表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
拗らせてNewGAME!  作者: 光思
639/705

羽根田伸二の生徒会活動 昭和62年12月

ブログの方にも書きましたが、来年1月ごろに入院手術となります。

脊椎・脊髄外科で受診したところ、ヘルニアじゃなく脊髄にトゲができており、それが神経を圧迫して首肩の激痛ならびに左手指のしびれを、、、でして。

今度はがん患者が用いるツートラムといつものタリージェでちらしています。

一番最初はカロナールとロキソニンでしたが。

うちのとうちゃんも末期がんのとき使ったんだよな。

まあ最期はモルヒネたっぷりでしたが。

なりゆきで生徒会メンバーから生徒会役員となり書記というポジションになってしまったんだが、、

あいかわらず青木先輩は元生徒会長なのにあいかわらず入り浸っている、、

まあ自薦で静岡大学工学部決めてしまったからなぁ~

ふつう長岡や室蘭ならわかるんだけどさ。


本人曰く

「あ~最初は沼津高専打診したんだけどね、ことしは編入募集してないっていうのよ。3年時で卒業してそのまま旧帝とか行くやつがいなかったってことね。そんでもって牧田さんに聞いたらさぁ静岡でどうよ?ってさ」

というのだ。


うん相変わらず無茶っぷりというか、、、


全執行部から引き継ぎ、、、、まあ顔ぶれは同じだからなぁ~

まあ違うのはさあ、副会長の並木ゆかりさんぐらいですかね?

クールビューティー系の美人さんなんだけども身長が180cm近いのよ。

おそらくバスケ部だとおもうのだけどさ。


で、、体育委員からだけども、前年度からの計画で冬季マラソン大会を今年度復活させると。

コースとしては男子の場合グラウンドを一周した後校門をでて、土手をあがりサイクリングコーススタート地点である大口を目指し、またここまで帰ってくるという誰が考えたんだそれ?な催し物、、

だまって10キロ以上ありますねこれ。


それを2月に開催、、、って修学旅行から帰ってきたらすぐじゃんか。

むちゃするなぁ~


「あ、3年生は希望者のみだよぉ~自由登校が始まっているしぃ~わたしは出ませんが」


聞いていませんよ青木先輩、、

というか前生徒会長が出場しないのはずるくないですかあ?


うちの無線部ですが、慣例で2年生が部長になり3年生は一応副部長という形にはなるんだけども、前年度部長がその地位になるのだが高橋のやつが生徒会長なので前年度に引き続きわてくしが副部長となるわけだ。

まあ副部長が二人いるというのもなぁどうなんですかね?

 まあうちの学校のしきたりだからしょうがないっていえばねえ?


「で、来年早々なんですけどね、来年度北工祭でおだじょのバスケ部と交流試合をいよいよやる方向なんだけどさぁ~

羽根田くん、並木さんといっしょに行ってきてちょうだいな」


あ゛?あんだって?おだじょ行けだあ??


「ちょいまちいやっ!おだじょはかんにんやぁ~」

「あらどおして?南高じゃないからいいじゃんかぁ~羽根田くん婚約者さんいるのにおだじょに彼女さん何人もいるんでしょお~オフィシャルであえるじゃんかぁ~この誑し!」


なんのことだあああ~~~~!

そりゃまあ、、なおちゃんとあの瀬戸佳美とは、、ですけどね。

綾乃ちゃん?まあ綾乃ちゃんとはご幼少のころからぁ一緒に風呂はいったり寝たりしていたし、、

「なんのことよ?」

「竹井酒造の娘さんとか」

「お家いってませんよ?」

「そういうもんだいじゃあなくてさ」


ぐぬぬぬぬぅ~


「じゃあ決まりね 女子バスケ部部長でもある並木さんといっしょに行ってきてちょうだい」


横暴だぁ~! 高橋の立場ってなんなんですかねぇ?

彼が仕切るはずなんですけどさ。


「たかはしぃ~おまえさんなんでしきらねえんだよ?」

「だってさあ、、隙がないじゃんかぁ~」


あ~こりゃだめだ。

青木さんいろいろ目立ったからなぁ~大丈夫なんかこいつでさぁ?


「そういえば、、羽根田せんぱいおだじょで人気あるそうですよぉ~」

「なんかの誤解かと、、、それ同じ中学から行った人たちでは?」


「それがね、、そうでもないんですよ」


はあへんなところでつながっているからなぁ、、あさみおねえちゃんとかさあ。まあその話を恵にするとさあ、、たいへんなんですよね。


「おいおい羽根田くんよ、、そのうち恵さんに刺されるよ?」


ぐぬぬぬう~


「なおさらいかないほうがいいんじゃね?」

「羽根田くん、往生際悪いわよ そおいえば、、、うちの従兄妹で南高2年のがいるんだけどさあ、修学旅行から帰ってきて2週間ぐらいしたら来なくなったのがいるそうで羽根田くんと同じ中学の女の子だよ」


南高、同じ中学、女子・・・だれですかね?

瀬戸佳美にでも聞いてみるか。


「さあ、、そっちの方はとんとねぇ?まあ付き合いあるのはおだじょの数名と金子の佐藤家だけだしさ」

「さいですか というか認めていやがるし」


それはいいとして、、終業式に竹井先輩がくるのよねぇ羽根田くんには言っていないんだけどさ。

竹井先輩って同窓会の学年幹事になったそうで。

というか、、基本的に生徒会長が学年幹事になるそうで。

あたしもか、、あれま。

ここんちの同窓会ってけっこうガチなのよねぇ~

まあでも旧制中学の流れの西高やおだじょにくらべたらぁ~だけども。

ついでにクラス幹事もあたしなんだろうなぁ~


まあこれで、、わたしのここでの仕事はおわり、、、じゃないんだなあこれがさ。

卒業式の答辞読むんだよなぁ~ 送辞はおまえだたかはしぃ~

あとなんかありそうな予感がするんだけどまあいいや。

まあ整形外科では見抜けなかったみたいだわ、、そのトゲが成長しているってさあ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ