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ショコラを探せ


(翌朝ヨーコ達の宝石目当てのショコラ探しが始まった)


楽しく成って来たね、有る意味宝探しだよ

ゾクゾクするね!

車もバイクも目の前だよ! ユウ!


「そうよ、最悪、似た様な犬買っちゃえばバレないって! 」


「でも、こんな犬、見た事無い、なんて言う犬種なんだろう? 」


(アヤは写真を見ながら言った)


パグだよ! きっと不細工なパグだよ!

分かってるね、見つけたら犬と同じ目線で近づいて手の甲をゆっくり出して舐めて来たら、もう大丈夫だよ、後は、この網で生け捕りにすれば宝石は私達の物さ!

アヤにもご褒美あげるからね!


「なんか、その後の落ち、分かっちゃった気がするんだけど…… 」


さあ出発だよ!


(ヨーコ達はレンタカーで借りた黒いバンに乗り込んだ)


しかし何だい、もっと良い奴無かったのかい?

ユウ! スポーツカーで屋根の無い奴


「家族五人だから我慢して、お母さん! 」


しょうが無いね、じゃあCDでも掛とくれアヤ!


……


何で皆、後ろの席に居るんだい?


(それはワンパターンだからですよヨーコさん)


何か最近、ここんちのナレーション権力持って来たね


「因みにCDって何の曲なの、お母さん」


ハイサイおじさん


「知らない」


(県民の皆様、窓頃家に成り代わりお詫び申し上げます)


「ガーーーバタン」


(バンのスライドドアの音

ヨーコ達はショコラの写真を持って聞き込み調査を始めた。真っ赤なアロハシャツに不細工な顔、簡単に情報が入ると期待して居たヨーコ達で有ったが、逆に情報が多過ぎて捜査は難航した)


「見た見た、その犬、山猫くわえて歩いてた」


「その犬見たっちゅ、野犬に追いかけられてたっちゅ」


「見たさ〜 その犬、島の外れでハブと戦ってたさ〜」


「見たわよ、その犬、赤い服着て可愛いから持って帰ろうと抱き上げたんだけど、顔が不細工だったから捨てた」


「見たでゴアスその犬、おいどんの犬が居なく成ったので変わりに連れて行こうと思ったでゴアスが、顔が不細工だったんで止めたでゴアス」


「石ガエル島の方を寂しそうに見ていたわ」


「その犬見たっちゅね〜 漁の帰りすれ違ったちゅね〜 石ガエル島の方に泳いで行ったさ〜

でも、石ガエル島は無人島さ〜 大昔は部落があったちゅね〜 今は何も無いさ〜

石とカエルだけの島さ〜 カエルがいっぱい居るからハブが出るね〜 行くんなら気を付けるちゅね〜 」


(ヨーコはオーロラジャクソン号の船長だと嘘をつき舟を借り漁師の有力な情報を元に石ガエル島に向かうので有った)


こんなに貰っちゃって良いんちゅか〜

夜は危ないから日暮れ迄には帰って来るちゅよ〜」


おじさん良い人だね、サービスにこれもあげるよ


「これ、ほしかったね〜 ありがとね〜 」


(ヨーコは舟の借り賃と一緒に禁断の○○○を渡した)


嬉しいね、おじさん名前何て言うんだい?


「渡嘉色言うね〜 」


じゃあ特別にサインも入れとくね!

何だか、この島チャンピオンばっかりだね〜

じゃあ、秘宝探しの旅にいざ出発!


「お母さん、犬探しだよ! ショコラだよ!

で、最近その本持ち歩いてるけど、何か企んでる? 第二弾の発売とか…… 」


あれだよ、あれ、時間が経って熟成して来たんだよ! ワインと一緒さ。

昭和の人間で、この本を知らない奴は居ないって位で徐々に価値が上がって居るんだよ

反応見てるんだよ、サンプルって奴だよ


「どうりで、車の無くなったガレージに段ボール箱が沢山有った訳だ! 」


「・・・」


(ヨーコ無言)

















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