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拗らせてNewGAME!  作者: 光思
674/705

過去の亡霊 1993年5月 4.

地元まつざわ商店さん主催の高松山馬頭観音を巡るツアー いってまいりました。

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8209595.html

作家の三宅岳さんも同行でした。

ヤマビルがすごくてね、、もうね、、たまりません~

帰ってきて2日後に洗濯した軍足をみたら、、血で汚れていてなんかかさぶたみたいなのが、、

????

脚をみたら、、、ヤマビルにやられてました。

うそだろ、、ヤマビルのやつ軍足の上からかあ?



はあ?


マレーシアって佐倉のおっさんがいるところだよね?

マレーシアに設計開発能力はないはずだよ?将来的にはしらんけど。

わらわがいたときだってそこまでは、、、ね?

「そりゃまた、、どうして?わらわがかかわる話じゃないのですけどさ?」

小嶋閥が蠢き出したんだよ、、


ますますわからん、、、佐倉のおっさん 小嶋某との関わりはしらんけどさ。

「そうそう簡単に駆除はできんでしょうが、、あ、、さておき、、、

ココム絡みで変な話ありませんでした?ソ連絡みの商売でいろいろやっている商社さんのお話ですよ」

にやり

「あ、、あれか、、、とんだ食わせ物だよ。どうも公安筋が仕組んだ話らしい。当然うちは乗らなかった、、というか逆に使わせてもらいました。まえに羽根田くんがいっていたヤミ加工屋とかがいろいろわかってね」

面白い話、じつはうちの下請けで小遣い稼ぎで架空の会社名で取引していたというのだ。

年に数回発注が行われていたんだが、なぜか、、牧田梱包との取引だったんだよ。


梱包ですか、、

「話戻しますが、マレーシアといえば、、あのお方がいましたよね?」

「いますね。実のところ、マレーシアというか東南アジア向け機というのが存在していなくてね。

こちらからノックダウン生産なんだけども、、、現地のニーズにあっていなくてね 正直苦戦しているんだよ。で、たまたま北米で持ち上がった話を厚木で上げたところ、なぜかマレーシア主導でやらせろと

はあ?佐倉んとこ開発できるんか?ってさ いちおう厚木でも問題にはなっている」


それマレーシアがしゃしゃり出たんじゃなく、、、厚木の残党がでしょ?

そもそも、、マレーシアで設計開発は無理だろ?

わらわがいたときだって無理だったぞ?


「それ絶対厚木の残党ですよ、、、そもそも、厚木の連中は上田製作所を作るときからいろいろあったでしょ?そんときは自分まだ中学生ぐらいかとおもいますがね?」

ああ、、と一言。

もともと、上田に関してはアットホームな環境づくりをめざしたという。

設計サイドと製造サイドが密になって物事をすすめていく というのを言い出したのは

なんと社長になったばかりの牧田三郎でさあ、、まだ存命だった小嶋某がひどく嫌味を言ったとかで。

それがこちらの世界でもおなじ、、、なんだが、2期工事に関しては千石家が条件つけたおかげで

揉め事はなかったけどな。


「ところで、、、平松さんはあの佐倉とはどうなんですかあ?」

「察してほしいな」

「さいですか、、、」


いちおうどっちも帝大出ているんだよな。

学位は、、どっちも博士号あるけどさ平松さんのほうが上なんだよね。


「どっちにせよ、、、自分はあのお嬢様からかかわるなと言われておりますので」

「羽根田さんの立場は十分承知しています」


と、開放され内田くんの車で布引観音温泉に向かうことにした。


「すみませんねお休みのところをこうでもないと、、、なんですよ。ほら厚木の方だといろいろと」

まあ児嶋さんちお身内という手もあるけどさ、まあひと目につくしいちおう公務員だぜ?

「そういうことね、、こんどはもうすこしマシな話で呼んでほしいね」

「それなんですが、、、、鬼巫女」


鬼巫女、、、坂崎さんかぁ、、

もしかして??

「あれ、、はやくない??」

「ええ、、3年ぐらい早いですねこちらでは。おなじく宮坂です」


さよか、、

着くとなんでまたあなたがいるんですかねぇ?

暇なんですかね?

「はねだく~ん!あさみおね~ちゃんだよぉ~」

「やめなさいって!恵が引いているわよっ!」


じゃあじぶんはこれで帰りますんでぇ

と内田くんは帰ってしまったし。


「さくらさん、内田くんから聞いたけども、、ご結婚ですかあ?」

「あいつ言いやがったか、、ま~だちょいさきなんだけどねぇ~来年の節分明けの3月よ。

で、こともあろうかわたしが神社を継ぐことになりそうなのよ」

まじかっ!やべえな坂崎の鬼巫女から宮坂の鬼神主!


「そこ!悪いこと考えないっ!うちの兄が神職継がないのよねぇ、、でもってあたしなのよ」

まあお嬢様の教育係をしばらくやったあと、、、牧田精機辞めて神職に専念するか兼業するか?だけどさ。

おやおや、、

たしかあそこの*神主、、いまは違うけどそうなるんだよね。


「あ、あさみさん、うちで今度巫女の舞やらない?聞いていますわよ」

ぎくっ!

「ナンノコトカシラ?」

「羽根田くんの偽妹からよ。恵は、、、やめておこう。椋毛ちゃん?あなたもだけどさ

あ、優美子ちゃんおねがいね」

「はぁ~い!」


あら?優美子ちゃん、巫女の舞できるんだ、、

 綾乃おねえちゃん見に来てねぇ

 うん!


「つれないなぁ~めぐみたんさておきなぁ~」

「ぶうう~~~」あ~ねこしゃん~

なんかさくらさんが手招きしてますが、、いやな予感しかしませんね。


いかないとあとが怖いので、、手招きされた方に行きさくらさんとお話を、、

結婚の話じゃないだろうけどさ さっきのことか?

「羽根田くん、ろくでもない話をだれとしたの?」

「平松さんですわ クーデター云々じゃないよ?マレーシアにいる佐倉のおっさんの件」

まいったわねぇ、、

ここにきてあの佐倉博士殿のことがでてくるとは、、

あの話本当だったのねぇ~小嶋閥の残党が佐倉博士殿を担ぎ上げてぇ~

平松クーデター未遂事件のときは三郎くんを丸め込んで阻止したのよねぇ。

なんでまた上田製作所設立の最初の理念を捻じ曲げたんですかね?

やっぱ定吉爺さんですかね?


「でなんと答えたの?」


「答えようがないでしょさくらおねえちゃん!」

「おねえちゃん呼びヤメレ!で、具体的には?」

「北米市場向けマシニングセンタ仮称Gシリーズ コード名G-SAVERの開発主導権を

なにをトチくるったんかマレーシアでって」


はあ?

なにをトチくるったんか?

それさ、、


「それさぁ羽根田くん、佐倉のおっさんが言い出したことじゃないと思うけど?

設計部のことはよくわからないけども、、羽根田くんが北米にいたときそれと、マレーシアにいたときさあ~どうだった?」


「北米は帰る1年前からでしたね。それと、、マレーシアの設計は設計手配がメインでとてもローカル向けなんてねえ」

おそらく、、、佐倉を日本に戻すのか?

どうするんですかね?

「これ以上は羽根田くんかかわっちゃだめだかんね?アホなゲームより学位と綾乃ちゃんが大事だよ

恵の件はさておいて、、」


めんどくさいわ、、あの女優含めてさ。まさか恵がああなっているとは知ったときは驚いたわ。

それと、、、菫子ちゃんだけどさ。

君はどっちなのかしらねぇ?


「羽根田くん、、きみはどうするの?」

「どうもしません ジョン・スミスとして暗躍するつもりもありません 陽子お嬢様がどーのとかじゃないんです。坂崎さん!理屈じゃあないんですよ」

「あんたはハマーかっ! さておき、、君はどうもしないけど、、、スミス機関はどうなのかしらね?」


はあ、、なんのことだか、、

「それ、、坂崎さんに渡したじゃんか」

「内田くんとかの決起部隊でしょ? はあ、、綾乃ちゃんや恵のこと泣かせるつもり??」

スミス機関ねぇ、、、ほとんど機能してませんよ?いちおう、、千石のはしくれが中にいますがね

それよか、、あの弁護士崩れの探偵のほうがよくやっているんじゃないですかね?しらんけどさ。

「まあ善処しますわ、、スミス機関もお渡ししますか?ほぼ休眠状態ですよ なんなら、、よくは知らないんですがあの弁護士崩れも「勘弁してください」ですよねぇ~」


民間人とちがって二人共公務員、、というか妙な小学生3人引き連れているのでそうそう長居はできない

遺憾ながら、、、


「しんじくん、私達が住んでいたあたりってどんなだった?」

「あんまり変わらないよ。まあ、、変わりようがないんじゃないかなぁ」

「そう、、」


帰りの新幹線の中で、、、そもそもG-SAVERという名前を今回誰がつけたんだろうか?

と疑問に思ったんだが、、

すくなくとも高専や地元国立大学を出たての内田くんらではない。

そんなことをしたら、坂崎の鬼巫女にどやされます。

平松さんに完全に聞くの忘れていましたね、、、まあ聞いたことろでどおよ?ですが。

発信源が北米となると、、、あのころの現地メンバーのことは覚えていないんだよなぁ。

製造管理部だったとはいえ、気がついたらブラジルにいたとかもうね、

その帰りなんだよ

    それを思いついたのはさあ

ようは北米でパーツを全部調達し北米および南米市場で売りさばく

例のバイアメリカン法を逃れるにゃ?というのもあるんだけど、

なるべくならこっちでパーツを調達して組み上げたほうがめんどくさくなくていいかも?

とかまあ、、左手で書いたというのはウソだけどさ。

あくまでも夏休みの自由研究レベルで書いてだしたら通ってしまったんよ。

あとで書き直したけどね。

でだ、上田製作所の設計チームがそれを行うことになったんよ。

ところが、、だ。

あとは察してくれ、、

「なあはねだかちょー いらんことてぇだしたらあかんでぇ~」

「わかっとるがな」

あさみさんだけども、長野で撮影があるというので上田から新幹線にて行ったんだが

どういうわけか昨晩は恵といっしょに寝ていたという。

        ほんとうに仲直りしたんだよね?

ほんとうは仲が良かったんだよね。

大学院の方はどうにか推薦はとれる、、みたいだけどね。

うちの校長ともかく、平塚の校長が驚いていたけどさ、、

   なぜ工学部いかなかったのか?

ってさ。

まあ工学部からじゃ変えることはできないと判断したからですよ。

なにやってんだか、、


翌日、、

「はねだく~ん 6月の**オール神奈川コンテスト 出ようねぇ~

論文終わったんだからさぁ~」

たしか土曜日だけだよね?

どっから出るつもりだろうか、、翌日はあれだ、開成町のあじさいまつりに北工もブースだすので

それのお手伝いなんだよね。

「そりゃいいけど、翌日は校務だよ?」

「しっているよ!だから長尾さんちで運用だよぉ~」


まじかよ、、好都合だけどさよく許可だしたな。

「わかりましぃたぁ~」

やれやれ。

そういえば、、あやのちゃんも2日目のイベントででるんだよね南高吹奏楽部で。

向こうからは言われてないので、、


*松田町の寒田神社さん

** 今年2025年は6月7日に開催 JRC日本無線JJ1ZXE は南足柄市移動運用だそうです。

オール神奈川コンテスト 6月7日で、JRC日本無線JJ1ZXEは南足柄市からの運用です。

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