羽田伸二の高校生活 ナガオ工房 開成町延沢 昭和62年8月 1.
ゲストキャラ
遠藤由美 開成町喫茶バンカムあらため喫茶ばんだむ。。の娘さん。
長尾理香の従姉妹になる。
晴れた日には、、からの出演!
あちらでは確か南足柄高校でしたが、こちらでは小田原女子高等学校
史実の旧城内高校ですね。
高橋からの依頼で開成町主催の電子工作教室がナガオ工房で開かれるので助手を頼みたいと。
「なあ高橋、、べつにかまわないんだけどさ、、」
とナガオ工房の近くにある喫茶ばんだむに居ます。
マンダムじゃないです。
ここの喫茶店って聞いた話だと長尾理香さんのお身内だそうでして、さらに聞くとここに遠藤由美という従姉妹がいて現在おだじょ2年生ってちょっとまてぇ!
案の定、、、店に入った早々
「いらっしゃいませぇ~あ、高橋くん、、それと、、
あ~竹井安江ちゃんの彼氏さんだぁ~」
いえ違います違います!
そおいう関係じゃねえですのっ!
「いんやそういう関係じゃないです、、お勉強はみていますが、ご存知かとは思いますが、付録であの瀬戸佳美もいるし、、、あいつなんなんですかね?
遠藤さんはなんだと思います??」
あははは、、クラスおなじだからさぁ 綾乃ちゃんもだけどさ。
たのしそうにあなたのこと罵倒しているんだけどさ、、
よっぽどあなたの事好きなんでしょうね、、困った人だわ・・
羽根田くん?あなたがさぁ?
年上の婚約者さん?いるのにさあ、、
一時期なんか古川直子さんがとろけていて、時折「しんちゃん~むふふぅ」とかブツブツ言っていたんだけど?
なんかやったあんた?
高橋の話だと、小学生向けの電子工作教室でどういうわけかナガオ工房にて行われると、、
ふつーその小学校の図工室かなんかじゃねえの?
あるいは町民センターとかでさあ?
え?長尾のじいさまが名乗り上げたぁ?
それまたご苦労なこって、、、
「じゃあその内容というのは?」
「1石トランジスタ・ラジオの製作」
ほおラジオの製作ですか、、
鉱石ラヂヲの製作じゃないからまだいいけどさ。
*1石ラジオだと、このへんだとさ酒匂川にラジオ日本の小田原送信所があるけどそれぐらいしか受信できないのでは?
「一番のキモはコイルの巻き方じゃねえかぁ?」
「それはいえるし、、サンプル持ってきたんだけども。。。」
ほうほう、、
**かまぼこの板に部品を固定。
んで、スパイダーコイルを、、と。
まあそうなわるわ、、
それ以上のなにものでもないよねぇ
「ところでさぁ この教室の参加費用おいくら?」
「テキストこみで500円 イラストは理香ちゃんが描いたし、、」
「まじかっ!」
「まじです、、、ほとんどボランティアですわ、、まあ町の補助もあるんだけどもまじでボランティアだし」
ほおほお、、
裏話するとな、なんかで間違えて大量に仕入れたポリバリコンの処分もかねてだな、、定期的にやっていこうということになったんだこれ内緒なっ!
おいおい、、それあかんやろ。。
なんか他にもやらかしてねえかぁ長尾さんよ?
ということで、、、高橋のおごりでランチを食べたわけだ。
ちなみに喫茶ばんだむにある真空管アンプはナガオ工房製なんだよな。
で当日、、
開成町延沢にあるナガオ工房
そもそも、、、本業は長尾電業で屋内電気工事や制御盤などの製作を行っている。
制御盤などの工場は南足柄市の儘下のあたりにあるんだが。
で、こっちのナガオ工房というのは電業を引退した創業者が引退する前から趣味で始めた事業のようなもの、、
真空管アンプの製作やアマ無線のリニアアンプ、***”小電力”市民無線機、その他測定器類や特注機の製作を生業としている。
こちらの方はご本人様含めて8名ほど。。
設計は長尾氏御本人がおこなっており、、、
めずらしいものでは、北工から受注をうけたGE 6146B 3発のエレキアンプ
200V昇圧トランス付き。。とかいうのがある。
GE 6146Bの3パラって、、、
長尾さんだけども、元海軍の技術将校なんよね、、その部下が、、井原恭子のじいさまとか、いろいろあるんだが児嶋淑子のじいさまなんだよな。。
戦後しばらく朝鮮動乱のあたりまで米軍基地、、たしか立川ベースって言ってたな、、にいてそのまま居ないか?と言われたけど断って地元に帰り、長尾電業を起こしたと。
なぜチミがここにいるのかな?恭子ちゃんよ??
「あのぉ~長尾さん、、」
「伸二くんなんでしょう??」
「よその町の女子中学生 しかも2アマ持ちがいるんですが、、」
あいつ中学はいった早々の試験を受けて見事一発合格だし、、
俺や高橋よりすごいぞ、、
聞いた話じゃ本来ならば私学行くはずだったのをあいつが断ったって言うのだ。
なんであたしだけお嬢様学校いかなくちゃいけないのよ?ってさあ
おにいちゃん~!きょうこちゃんきたよぉ~
と手を振っているんだが、、、
「あ、、井原の孫な、、自分が呼んだし。助手だよ、、」
おいおいおい、、長尾さんよ、、
というか、、あなたも孫に対して甘々ですがねぇ、、
今回は小学校6年生を対象とした電子工作、、もとい、、ラジオの製作となる。
定員は2回にわけて今回は10名となった。
10名なのはここんちの工房が限界だからさ。
問 なぜ小学校の図工室使わないの?
答え 広ければええってわけじゃないんよ、、
そうですねそうですね、、
面倒見きれないしさぁ、、目が届きませんって。
そういう意味じゃあ小学校の教師ってすごいよねぇ、、
*JRC日本無線が小学生向け電子工作教室をやっているんですが、実際に現物触りましたがたしかに小田原送信所のラジオ日本ぐらいしか受信しなかったのよね。
クリスタルイヤホンですわ。あれはセラミックだったかな?
いまクリスタル高いのよね、、
FMになると、、、こういう工作できなくなるんだけども、JRCさんはそれに対応したキットを試作したそうな。
日清紡の専用ICですねわかります。
**シャンテック電子 これ参考にしました。
http://www.shamtecdenshi.jp/make_radio/OneTransistorRadio.html
***光波無線のようなやつ、、たまにヤフオクで高値取引。。
電子工作教室です
バンダムネタはちょくちょくだそうかと思います。