川を渡って木立を抜けて
「おーい時雨さーん」
そう叫ぶと、時雨さんが階段を降りてくる。
「おまたせ....ももちゃん」
そう時雨が、目の前の少女に謝る。
「ははっ、また時雨殿は女を連れ込んでおるのか。」
女...って俺の事か
「そこの貴殿、お名前を戴いてもよろしいであるかの?」
えっと...何時もの名前でいいよな。
「時雨さんの義姉の大原鹿島です。そちらは...」
姉って..........
「ややっ失敬失敬、義姉様でしたか。
我の名前は菅野百々花。よろしく頼む。」
「はい。こちらこそ」
なんか言い方が面白い人だなぁ
「時雨殿、只今から深鈴殿と活動写真を見に行くのだが、そこの鹿島殿も一緒にどうかな?」
活動写真...映画かぁ..言い方古っ!!
「俺で良ければ」
何見るんだろうか。ヂヴリか、ポケOンくらいしか...
...と時雨さんは、
「じゃあ、少し待ってください」
というと、時雨さんは準備を初めてたので、俺も、マジックテープ式バリバリ財布をポケットに入れた。
時雨さんにむちゃくちゃ日焼け止めを塗りたくられた。
準備を終え、外に出る。
天気予報によると、最高気温は30度超え。
3人で喋りながら、バスを待つ。
バスに乗り込むと、冷房の台風が俺に降りかかってくる。
川を渡り、市街地を抜ける。
暫く待てば、駅に着く。
バスを降り、駅のターミナルの日陰で暫く待つ。
そこで声がかけられる。
「時雨!百々花!ごめんごめん、待たせた。」




