■シーン4・テトラぶち切れる(ディラ、ジョーカー、テトラ、コーラ、ダナ)男3女2
■シーン4・テトラぶち切れる(ディラ、ジョーカー、テトラ、コーラ、ダナ)
ジョーカーを取り囲み、睨みつけるコーラ、ディラ、ダナ。
ダナ「おいクソ海賊っ! てめえっ! 何黙って行かせてんだよっ!!」
ジョーカー「ああ゛!!?」
コーラ「ッジョーカー!! あんたなんなん!?」
ジョーカー「うるせえな」
ディラ「どうして引き止めてくれなかったんですかぁっ!?」
ジョーカー「あいつが決めたことだろ」
ディラ「そんなぁっ! ジョーカー様の人でなしっ! 鬼っ!」
ジョーカー「っ……」
コーラ「(ジョーカーの胸を叩こうとして)あんたなぁ! あれじゃあ今まで身を隠してた意味がないやろ!? ――……っ!」
黙っていたテトラが、コーラの手首を掴み。止める。
コーラ「っ。テトラ?」
テトラ「……ごめん。今回は、僕にやらせてくれないかな。コーラ」
コーラ「……ぁ」
テトラ「――……っ!!」
テトラ、ジョーカーを思い切りぶん殴る!! 倒れたジョーカーの顔から、黒狐の面が落ちる。
ジョーカー「っ!! ぐっ、」
ディラ&コーラ&ダナ「っ!!」
テトラ「見損なったよ」
ジョーカー「んだと……!」
テトラ「(ジョーカーの胸ぐらを掴み)誰のお陰でクロム・ロワーツは生きていると思ってるんだ!!」
ジョーカー「!――」
テトラ「他の誰でもない! 僕とお前があの子を救ったんだ!! あの子の命は僕たちのものだ!!! それがわかっていて何故行かせた!!!?」
テトラが怒る所を初めて見るディラとコーラとダナは固まっている。
ジョーカー「……手紙を透視したのか。流石、お前は優秀過ぎるな」
テトラ「リンディアはクロムと心中するつもりだ」
ディラ&コーラ「えっ!?」 ダナ「はぁっ!!?」
ジョーカー「やはり気が狂ってたか。厄介だな、新女王」
テトラ「(手を放す)中央大陸ごとアイゼルを封印するつもりなんじゃないかな」
ジョーカー「……付き合いきれん」
テトラ「……そう。――っ!(首にしていたペンダントを、ジョーカーに投げ付ける)」
ジョーカー「な、なんだよ」
テトラ「それ、エドガーのドライヴの鍵。僕にはもう必要ないみたいだから」
ジョーカー「テトラ……」
ジョーカーに向かって溜め息を吐き。ディラの前に立つテトラ。
テトラ「ディラ。クロムを助けたいんだ。僕を仲間に入れてほしい」
ディラ「もっ、もちろ……ん!? あっ、あれっ。えっ!? えっ、で、でも」
コーラ「ちょっ、エドガーはどうするん!? コアのテトラが離れたら、エドガーは動かせんやろ!?」
ジョーカー「……好きにしろ」
ジョーカー、足早に店を出ていく。
テトラ「……。バカ」
ダナ「良いのか? テトラ」
テトラ「うん。今すぐ追いかけないと間に合わない。あんな弱虫インキンタムシはほっとこ! ねっ、ディラ!」
ディラ「(ナレーションぽく)こうして、ボクたちは、自分たちの宇宙船ナナシにテトラくんも一緒に乗せ。超ハイスピードで、小惑星ケテラスへと向かったのでした。地球に置いてきたジョーカー様がとっても気がかりですが、仕方ありません。早急に、ボクの大切なクロム様を、絶対奪還してみせます!」
ディラ「行くよ、みんなっ!」
ダナ&コーラ&テトラ「おーっ!!」




