


(アヤはスマホをググって居た)


シーサーだって? 噂では聞いていたけど本当に居たんだね、まあ幻影獣だから、ふみこが召還してペットにでもしたんだろう

とにかく連れて帰るよ!


(ヨーコがショコラを抱き上げ廃棄から立ち去ろとすると丘の下の入江から歌声が聞こえた)


何だい? 歌声が聞こえるよ!

人が居るみたいだ


(ヨーコ達は入江の洞窟に辿り着く

いりくんだ何本もの洞窟を抜けると岬に繋がる天井が高く広い場所に辿り着いた)


「あっ!? のりかさん?

何でここに…… 」


おや斎藤ちゃんじゃ な〜いかい

珍しいね、こんな所で会うなんて、

洞窟の中が迷路見たく成ってて大変だったよ!

チケットありがとね! お陰様で沖縄旅行満喫中だよ


「ど、どう致しまして…… 」


しかし、歌が上手いんだね、洞窟が声を反響させてちょっとしたコンサートホールだね


「昔、姉さんが教えてくれた唄なんです。

姉さんの方が私より全然上手かったです。

のりかさん明日沖縄に着く予定だったんじゃ? 」


いやね、船が逝かれちまって私が運転して来たら1日早く着いちまったんだよ!

そんな事どうでもいいから、もう少し歌を聞かせておくれよ、

私も昔、歌手をしていたんだけど、こんなに綺麗な声を聞いたのは初めてだよ


「いや、私はこれで失礼します…… 」


ちょっと待っておくれ、斎藤ちゃん……

いや帰り道が分からなく成っちまって洞窟の出口まで案内してくれないかい?


「は、はい、それじゃ私に着いて来て下さい」


(ステルスはヨーコ達との再開に動揺を隠せないでいた)


「その犬はもしかしたらシーサー? 」


斎藤ちゃん良く分かったね、幻影獣だよ

まあ、斎藤ちゃん魔女だから知ってて当然か


「私が魔女って知ってたんですか? 」


大食い大会の時は流石に分からなかったよ、

私以外にあんなにニンニクが食える魔女なんか居ないと思って居たからね

でも、今確信したよ、しかも何か呪いを掛けられた事が有るね? 差し支え無かったら話してごらん


「呪いを掛けられたって、

あんたが掛けたんでしょ! モリーダイナ!! 」


(ステルスの瞳が一瞬変わる。

術を使おうとしたがステルスはちゅうちょした)


ハブゴン三姉妹だったか、昔話の中の話しかと

思って居たんだが本当に居たんだね、

確かにモリーダイナは私の血族、しかし、もうこの世界には居ない、遠い昔に死んでるよ、


「じゃあ魔界の王ザウスとペスタロスは? 」


皆死んでるよ! 昔に魔界のクーデターが起きて

私利私欲の王家は皆処刑された、

お前達は一体何百年生きて居るんだい?


「分からない……

一度長い眠りに着いた筈なのに最近目を覚ました…… 」


その話、もう少し詳しく教えてくれないかい?


「春に男が現れて、私達の冬眠を終わらせたの、

復活の酒を作ってハビューサを甦らせて

ダイナとザウスとペスタロスが新たな魔界を創ろうと企んでるのを阻止しろと


エウレカ姉さんは、その話を聞いて魔界に行き男達を全員石にして来た。

今エウレカ姉さんは復活の酒の材料を取りに行って居ます」


復活の酒?

なんてこった、レシピ本が誰かの手に渡った

で、その男の名前は分かるかい?


「分からない…… 」


私達の知らない間に何か凄い事に成ってるよ!


「えっ!アスが石に…… 」

「えっ!お父さんが石に…… 」


「見に行きたい、今直ぐにでも」


「お姉ちゃん、私も見たい

でも、魔界って、そもそも何処に有るの? 」


(何故かワクワクするユウとアヤで有った。

しかし、魔界への道のりは、ここからは少し遠く、具体的に説明するのは難しく多分空の上の方? もしくは上の方に異空間の入口が

それとも空に浮かぶ島の様なジ○○っぽい奴かも……

とにかく男達は後回しにされるので有った)


「エウレカ姉さんが帰って来る前に早くこの島を出て下さい。姉さんは、のりかさんの事をダイナだと思っている」


ヨーコでいいよ、色々説明するの面倒だから


「ヨーコ? 」


ヨーコだよ、知らないのかい? ほらブギウギバンドの港のヨーコのヨーコだよ!


「知らない…… 」


(改めてて、お詫び申し上げます、宇崎様失礼致しました)


まあ、今日は子供達も居る事だし、一端ホテルに戻ろう、斎藤ちゃん、この話し明日しっかり聞かせて貰うからね


(石にされた男達よりもショコラが大切なヨーコで有った、ヨーコ達はホテルに戻った)


ふみこ、ほらショコラだよ!


「ショコラちゃん何処に行ってたのね〜?

お母さんは心配だったね〜」


石ガエル島に居たよ


「そうだったのね〜

でもショコラちゃん、もう、お父さんもお母さんも帰って来ないね〜残念だけど仕方が無いさ〜」


もしかして神社の廃棄に有った、石像かい?


「そうだよね〜

昔、ハブゴン姉妹の姉のエウレカが島の生き物全て石に変えたね〜

海を渡って本土に遊びに来てたショコラちゃんだけが生き残ったね〜

ハブゴン姉妹は魔女だけは石に変えられないね〜

でもステルスが曲者ね〜何か違う力持ってるね〜」


そうだったのかい、明日三人で、もう一度石ガエル島に行って来るから、ふみこ、めぐみとタクマを見ててくれないかい?


「分かったね〜

気を付けるんだよね〜」



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