珈琲
そんなこんなで、学校に到着した。
到着後、俺は担任の先生と職員室で色々な事の確認を終え、暫しの間 先生の淹れたインスタントコーヒーを頂く事になった。
担任は若い女性 今年で2年目だそうだ。
ホットしか淹れられないという事で、軽い冷房の効いた部屋でホットコーヒーを飲むという事となった。
我がクラスは2年3組。時雨さんと同じクラス。 一安心である。 いや、なにが安心なのか
そう長くないうちに、廊下のリノリウムが響き始めた。 講堂から教室へ帰る“兵隊”の行進。
「鹿島さん、行きましょう!!」
先生が威勢良く立ち上がり、俺も続く。
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ぱぱっと自己紹介をした。 まぁ、男子がヒソヒソ言ってるのは丸聴こえだったが 先生がいろいろと説明を終え、HRは終了した。
「ようっ!! 鹿島だよね? .........覚えてないのかぁ.. 一緒に永久のゼロを見ただろう?」
ああ!深鈴さんか! ...俺のファーストキス返せ...
「鹿島殿... 試験は大丈夫か?」
試験...俺的NGワード大々の一位です!!!やったね!!!!! いや、やってない
「多分...大丈夫かな?」
この後、男女による、適度な質問責めに晒されていく。