買い物は難しい件について。
次の日の朝
「服買いにいくわよ!」
「だが断る」
「てめえに拒否件は以下略」
「あんまり以下略」
という訳でただいまショッピングセンターにいます。
服は姉貴のおさがりを借りました。
「さー、買うわよ!」
なんでコイツはこんなにやる気でてんだ?
あれか?やる気スイッチがぶっ壊れたのか?
「で、なにから買うんだ?」
「あら、やけに素直じゃないの?」
「どっちにしろ買わないといけないからな。」
ショッピングシーンは・・・カッッット!!
ふぅ、買った買った。
え、買い物シーンかけよって?
誰が子供服売り場での買い物シーン見たいんだ?
ロリコンですかそうですか。
そんな自分だが、今、窮地にたたされている。
君は本屋に行ったことがあるかい?
ある?そうかそうか。じゃあこの気持ちもわかると思う。
いかがわしい本買うときって、謎の緊張感あるよね。
いや、いかがわしい本っていったってtoLO○Eるなんだけどね。
こう・・・ね。わかるだろ?全国の男子諸君。
しかもね、いままで28才やってたから堂々買えたけど、今は幼女だからね。
絶対店員に変な目でみられるからね。
ふむ、どうしようか・・・
「いらっしゃいませー」
俺の名前はバイト学生A!
そこらへんにいるバイト中の大学生だ!
今日もいつも通りバイトを・・・ん?
「お願い・・・します。」
あ、あやしい!サングラスにマスクにフードを被る少女
・・・どうみてもあやしい!
一体どんな、本、を・・・あ~。
うん、これはなにもみなかったことにしてあげよう。うん。
気持ちは痛いほどわかるからな!
特に知り合いの女性に知られると死ぬほどはずかしいからな。
よし、ここは少しでもこの子が気楽に歩けるように・・・
「カバーをおかけしますか?」
よしゃー!店員に気づかれなかったー!
サングラスにマスクにフードつきのジャージは財布にやさしくなかったけど。
それでもいい買い物をしたといえる。またあそこ使おう。
そんな自分は今、ドラッグストアにきている。
水とか安いよね!そういうのを買いにきたのだ!
「勇美~、なんか買うものある~?」
ん~、特に買うものないな~。
「あ、ナプキンとかタ○ポンとか買っとく?」
「そんなツッコミにくいことデカイ声で言うな。」
結局買いました。
一日あいてしまった。
A君の今後の出演予定はありません。