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拗らせてNewGAME!  作者: 光思
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まちがいだらけの社会科見学 昭和62年5月 6.

昨日、安倍元首相が銃弾に倒れお亡くなりになりました。

心からご冥福をお祈りいたします。


10日は投稿なしです!



関口さんがキサゲがけを実演している。

いわゆる"こしキサゲ"ね。


でもまあ・・普通科高校の生徒にしては、、、真剣に見ていますね。


とある男子が

「あの、、、股間の近くにそれ当てていますが・・痛くないですか」


股間いうのやめい!女子もいるんやで?


うんよく知っているよ・・・超痛いんだよ、、

股間に枝をあててやる、こしキサゲだけどさあ、

痛くないようにズボンのポケットにウエス入れてそこに当ててやるんだけど、それやって見つかると人によっては超怒るんだよな、、

そういうヤツに限って枝の腰というかもう股間だね、、に当てるところに銅板くっつけて自分専用の道具とか使っているんだよね、、


ただのいじめでしかないわ。。

やりやすい方法を考えるのが 以下略 だろ?


自分が痛い思いしたからって、後輩を殴りつけていいっていうルールはないんだぜ?


*そもそもきさげがけとは?


きさげ加工は「きさげ」とよばれるノミ状のスクレーパー工具を使い、鋳物などの表面を平らに仕上げる金属加工法。

金属をすり合わせながらわずか数ミクロンのくぼみ(凸凹)を平らに削ることで、 工作機械ではできない超平面仕上げ が実現。

きさげ加工は古くから職人による手作業で行われ、「キサゲ作業」や「きさげかけ」ともよばれる。


熟練作業者による「きさげ」は機械加工よりも平面度が高く、NC工作機械の基準面となるベッドや、テーブルなどの案内面・摺動面の加工にも使われてる。


とまあ、、なんですがね・・

この時代から10年以上先だと加工技術がその領域に達しているケースがあるのよね。

だからといってすべてがそれに置き換わることはないんだな。。


 普通の平きさげはヤスリみたいな形状の先端に超硬合金で出来た刃先をろう付けし、

半径わすれたけど丸みを帯びさせるように刃先をつくる。

で、鉄を削っていれば切れなくなるのだけど、その刃先を指のつめにあててひっかけるのだけど、うまく削れなければ再研磨に出すんだよね。


その見極めは余所様しらんけど。

すくなくともここの組立ではそおでしたの。


「痛いですねぇ~最初は痛くてね、、まともに風呂入れなかったときあるよぉ~

なのでね、痛くないようになおかつしっかり当てて、なおかつしっかりとキサゲを正確にあててかけられるように自分で工夫しないとだめなんだねぇ~」


これがふだん僕が使っている道具でね、ほらこの部分・・ここに銅板をはり付け、、曲げやすいように火であぶって身体にあうように曲げて、さらにゴムを貼っているよ。


痛い思いをしないとうまくならないって。。。どうなんでしょうねその発想。。


間違いじゃないけど間違いだと思うけどそうじゃないかもしれない・・


どっちなんですかね?


「結局は自分で考えないとだめってことですよね?」

「そう!そのとおり!」


まあそうなんだよな、、、ただまあ・・関口さんがやっているやり方が一般的なんよね。

腰というか股間に当てるところに銅板つけてやるの。


だったら最初からそうして、、なんだけど、体型やクセとかが人によって違うでしょ?


関口さんが使っているキサゲの枝を見ると左手を添えている部分は添えやすいように

削ってあるけど、この削り具合も人それぞれだし。

股間に当てる銅板も人それぞれ。銅板をなまして叩いて自分の身体に合ったようにする。

さらに銅板にゴム板貼る人もいるし。

人それぞれですね。

なんだけど、新入りがいきなりそういう工夫をすると、生意気だごるぁ!となるのよね。ポケットにウエス突っ込んでやるのも、そんなものいれてんじゃねえよゴルァ!

だしさあ、、


 それまじでいじめだよ?


さあて、、関口さんいるのは確認した。添野さんは、、彼は派遣でしたね。。

うまく取り込めないかなぁ~


その妙な行動を、二人の美少女がみているのだけど・・


「あやのちゃん、、またしんじわるいかおしているよぉ~なにかんがえているのかな」

「さっさあぁ、、、」


 たぶん・・しんじはあの人しっているとおもうの。。

 将来の人材捜しでもしているのかしら?

 で、いま"きさげがけ"とやらを説明している人をターゲットロックオン?

 あたしをかなしませないでね?

 あたしだけじゃなくて、、


「じゃあこの中で、、きさげがけをやってみたい人いるかな?腰に当てるやり方じゃなく、手で持ってキサゲをかける手キサゲになるよ」


まあさすがにいないよねぇ **やすりならさておきさあ、、

だれだろこんな企画考えたヤツ?


にゃあ~

さあ、、やってみますかね?

「ではちょっとやってみます」


おいおいしんじ、、なにやっちゃってんのお~めだっちゃだめ!


「えっと、、これにかければいいんですよね?材質は***ミーハナイト??それともS45C?」

「あえっと、、ミーハナイトのサンプル 腰当ての枝を使わないでこのキサゲで」


ん、、まあこの大きさだから枝はいらんでしょう。

関口さんにさんざやらされたし。


「了解です!」

 さあて、キサゲがけはマレーシア以来だぜ。。



*引用 https://monoto.co.jp/kisage/

キサゲ作業をロボットで自動化という試みが平成初期にあったそうだけど、

スイス製電動キサゲってたしか10kg近くあった記憶が。

たしか三菱電機で試したような記憶が・・

いまどうなんですかね?

 マシニングセンタのベッド コラム取り付け面って完璧平面に仕上げるとコラム載せたときにうまくないのよ。。コリメーターでみると傾いたりするのよ。

なので、いくらか、、ミクロン単位よ?、、凸面にするのだけど、最近はNC平面研削盤でその凸面を再現できるそうな。

牧野フライス製作所の厚木にそういうのあります。ナガセだったかな?


** 工業高校機械科実習で必ずやすりがけはやる。

きさげについては、この当時 昭和末期 でも取り入れている所は少なかったそうだけど。

手仕上げについては、大河出版"技能ブックス"よむとすごいのが出てくる、、

すっぽん というワザだけど、ボール盤、ノコ盤、ヤスリ、油といしのみでオス・メス形状をつくり、うまい具合に嵌め合わせるのだけどうまい人だとワイヤー放電なみのことができるそうで。。

 そおいうこと出来る職人さんがどのぐらい今いるのやら、、

そういうのは、高校生ぐらいの年齢から仕込まないとできないらしいですね。


*** ミーハナイト鋳鉄ミーハナイトメタルとは、ミーハナイト規格、製法によって製造されるねずみ鋳鉄鋳物製品の材質。ミーハナイト法のライセンスを受けた鋳物工場で作られています。


こしキサゲでズボンのポケットにウエス入れてキサゲかけていていたら、ひげぼうぼうのむっさいというかいまでいうとキモいのに、「ごるぁ!ウエスなんか入れてんな!ち○ちん痛くなるまでやれ!」とどやされましたよ、、配属先がやべえやつばかり入れられるとこだったらしいので、、

懲罰部隊ですか・・



よんでくださってありがとうございました。

ちょっと家の方でヘマしたかも?と早退したのですが、その15分ぐらい前に

Twitterで安倍元首相銃撃されるとか はあ??なことがありまじかよ、、と。

昼でひけて小田急に代々木上原から乗って・・・江ノ島線であばれて乗客脱出騒ぎ。。

へ?本厚木で1時間、、

家の方はやらかしてなかったんですが、食材かいに6時前にでて車のラジオはAFN

いつも聞き流してますが、安倍元首相死亡、、ってはあ?ですよ。。


昭和初期の暗黒期みたいになるんですかね?


では DE JI1QAU ex KJ7HHH "MICHI"

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