番外編 竹井安江る~と 1
ちょっと書いていたヤツを、、、
10本ぐらいで終わらせる予定
1.突然の告白 昭和61年5月
小田原駅西口 通称新幹線口 眼の前には北条早雲の銅像があるのだが、、
西高にいかずにおだじょに行った恵から、合わせたいのがいるというので土曜日の帰りに
西口で待ち合わせる事となった。
ときすでに5月の連休明けのとある土曜日、、
「しんじ、、恵ちゃんが合わせたい人って誰かなぁ?」
「さあ、、知っている人だとはいうのだけども、、すくなくとも瀬戸佳美じゃないだろ?毎朝東海道線の出口のあたりで待ち伏せしているし、、恵は恵で小田急の検札のあたりにいるし、、ほんと怖いわ」
ちなみに、恵というのは、、、、ありゃ、、いとこではないな姻戚関係なんだけども、どう表現していいかアレの場合わかんないのだ。
ちなみに生年月日は同じでなおかつ生まれた病院が同じという、、いわば生まれたときからの幼馴染通り越して腐れ縁、、、どころじゃねえな、、
その血縁の加藤恵とは幼稚園じゃない生まれたときから小学校3年まで、、一緒だったわけだが、南足柄の方に家を買った関係でそっちにうつり、その時期に田部井家もそちらに。
と、横にいる黒髪セミロングのちっこいの、、、田部井綾乃だけども、
恵がうちにくるたびに、、
「綾乃ちゃんまたしんじくんのところに来ているんだ、、、どんだけしんじくんのこと好きなんだか、、しんじくんはうまれたときから私のものだよ?」
じとおぉおお~
「恵ちゃんこわいよ?」にゃあ~
はあ、、もうなんだかなぁ~だよねぇ~
と、たまに家に来る恵に言われているのだが、、
綾乃ちゃん普段からうちに入り浸り状態、、、ちなみにお誕生日は2月27日なので
「しんじぃ~私のほうが生まれ早いからぁ~おねえちゃんだねぇ~にゃはっ!」
なんだよな、、というか、*クーデター未遂事件の次の日が誕生日って、、
なにそれ・・うけるんですけどぉ~
綾乃ちゃんの母親というのが、、、うちの母である旧姓丸山京香の先輩である旧姓田代雪乃でして、、というかうちの父親の先輩でもあるんだよな。
はあ、、
でだ、高校は、、いやまじで最初県外の高専にしようとしたんですよ。
大学受験すっとばして学部編入できるからさ。
そしたら、綾乃に泣かれまして・・
でだ、、同様なことが恵のほうでも起こったらしく。。
「ん?なんで西高じゃなくておだじょにしたか?
しんじくんごめんなさい、、泣きつかれたんですよ、、あさみおねえちゃんにさ、、
恵ちゃんあたしの後輩じゃいやなの?
って目をうるうるさせてね、、」
「まじかよぉ~あの人なんなんですかね? 綾乃ちゃんはなんだとおもいます?」
「う~ん、、恵ちゃん、たまにはちいちゃんとあそばせてぇ~」
綾乃ちゃん?答えになってないし、、うちのまいちゃんで十分では?
「あ~でもしんじくん、、小田原駅であえるじゃないですかぁ~しんじくんは大雄山線だからぁ~地下通路の小田急のところで待っていてくださいな。途中までいっしょに、、」
「ええ~~」
「恵ちゃん、、それ、、どうかとおもうし」
ぶうう~~
「しんじくん、、いけずぅ~甘えさせてくださいな」
なにをすねているんだか、、
ということがありまして、、というか合格発表まで教えてくれなかったし。。
おかしいなぁ~とは思ったんですよ、、会場にいなかったし。
あさみさんというのは、、
従姉妹でして、、
母親すなわち羽根田京香の妹である丸山春香の嫁ぎ先というのが松田町の旧家の佐藤家。
まあいいや、、
ご本人様が来たよ、、というか・・あれだれさね?
「綾乃ちゃん・・・だれだかわかる??」
「え~と、、たしかぁ~ 竹井、、さん?下の名前わすれたし。
まあ、、演奏会とかではあってはいたんだけどさ、、しんじは、どおかなぁ~あったかしら?
というか、、瀬戸さん?あなたまたなぜいるのかしら?」
「しんじくん、おまたせぇ~綾乃ちゃんは相変わらずしんじくんにべったりね、、さすがしんじくんの綾乃おねえちゃんだねぇ~、、えと、、詳しい話は佳美ちゃんから」
なぜそこで出しますかね?
というか強調していませんかね?
いみがわかんないよ姻戚関係の加藤恵さん??
「羽根田伸二ひさしぶりねっ あのね、、このわたしがこんなことするのは、、遺憾なんだけどさ、、羽根田伸二覚えている?竹井安江さん」
あの、、あなたにはこの6時間以内にあっているんだけどさ?
え~と、、
「すんません、、小学校3年の末までしか上大井にいなかったんで、、
それはさておき、、あなたどなたでせうか?」
いらっ!
「はぁねぇだぁしんじぃ~ あたしよあたしっ!なにぼけかましてんのよぉ~瀬戸佳美だってばっ!今朝もあったでしょぉ~~~~~!」
「あ~そういう事実もあったんですねぇ~ああそうでしたそうでした、いきなりフルネームでいつも呼ぶのはどうなのかねえ?瀬戸佳美さん??」
ぐぬぬぬぬぅぅ~こいつといい加藤恵といい、、さすが身内でしかも誕生日がいっしょだけあるわね、、
「瀬戸さん?? どんだけしんじくんのこと好きなんだか、、すくなくとも、、しんじくんはあなたにはあげません」
「そおだよぉ~佳美ちゃん~」
「綾乃ちゃん?あなたもですよ?」
「ん~あたしはしんじのおねえちゃんだからぁ~でもちがうしぃ~」
ぐぬぬぬぬぅぅ~ こいつら何を考えて生きているのよぉ~
というか、、この二人って・・・
羽根田伸二とはその、、そういう関係じゃないの??
ということは、、、
「あのぉ~ちょっといいですかぁ?羽根田くんおぼえていないよねぇ~小学校の時クラス一緒じゃないし、幼稚園もちがうからねぇ~」
かわいい、、綾乃ちゃんや恵もかわいいんだけど、、どう言っていいのやら?
輝いているというか、、表現がむずいぞっ!
瀬戸佳美? 知らない子ですね。
「はじめまして、、というべきかなぁ、、竹井安江です。
あの、、いきなりで、、引くかもしれないけど、、
羽根田伸二くん、、あなたのことが好きです!付き合ってください!!
言っちゃったっ!」
はあ?ちょ、、、なに公衆の面前で言っちゃってんのよぉ~しらいよそんなのぉ~~
安江ちゃんあなたねぇ~よりによってはねだしんじにぃ~
え?いまなんと??しんじくん?今日あたしそっちお泊りします。お仕置きね、、
うしょ、、しんじが告白された、、だいじょうぶようん、、そうだよねぇ
しんじとはもうね、、にゃあ~
おいおいおいおい!いきなり爆弾投下されたよこの美少女に、、、
というかここどこだとおもってますの??
と、、みまわすと、、案の定だしさ。
うわぁ~おだじょの子が西高の男子に!
ここでするのって、、
「あの、、、即答はできないんですけど、、あれです、お友だちからでいいですか?
あなたのような美少女にいきなり、、その、、告白って」
「ちょ、、聞いた?しんじ美少女って言っちゃったよぉ~」
「キノセイよ綾乃ちゃん、、、」お仕置きですね、、2時間は正座させないと。。
おおお~この二人動揺しているよ。
加藤さん?あなたも動揺することあるのねぇ~お身内なのにさ?
まあ、、アレでした・・
しかし、、あの二人あ~わいっているけどさ、羽根田伸二のこと好きだっていうのはわかりきっているし、、、もしかしてすでにどっちかと??
「そうですよねぇ~ おどろいちゃいますよねぇ~ 羽根田くんのことは野地くんから聞いています」
あ、、そういうことですか。。野地なのかぁ~い!
*暗黒の昭和史クライマックス 2・26事件 ただの事件にする日本人とは?
NIDECが牧野フライス製作所にTOBですかぁ、、、
いくら強欲は善とはいえ、それってスマートでエレガントにやらないとただの田舎者でバカにされる
というのですが、しょうじきなあ。。えげつないわ。
かつて90年代に年代に森精機がOKK 現在のNIDEC OKK に対して買収をかけようとしたところ、、、
業界からフルボッコされたのです。
で、ここ数年NIDECが暴れていると。
永守氏のやり方とはおもえないんですがね。