「墜落」 「死について2」
「墜落」
のんきに過ごしてたら
突然の落とし穴
しかもこれには底がないようで
どこまでも落ちていく
“この高さなら間違いなく死ぬな”
まるで他人事のように思った次には
墜落の恐怖に涙する
一瞬で潰れていく身体を想像する
想像をやめようとすると一層恐怖が襲い来る
どうしようもない脳みそ
どうにもならない運命
夢なら覚めろと願って裏切られる
落ちていく現実
「死について2」
例えでもなんでもなくて 僕は明日死ぬ
嘘のようなほんとの話
今を生きても明日死ぬ だけど今はまだ生きている
今日死にたくてもまだ生きている
けど明日は死ぬ だから今日を生きる
死ぬ だから生きる
生きる だから死ぬ
死ぬ だから生きる
あくまでも創作ですよ。念のため。
けれど僕らはいつか死ぬ。