表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
拗らせてNewGAME!  作者: 光思
667/705

渋沢丘陵を走破しよう 1992年12月31日 3.

富士見塚までだけど、小田急の反射板のところから細い道を歩いていくことになる。栃窪会館までだいたい2kmぐらい。

まあとくに難所はないけども、ちょっとわかりにくいところが数か所あるのよね。わかりにくいというか紛らわしいといっていいかもしれない。


栃窪会館、、だけどまあ集会場です。

そんなに大きくないですよ。

トイレはハイキング客にも開放しています。


「ちゃんと水はのんでちょうだいね。冬でも給水は重要だかんねぇ~」


そう、、冬場って意外と水分が失われるのよね。

冬場 氷点下の中 山歩きをして防寒着の中がビッシャビシャになるんだけども、あれはまあ汗かいてその水蒸気が防寒着の中に溜まるわけでして。

インナーウェアも速乾性のやつがいいんですが、


でもお高いんですよねぇ~ 命に関わるから金に糸目つけるなって!


まあまじで足回りとウェアには金使うべきですねほんとさ。


筆者はかなりライトな装備で冬場とかでも1000m以下のところに行っていますが、どうなんですかね?

夏場はまあTシャツでリュックに予備のシャツと薄い防寒着程度でアタックかけられますがね。


「しんじぃ~ふだんはそういうチョコ菓子たべないよねぇ?」

「こういうことするときは、、、チョコ菓子をリュックに入れているんだよ。

手っ取り早く栄養補給できるしねぇ~」


自分の場合はカントリーマアムを1袋入れている 味はその時の気分にて

あと非常用のミニ羊羹は2本ぐらいいつも入れている。

3時間ぐらいの山歩き運用だとバターロールを携行食に。

食中毒を警戒してのことですよ。

ただまあ、、冬場の氷点下でバターロールのみというのはきつい、、

いつぞやバーナー、ガス、カップラーメンを持ってきたのにメスキット忘れたってさ。。。

アホだね~


「そうなのねぇ~」ぱくっ!


ちなみにポケット羊羹はトライアスロンの人も携行しているとかいう話も聞いたことがある。

100kmマラソンだったか?


ここからは渋沢ー篠窪のいわゆる矢倉沢往還を歩くことになる。

途中からそれて富士見塚に行くことになっているのだ。

まあ児嶋淑子の話を元にして湯川さんがコース考えたそうだけどさあ

元のこれを考えたやつって?

*児嶋淑子の話だと女子の棄権者が多数出たのだけども、発案者というのが社会科教諭でなおかつ女子テニス部顧問だとかで、棄権はみとめない退部にするとか言ったそうで、、、

で、翌日欠席者続出したのにあいつはちゃんと登校したというのだ。

まあ発案者への抵抗なんだろうか?

**まあ、、こういうのって慣れの問題もあるのよね。


「ここが富士見塚 いちおうこの辺は大井町になっているよね、、ってさっき大井町に入ったし」


いいかげんだなぁ~湯川さんよ?


https://kj7hhh.fc2.net/blog-entry-296.html


その富士見塚から標高にして50mぐらい上がると建設省の中継所があるのだが、、、

***「羽根田くん、行ってもあんまわたしたちには。。。な場所だよぉ~」

と青木先輩の意見。


「どおいうことかな?」


つまり、、鉄塔がある場所はわれわれのような人たちにはちょっと開けていなく場所的にどうなんですかね?

というのだ。

ワンゲル部もこのへんで練習コースとしてあるいているそうで。

なるほどねえ、、

ということは行ったことがあるんですね。


ということでここで昼食となったのだ。


今回はあやのちゃんのこともあるのでちゃんとメスキットとバーナー一式もってきたよ。

自分だけならバターロールで済ますのだけどね。

そんなことしたらあとであやのちゃんにいじめられます。


バーナーでお湯を沸かしてカップラーメンを。


「しんじ、今日はちゃんと持ってきているのね。普段はバターロールだけなんでしょ?」

「あやのちゃんいるし あと寒いでしょ?」

「にゃ~ん」


「いいなぁ~カップラーメン」


湯川さん?きみはいったい、、、

昼ご飯休憩が終わりハイキングコースを通って篠窪のあたりに出る。

そこから本来ならば松田方面に行き、第一生命本社ビルの下を通り上大井駅に抜けるのが、、、なんだけどもさ。

なんだけどもさぁ

富士見塚ハイキングコースって上大井駅を起点にして、おおいゆめのさとを経由し東名の橋をわたって松田方面に下って富士見塚ハイキングコースなのよね。

ということはあながち間違いじゃない、、と。

大間違いなのはだ、児嶋淑子が中学生の時に富士見塚からハイキングコースではなくて篠窪入口まで歩きそこからおおいゆめのさとをめざしたことだ。


それはどうかとおもうなあ、、

考えたやつアタオカや、、


ということでおおいゆめのさとをめざす。

このまえ我々は、、、、あ~あ~カブで「じゃあおさきにぃ~」するはずが、いま同行している青木せんぱいから

「なにいってんの?」と言われて、泣く泣く児嶋淑子の家に置かせてもらったんだよ。


「しんじ、、ここの坂きついよぉ~ おんぶしてぇ~」


バカ言いなさんな、、、こんだけのムダな装備背負ってさらにあやのちゃんだぞ?

歩荷用の背負子あればできる、、、え?背負子にあやのちゃんを?

なにそれおもしろ~い!


「しんじ、、わるいこと考えたでしょ?あるくから、、」


怒ってなさそうだ。

今回のムダな装備というのは、、ハンディ機でいいのにオールモード機を携行した点。さらにループアンテナ。

これは2日の大野山移動のトライアルみたいな感じなんだけどもさ。。

恭子ちゃん?2.4GHz のアンテナとかは?


それとあれだ、、、恭子が持っている地下回線のことだ。

じぶんにはそのアクセス権があるのかどうか?だが。


あやのちゃんや恵が知ったら、、、か。

30分して到着。


もちろんすでに年末年始休業となっている。

いちおう自販機は動いている。


「丸山先輩、来年度は正式に北工電子の講師ですよねえ?ワンゲル部もお願いします!」


正式じゃないよ、、、臨時だからね?いちおう2年間ということになっているけどさ?オプションでもう1年か。

その1年というのは、10月入学だから、、という意味で。


「こらこら~滅多なこといわないでちょうだい!あなたたちちゃんと顧問いるでしょぉ~今日は来ていないけどさ。あっそうだ、、綾乃さん、うちの校長から聞いた話だと・・たぶん南高か鴨宮じゃないか?って。

どうなるかわかんないわよぉ~ すくなくとも、、北工はないとおもうし。

普通科には新人いれないのが創立以来の伝統みたいよぉ~

よくわかんないけどさ」


そうだっけ?よく覚えてないわ。

そうだとしたら、、、北工は初心者殺しかっ!

まあ高専と同じぐらいのスピードだからなあ~

それでいて月曜日の6限はクラブ活動の時間だぜ?


この時点で午後2時

まあいいんじゃねえか?まあこのコースをだいたい4時間で走破だからね。

そのあと農道を下り上大井駅ゴール!


上大井駅からどう帰ろうか?考えていると、、、

「はねだしんじぃ~あなたたちなにしてんのよ、、、ってあおきせんぱい!」


こっちに帰ってきていたんだ、、


「あら瀬戸さん、あいかわらず。。かれにはフルネーム呼びなのね。。

どんだけ好きなんだか、、だめだかんね?羽根田伸二くんは綾乃ちゃんのなのよ。湯川さん、こっからどうやって帰ろうか?と考えているんだけどもさ。


なにか案ないかしらねぇ?」


たら~ん、、

わたしはまあ、、、東山北のアパートだしぃ~

恭子ちゃんも山北だからぁ~


「自分たちは国府津と鴨宮なんでこのまま国府津行きで帰ります!」


「青木さんすみません、、、現地集合現地解散なんでぇ、、、」


まいったわね、、一度小田原でて大雄山線で帰るかあ~

羽根田くんもだよねぇ、、和田河原だしさ。


「しょうがないわね、、いちど小田原でるわ。羽根田くん綾乃ちゃんもそうだよね?」


ふとおもったんだが、、

「あやのちゃん、、社宅の跡地、、行ってみない?」


ん?社宅の跡地??

「はねだしんじ、、あなたなにを考えているの?あまりいい思い出ないんじゃないの?わたしが言うのもだけどさあ、、」


「しんじ~ こっちの丸山伸二くんは中学生になったときに私のお家の近くに来たけどさ、、しんじは高校生になる直前にだったよね、、そういえば、まえにも来たことあったんだっけ?」


高校のときだったよな。

それと、、あけみちゃんの記憶、、金子の佐藤家

その場所はなかったんだよなこちらの世界ではさ。


「もうなにもなかったよ。更地になっていたけどもさ、まだ遊具が撤去されてなかったんだよなぁ~あやのちゃんといっしょに遊んだ遊具だよ」


あれか、、ブランコとあとなにがあったかな?滑り台??


「しんじ、、、今日はやめとこ。お正月休みに来ましょうよ。

明日は、、初詣だし道了尊いこうか。

じゃあよしみちゃん、わたししんじと和田河原帰るからね」


「そお、、かえっちゃうんだ、、」

「なにを言っているんだ君は、、」

「いけずっ!」


うっさいな、、、

こいつがいまでも自分のこと好きなのはわかっているんだけどさ。

ほんとなんだかなぁ~だよな。


というか

****ほんとこの位置から帰るのってめんどくさいわぁ~


*中学2年のとき、起点が駿河小山か足柄からだったか覚えていないのだけども、遠足にて足柄峠の万葉公園から矢倉沢に抜けてそこから山北駅まで歩いたことがある。

でだ、、女子の棄権者が多く発掘された中学の卒アルをみると、、女子テニス部ならびに女子バスケ部がほぼボイコット行動にでた。

いい度胸してるよなぁ~

たしかにそのコースを辿ったけども ゴール地点は違いますが 

うん、エクストリーム乗り換え競技である足柄駅乗り換えコースのある意味難関箇所です。


駄菓子菓子、、だがしかし、翌年の箱根旧街道は全員参加したんだなぁ~これがさ。

おかしいよねぇ~


**休日に山歩きとかしてますが、翌日筋肉痛でのたうちまわるとかそういうのがないんですよねぇ~ 年齢の問題かっ!


***神山の中継所付近 施設があるところはまあいいのですが、道のところはいまいち開けていない感じがする。

あとアンテナを展開できるような広さではない。。


****上大井駅から和田河原駅に帰る方法


1.小田原駅にでてそこから大雄山線

2.松田駅まで出たあと、箱根登山バスにて関本 

  大雄山線にて和田河原

栢山に出るという手もこの時代ならばできたのだが、栢山からの交通手段がタクシー以外ない。


ちなみに、開成駅~富士フイルムゲートは平日なら箱根登山バスが運行している

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ