第4話 華麗なるカーアクション
今日は、ロータリースポーツカーと華麗なるカーアクションになります
東京都内の銀行で、相次いで強盗が起きていた。
そこへ、1台の赤いRX-8が銀行の前に止まっていた。
バキューン、バキューン!。
ドガガガガ―ッ。
ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリーッ
と、非常ベルがけたたましくなっていた。
「ちょろいもんよ。」
「フフフ、うまく行ったぜ!。」
と、RX-8は猛スピードで逃げ去って行った。
「キャーッ!。」
「銀行強盗だーっ!。」
「誰か来てくれーッ。」
一方、機動捜査隊の覆面パトカーが警ら中、銀行強盗が発生したと無線が入った。
「緊急指令!、緊急指令、警ら中の各移動、警ら中の各移動、港区4丁目において明和銀行台場湊支店で強盗事件発生、犯人は拳銃と機関銃を所持、拳銃と機関銃所持、現金80万円を奪って逃走している模様、車は赤いマツダ・RX-8、ナンバーは練馬330 は66-58。」
「機捜404、了解。」
「さて、一丁やりますか。」
「ええ。」
島谷と風吹コンビは、銀行強盗とカーチェイスが始まるのだ。
と、その時だった。
曲がり角に、RX-8が猛スピードでドリフトしてきた。
「うわっ。」
「何だ。」
「おい、あれじゃないか。」
と、風吹は無線で連絡し、追跡を始めた。
そこへ、窓から1人の男が拳銃で、機捜404に発砲してきた。
「うわっ。」
「何て野郎だ。」
そこへ、応援のパトカーも加わり、RX-8の追跡を行った。
「フッ、捕まってたまるか、俺の運転はA級ライセンスの技を思い知らせてやるぜ。」
と、ジグザク走行する。
「くそー、あんなロータリースポーツに負けてたまるかっ。」
そして、高速に入った。
「くそっ、パトカーめっ。」
高速を降りた後は、港湾道路に入った。
「どうだ、俺の運転はレーサー級たぜ。」
「何、しつこいぞあの覆面は。」
「お、おい。」
そこへ、1台のトラックがとびだしてきた。
「う、うわぁぁぁぁ」
と、衝突し横転した。
機捜404も、到着した。
「たくっ、手を焼かせやがって。」
「はっ。」
「お前を逮捕するっ。」
「ぐはっ。」
「くそ野郎。」
と、強盗の仲間は。
島谷に発砲したが、島谷の38口径のリボルバーで1発発砲した。
「ぎゃはっ。」
「俺たち、機動捜査隊安藤班をなめんなよ。」
「俺の覆面は、ロータリーには負けないんだよ。」
「これで、解決だな。」
「ああ。」
こうして、銀行強盗のカーアクションは終わった。
次回は、最終章です。