6/12
6. 1985年8月12日 ①
日本テレビが放送する演芸番組『笑点』。 五代目三遊亭圓楽・林家木久蔵(林家木久扇)・桂歌丸・三遊亭小遊三・古今亭朝次(七代目桂才賀)・三遊亭楽太郎(六代目三遊亭圓楽)・林家こん平・山田隆夫・笑点番組スタッフは、徳島県で開催される阿波おどりに参加する予定だった。 当初の予定していた東京羽田発徳島行が、天候不良による条件付きの運航の恐れがあったために、予定の変更が検討されていた。 その結果、東京羽田発伊丹経由徳島行に変更して、神戸市内で1泊して、神戸港からフェリーで鳴門の渦潮を観光してから、徳島着で阿波おどり参加となるはずだった。 しかし林家こん平師匠の、「予定した通り、ゆっくり行こうよ」の言葉に、一同は了承し、当初の予定通りの東京羽田発徳島行で徳島県に到着。 徳島市内のホテルへ移動中のタクシーの車内で、予定変更した場合に搭乗するはずだった、日本航空123便消息不明の一報を知る事となる…。