夢の中な件について。
なんか今日は異様に疲れたな。
勇美は風呂にはいりながら、そんな事を考えてた。
まず、最初に姉貴に着替えを覗かれ、小学校に初登校し、質問中に討論(?)をし、
始業式に参加し、帰ってきたら姉貴に泣きつかれた。
うわ、すげー濃い一日だな。
ミッション・イン・○ッシブルも真っ青だ。
・・・そろそろでるか。
お湯からでる。肩から雫が滴り落ちる。
そんな濡れた体をタオルで丁寧に拭く。
「姉貴ー、風呂上がったぞー。」
「・・・」
返事が帰ってこない。
「・・・姉貴~?」
気になってリビングを覗くと恵美は酔い潰れてた。
思わず苦笑い。
「ん?どうしたの勇美ちゃん?」
「いや、気になって様子をみにきただけ。」
「そっか。いやー、まいっちゃったねー。」
和彦も苦笑いしてしまう。
「むにゃむにゃ、えへへ、勇美ちゃん・・・」
恵美がポツリと呟いた。
半月ぐらいの労力を使った気がするなぁ~。
髪をかわかす。アホ毛がゆれる。
まぁ、明日はそんなに大変にはならないよな。
歯を磨く。
明日は明日の風が吹くって言うし。
「おやすみー。」
「おう、おやすみー。」
ま、今日のことは寝て忘れよう。
そう思い、床についた。
気がつくと、そこはよくわからない空間だった。
例えるならば・・・
こう、二○国で宿屋に泊まるとまれにみる夢みたいな感じな所だ。
「ま、まさか!TSのテンプレみたいにTSした理由が明かされるくうか「さよう。」」
振り向く。
そこには見慣れたやつがいた。
いつも鏡にうつっていて、いつも頭についてきている・・・
思わず頭を触る。
ない、『アホ毛』がないーーッ!!
そう、目の前にいたのはまごうごとなき
アホ毛だったのである。
展開が、
勇美は思った。
おかしすぎるわぁぁぁぁ!?
ブックマーク99件!あと一件で100件突破!