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拗らせてNewGAME!  作者: 光思
635/705

行間 ある同窓生の動き 1.

田部井綾乃編です いつ以来ですかね?

綾乃ちゃんというよりさあ、しんちゃんって言えばたしか、、、

そう思いある同級生の実家に電話をすることにした。


「もしもし、夜分失礼します竹井さんのお宅でしょうか?わたし竹井安江さんの同級生の、、、そうです古川直子です!」


声でわかったみたい、、というか出たのはお兄さんだし。

しんちゃんの先輩にあたるのよね。

たしか北工から一浪して東工大だもんねすごいよね。

うちの兄は、、二浪して東京電大だし。


というか、安江ちゃん実家にいるのね。


「なおこちゃんひさしぶり!どうしたの急に?」


と今日あったことを話すと、、、


「まずいわね、、、綾乃ちゃんがそんなことに。なおこちゃん誰が来たって?」


「しんちゃんの従姉妹というか義妹の恭子ちゃんが言うには、岡部さんと田村さんなんだけどもさあ、、あの二人綾乃ちゃんになんかあったかなあ?どうかんがえてもないと思うんだけど?」


「????たしかバスケ部よねぇ、、あれたしか田村さんって、、よくは覚えていないんだけどさあ、中学の時児嶋さんの取り巻きとはまた違う意味で羽根田くんを毛嫌いしていなかった?」


えええ???そう言われてみれば、、、

あっそうだちょうどいいのがいたわね。


「ねえ安江ちゃん、瀬戸佳美ちゃんっていま地元にいる?」


「彼女はいまそれどころじゃないでしょ司法研修生だしさ。彼女じつは羽根田くんと付き合っていたって知っている?」


ゑ?詳しく、、、


「直子ちゃん今週の土曜日あいている?栢山のあかいりんごに12時30分でどう?予約いれるから」


「うん じゃあ土曜日に栢山で」


変なことになったわね、、、あっそうか、、安江ちゃんと佳美ちゃんは高校のときにしんちゃんから教わっていたのよね。

まあ私も混ざればよかったんだけどもそこはねぇ、、


でなにさ?あたしでもなく安江ちゃんではなく、、佳美ちゃんってさあ?


あるえええ~~~佳美ちゃんしんちゃんのこと罵倒していたじゃんかぁ~

やっぱ好きということだったのかぁ、、


あはははは、、恵さん知っているのかしら?


ということで、その週の土曜日。

平塚から小田原にでて小田急の各駅停車で栢山下車。


なつかしいわね、、しんちゃんがいた北工 それとあかいりんご。

いろいろ有りすぎるわね。


しんちゃんのこと恵さんから奪うことはできなかったのよね結局さあ。

安江ちゃん?あなたはしんちゃんとどこまでいったのかしら?

まあしんちゃんのことだから、身分違いですとか言ったんだろうけどもさ、

あの話は本当なんですかね?


しんちゃんの初めてのお相手は綾乃ちゃん


というお話はどこまで本当なのかしら?

たしかに、綾乃ちゃんが小学校5年まであの社宅にいたというのは知っているし、その後も出入りしていたのは知っています。

しんちゃんが恵さんにプロポーズやらかしたのが、、えっと・・


まあなんなんですかねぇ?


ということで北工入口を入り、あかいりんごに行く。


いらっしゃいませぇ~

竹井で予約している連れの 


直子ちゃん~!


来ていたのね。


「ひさしぶりね 同窓会以来かしら?」

「そうだねぇ~ ほんとうは佳美ちゃんがいればいいんだけどさぁ~

はともかく、、、除名ってさあ、、噂ではきいていたけどそこまでのことなの??」


信じられないんだけどさ、、あの井原恭子ちゃんの話だとさいろいろ証拠を坂谷せんせいに出していたって話なのよね。

坂谷せんせいかぁ~この前の同窓会にはいなかったけども、校内幹事なんだねぇ。このこと、、羽根田くんには?


「言えるわけないでしょお~~!なにするかわかんないわよ?

とにかくしんちゃんには絶対わかんないようにしないと、、ただでさえさえ」

あ、、意外と羽根田くんっておだじょで人気あったのよねぇ~

あさみさん絡みもあるんだけどさ。

北工副会長で長身美人の、、並木さんだっけ?といつも来ていたしさあ。

それを相手していたのが、、、瀬戸佳美ちゃんだよ。

参加したことはないんだけどさ、はなし聞くと


「これよ、、厚木地区で出ているタウン誌なんだけどさぁ、、この一面!」


んん??

牧田精機内覧展にて はい?羽根田くん!真ん中が牧田精機社長で、、、その横の美少女って????


「直子ちゃんこれって、、、羽根田くんすごくない??」

そこかよ安江ちゃん、、、


「しんちゃんのことはともかくさ、、懲罰動議が通ってしまったら綾乃ちゃん除名だよ?私学のお嬢様学校と大差ないんだからさぁ、、地元じゃいられなくなるよぉ、、かわいそうだよ」


そうなのよね、、うちのおかあさんもおだじょだけどさ、やたらとさ、、


「直子ちゃん、連絡取れる同級生とかいる?」


はてま、、あれだりっちゃんは結婚して相模原だったよね?

どこだっけ?佳美ちゃんはいまは動けないと。。


「う~ん、、言われてみると、、、苦しいわね卒業してしまうとなかなかねぇ」

「たしかに、、わたしのクラスのクラス幹事ってりっちゃんだしなぁ まぁ~た子どもできたって、、羽根田くんもすでに、、」


それはナシだよ安江ちゃん?

お互いしんちゃんのこと好きになったんだし、、、って安江ちゃんって結局のところしんちゃんとはえっちしたんですかね?

にゃあ~


「とっとにかく、、、情報は坂谷せんせいと恭子ちゃんから手に入れるから。

じゃあご飯食べようか」


まてよ、、まえに聞いたことがあるんだけど、岡部京子さんってたしかあの井原恭子ちゃんの従姉妹になるんじゃなかった??

「調べたいことができたから今日は実家に泊まるわ」


「調べたいこと、、、って?」

「井原恭子ちゃん、、、まえに聞いたことあるのよ、、恭子ちゃんはすくなくとも味方よ」


うん


とわたしは安江ちゃんといっしょに上大井駅行きのバスにのり実家に帰ることにした。

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