昔話
昔々、日本が戦国時代に入るもっと昔の話しです。
南の島に二人の姉妹が居ました。
二人はハブゴン姉妹と言われて島の人達から
たいそう恐れられて居ました。
ハブゴン姉妹は洞窟から出る事は無く、洞窟内の湧水とカエルや虫を食べて生きて居ました。
二人は生きる為に何でも食べました。
時には嫌いなコウモリも必死に食べました。
何故コウモリが嫌いかと言うと、
それはもっともっと昔々の話しで、
姉妹が洞窟で暮らす様に成る前の三姉妹だった頃の、お話です。
世界中を渡り歩いた三姉妹。
長女のハビューサと次女のエウレカ、そして三女のステルス、三人が辿り着いたのは琉球と言う名の国、島の人達は彼女達を歓迎して、それはそれは充実した暮らしをして居ました。
その国には魔女狩りなどの文化は無くて魔女の存在すら知る人も居なかったのです。
島の人達は異国から来た綺麗な三姉妹を家族の様にもてなしたそうです。
海の幸、山の幸に恵まれ毎日美味しい料理と酒と人間達に囲まれ平和な暮らしを過ごして居ました。
三女のステルスは、たいそう歌が上手く、良く島の人達と唄を歌って居ました。ステルスの歌声に異空間の扉が開きシーサー達を召還しました。
それでも島の人達はシーサー達を恐れず、皆仲良く暮らしました。
しかし、ある日、魔界から使者が、やって来て、
三姉妹に呪いの魔法を掛けたのです。
その女は魔界の王、ザウスデモンドの妻モリーダイナと言う魔女で、異国から来た綺麗な三姉妹の魔女に興味を示したザウスに危機感を感じ、
ダイナは三姉妹に魔法で、それはそれは醜いハブ女に変えてしまったのです。
三姉妹は人間達との生活が出来なく成り、島の入江の洞窟でひっそりと暮らす様に成りました。
しかし、そこでの安息の日々も続きませんでした。
魔界からザウス デモンドの息子ペスタロスが醜く成った三姉妹を見に来たのです。
ハビューサは妹達を守ろうとしたがペスタロスに首を切り落とされてしまいました。
絶望した姉妹は姉の亡骸と共に長い冬眠に入りました。
ハビューサの血からは幻影獣の元に成る様々な生き物が誕生しました。
めでたし、めでたし。
って 全然めでたく無いじゃん、この魔界昔話し
ゴメンネ、めぐみちゃん、今度は、お婆ちゃんの黒雪姫の話し聞かせあげるね!
って、寝てるし……
よし、これからは私の時間、
まずは、この山の様な宿題を、どうにかしたものか……
テレビの魔女の様に指パッチンで何でも出来たら良いのに……
(アヤは夏休みに入り山の様な宿題に頭を抱えていた。
クリスマスの決戦から八ヶ月が過ぎアヤが直江からプロポーズを受ける、まだ何年も前の話しで有る。因みに身寄りの無かった、めぐみはヨーコの娘として育てられて居た)




