質問タイムな件について。序
「はい、じゃあ質問ある人は手を上げて」
うぅ、緊張する。だ、大丈夫だよな?
自分、普通の転校生だよな?
う、持病のコミュ症が!胃、胃が痛い!
勇美は緊張していた。
それはもう、とてつもなく緊張していた。
あえて例えるならば青い鬼のから逃げる某ゲームをプレイしていて、
青○に追いかけられている時並みに緊張していた。
緊張しすぎて眉間にシワがよる。
顔が若干下に向き、睨み付けるような状態になる。
(((怖!?)))
クラスの生徒のほとんどが殺気で青ざめる。
美少女の為、怖さも倍増。
怖さのあまりに質問できない。
しかし、そんな中、勇者が現れる。
「はーい」
「はい、竹中君。」
「久保さんのアホ毛はどうして動くんですか?」
(((い、言ったあぁぁぁぁ!?)))
さすが、KYの名を持つ男!!!
でも今回ばかりはナイスだ!竹中!
久保さんは一瞬、ポカン、て顔をして、
「やだなぁ、アホ毛が動く訳ないじゃん。」
と、アホ毛がナイナイ、と揺れる。
(((動いてます、いまめっさ動いてます!)))
クラス全員が心の中でツッコム。
しかし、そんな思いが届く訳がなく、
「はい、じゃあ他に質問ある人?」
(((せ、センセー・・・)))
強制的に次の質問へ。
なんかアホ毛がなんで動いてるのか質問された。
そんなニャ○コさんとか某吸血鬼モドキ君じゃあるまいし。
意味わかんない質問されたけど、おかげで少し緊張がほぐれた。
「はい。」
「鈴木さん」
「好きな食べ物はなんですか?」
う~ん。色々あるからな~。しいて言うなら
「・・・プリンかな?」
二個入ってるやつな!
1日でPVが1000いってた。
・・・なぜに?