広島編 1 煉瓦の城とバームクーヘン
テストから一ヶ月。
10月になり暑さも無くなり、少し肌寒いと言う感覚まであるほどだ。
そして、生徒逹をココロオドらせる行事...
“修学旅行” SYUGAKU-RYOKOU
去年は香川。
今年、2年生は広島県へと赴く。
戦争の悲惨さを後世に伝えるとか...まあそんな具合だ。
「ふぁ~ 眠い...」
My name is 鹿島.
そう。俺は鹿島 性別は...今は女だが、前は男だ。
現在、何時もの四人で電車...に乗っている。 そう、駅まで現地集合と言うどうにかしてる感じの集合方法である。 ちなみにでかい鈴の前に集合と訊いた。
学校からの最寄り駅から終点の秋葉原まで直通の電車だ。
その後、サラリーマンの足である山手線で煉瓦造りの東京駅に向かう。
「ふむ...枕木が無いとスムーズだな。 しかも踏切も無い上に二枚も扉が付いているんですな。 まさに斬切り頭を叩いてみれば 文明開花の音がするっという感じか」
なにそれ そのフレーズ聞いたことある
「百々花さぁん...それ明治だよ明治 二枚扉じゃなくてホームドアだよ」
俺も結構喋るようになった。 気がする
「「次は~新御徒町~ お出口は...」」
「もう次ですね...」
次なのか...時雨さんは物知りだよなぁ~
「しっかし、六町と北千住は人降りるんだなぁ なぁ?深鈴殿」
「あ! うっうん! ってか、ボク思うんだよね、北千住って芭蕉のスタート地点だし、それなりのお団子屋あるけどぉ~ 六町ってバームクーヘン屋しか無...ぐふぁ! ももちゃんやめて!!!!」
「それ以上の発言は作者と私が許さぬぞ..」
百々花さんが全力で深鈴さんにエルボーを入れていた。
作者...? ドユコト?
電車は秋葉原に到着し、要塞のような改札を抜け、山手線へ乗る。
その後は、神田を通過して煉瓦造りの東京駅へと向かう。
鈴の前に集合した我々は、地下へ地下へと進み、白く輝くN700系に乗車した。
窓際戦争は、「700系<飛行機<N700系」と言う具合に起こる頻度が違う。
俺は、窓際を確保してコンセントにl-pot
の充電器をぶっ刺し、外部電力での稼動を開始する。
適当にシャッフルして曲を聞きながら、窓を見ていた。
ビルがジャングルのように群生していた地帯を抜け、富士山が見えてくる。
その後も、ビルが群生してたり、田畑だったりと見てて飽きない。
のぅわああああああ Oルスの意識があああああってなってきた。何でこのタイミングでクオリアになる......ん....だ...
あとがき
皆様、ネタが分かり難い人には分かり難いです。 首都圏在住なら理解しやすいかも