羽根田伸二の対外活動 昭和63年1月 小田原女子高等学校 城内 小田原市
先に一個これいれます
愛川町の件ですが、年内には出す予定です。
信任投票で新任され、高橋が生徒会長となり自分もどういうわけか書記広報という妙な役になったわけだ。
で、
昨年の北工祭文化の部で本来ならばおだじょバスケ部が親善試合で来るはずだったんだけども、諸般の事情で都合がつかずお流れになったと。
まあうちの女子バスケ部は定員割れだもんねぇ~ 員数いればどうにか部活として成り立つんよ。。
女子バスケ部部員絶賛募集中 兼任も可
とか書いてあるんだけどね、、あつまんねぇ~んだわこれがっ!
ということでとある土曜日の午後、女子バスケ部部長で生徒会副会長の並木ゆかりさん同行にておだじょを訪問です。
ええ、、事前にあの人達には言っておきましたわ。
いわないとあとが怖いんですよ、、ここんちの吹奏楽部のメンバーですが。
「羽根田せんぱい、、婚約者いるのにおだじょに彼女がいるってどこまで本当なんですか?」
「誤解です 小学校からの同級生のお勉強をみてあげているだけです。成績はおだじょで10番以内ですよ」
「ほええ~すごいじゃないですかあ~ そういえばわたしと同じ名前の青木せんぱいは国立に推薦入学でしたよね?」
「自薦ですね、、たまたま枠があったそうで。まあガチで受験でもあのおかたならいけるんじゃないですかね?
なんか敷居が高いなあ~ここんちぃ~」
「きのせいですよ、ほら羽根田せんぱい入りますよぉ~」
「やだぁ~やだやだぁ~」
ちょっと!
「羽根田伸二、、あんたなにやってんのよ、、、人が待っていればひとんちまえで駄々こねて、、羽根田伸二らしくないじゃんか」
にゃあ~あなたそういうところもあるのねぇ~綾乃ちゃんにはナイショ!
「あ、だれかと思えば、、ここんちの書記の瀬戸佳美さんだぁ~ なんであなたが案内役?」
むっ!
「わるかったわねっ! 生徒会室行くわよっというか、、お客さんだから職員玄関から、、ちゃんと書いてちょうだいね。
あ、はじめましておだじょ生徒会書記の瀬戸佳美です」
あなた背が高いわね、、180cmぐらいあるんじゃないの??
「はじめまして、、北工生徒会副会長で女子バスケ部部長の並木ゆかりです」
この人が例の彼女さん?? いんや幼馴染の腐れ縁?? 可愛いけどきついわね。
「瀬戸さん、羽根田せんぱいとは仲がいいんですね!」
ぎくっ
ぐさっ!
「ああああ~あにょねえ、、、たっただの幼馴染だからぁ~かんちがいしないでよねぇ~~~~~!」
なにやってんだかこいつ、、、
はあ、、、こういうときは、、、こうっ!
「しっかりせんかいっ!」ぱこ~ん!
と一発後頭部をはたくっ!
うっ
「しんじぃ~やさしくしてよぉ~」
「うるさいっ!そうでもしないともどらんだろうがぁ!」
すくなくともこの人が彼女ではないね、、腐れ縁で確定ね。
「はよ案内せえ!」
はねだしんじぃ~ ううう、、
ということでおだじょの生徒会室に案内してもらった。
ここがあれかあ、、綾乃ちゃんたちが通っているおだじょですか、、、真鶴半島が見えますね。
というか、、恵おねえちゃんがここに入らなかった理由って、、あれじゃんか。あのお方たま~にここんちに出入りしているみたいですね。
あったらめんどくさいね、、
「そうだ羽根田伸二、、今日お客さんが来ているんですよ」
「そりゃそうだ、自分たちがその客人だろ?」
っ!
「羽根田伸二アホなんですかあ? そりゃそうでしょうけども、、、
まあ・・あなたの知り合いになるんでしょうね、、たぶん」
????わての知り合い? おだじょ??
「羽根田せんぱい、、誰なんですかね」
「あかんやつや、、帰っていいですか並木さん?」
「だめにきまっているでしょう!」
あ~あ~
「羽根田伸二ぃ~ いい加減にしなさいねっ!」
わたしをかまってよ、、ってここじゃだめかぁ、、
ここよっ!
というので生徒会室にはいると、、、
「あ~~!羽根田くんだぁ~あさみおねえちゃんだよぉ~ひさしぶりだねぇ~恵ちゃん元気かな?」
あちゃぁ~でたよでたよ、、、
「あさみおねえちゃん、、、どうしてまた?」
いやぁあ~だってさあ、、
わたしおだじょのバスケ部OGですよ?たしかに生徒会は、、、、いちおう協力はしてたけどさ、、恵ちゃんといいかげん仲直りしたいんだけど・・ってその話はちがうか。恵ちゃん北工祭に来ていたんだってぇ~
こっちはこないのかなぁ~
「佐藤先輩、、、お身内のお話は、、、」
あっ、、ついつい恵ちゃんのことを。。
こいつどんだけ恵お姉ちゃんのこと好きなんだか、、、あさみおねえちゃんよ?
「わたしが言い出したことじゃないんだけど、、、って、並木さん??
なんであなたが北工にいるの!」
あははは~ばれちゃいましたかぁ~
それですがはなしが長くなりますのでちょっとここでは~
と話を濁し、、、
おだじょバスケ部主将の岡部京子が
「今年度にて当方と北工女子バスケ部との親善試合を北工祭にて実演させたかったのですが、北工さんの調整がつかず、、、うちもなんですけどね、、実現できなかったわけですがぁ、、、、
来年度こそは実現したいとおもうんです」
はあ、、なんでまたなんですかね?
うちじゃなく南高さんあたりでええんちゃうの?
「さいで、、ただ、、ご存知のとおり、うちの女子バスケ部はここ数年部員
数が公式試合に出るにいたらず、、まあうちの部活定員の規定で部として成立するのでまあ一応通年通して掛け持ちで募集はしているんですよ、うちのようなところだと、、、」
「ただ、聞いたところだと相模大井高とはミニゲームやっているそうじゃないですかぁ定期的に」
「練習試合ということで、向こうのメンバー入れて員数合わせしてなことも」
まあエキシビション方式ならまあそれでもいいんじゃね?並木さんよ?
それもあがったんですよ、、一度はその方向でって。
「ええたしかにミニゲームでも、、とはなったんですよね岡部さん」
「そうですねぇ、、前任者がやっぱりフルゲームでないとって言い出しましてね 落とし所がみつからなく でして」
そうこうしているうちに双方時間切れ、、かあ。
「あさみおねえ、、いや、あさみさん、この話っていつごろからあるんですかあ?」
あ~これねぇ わたしが1年生のときだよぉ~そのときの生徒会長がねなんか北工となにかイベントをやりたいと。それがなんでなのかはただの1年生だったからわかんないけどさぁ 恵ちゃんなんでこなかったのかなあおだじょに、、いけないまた恵ちゃんのこと、、
あの羽根田せんぱい、、恵さんってもしかして?
そのまさか、、です どんだけ好きなんだか、、ただの従姉妹の範囲こえてるわ、、それでいて恵があさみおねえちゃんのこと嫌っているし。
あはははは、、よくあることなんですかね?うちの従姉妹もさあ、、
「んで、おだじょさんの生徒会長とかは?あれか、、いまは担当レベルのおはなしだから瀬戸さんですか」
「わるかったわねっ!羽根田伸二ぃ~あなただって担当でしょっ!」
あらら、、、佳美ちゃんって、、恵ちゃん言っていたけども、、羽根田くんをいじめているって いうけどさあ、、仲良さそうね。
このこなら、羽根田くんのことを、、、恵ちゃんじゃたぶん羽根田くんのこと守れないんじゃないかな?
仲がいいのねぇ~あれれぇ?吹奏楽部の竹井さんとじゃないのかなあ?
「瀬戸さん!話にならなくなるからそういうのは外でやってちょうだい!
今日は両校顔合わせ、、ということで、、、
佐藤あさみ先輩 本日はありがとうございましたっ!
それと、北工生徒会 並木さん それと、、、羽根田伸二さんありがとうございましたっ!」
ゑ?岡部さん?? なんで伸二だけふるねーむなのかしら??
それと、、、田村さん?なんかどす黒いものを感じるけど???
まあ羽根田伸二のこと小さい頃から悪く思っていたからねぇ、、
わたしは、、好きすぎて、、
・
・
羽根田伸二、、あなたよくここ来たわね?
関係は知っていたけど、、あさみさんのことをおねえちゃん呼びってさあ。
というか、、わたしのことは覚えていないみたいね。
まあ、、いいけどさ。
あなた最近竹井さんともお付き合いしているそうね?
趣味わるいわね
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・
「あの、、羽根田伸二さん」
と岡部さんに呼び止められ、、
「なんでしょう?」
じつは、、と切り出し
「え?井原恭子の従姉妹なの??どおりで似ているとおもったよ
そうなんだ、、あいつにあったら言っておきますよ」
「はい、、では」
ありゃま「羽根田せんぱいのこと知っていたんですかね?」
「さあねぇ~」
「羽根田伸二、今日はどっち帰るの?」
「上大井だけど? 」
、、、、、、「やっぱやめとく じゃあね私まだ生徒会の用事あるから」
「素直じゃねえなあ、、、」
「おだじょにいる彼女さんって、、瀬戸さんなんですかあ?」にまにま
「あほいいなさんな、、あれは腐れ縁です。人顔見れば好きすぎて罵倒するし、、それがようやく理解できてねぇ 帰りましょうか」
並木さんは箱根なんだよね?
そうですよぉ塔ノ沢ですよ 温泉旅館の娘だよぉ~
まじかよ、、
「婚約者さんと泊まりにきてくださいなぁ~ じゃあわたしは登山鉄道なので!」
「じゃ国鉄じゃなかったJRで帰りますよ じゃあね」
まさか温泉旅館の娘さんとは、、、竹井安江といい
そういうめぐり合わせですかね?
はあ、、修学旅行のスキーかあ、、ええ一応は滑ることできますよ。