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拗らせてNewGAME!  作者: 光思
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むせんのじかんだぁ~ 1992年8月 おおいゆめのさと 大井町2.

退職のお話

いわゆる管理部が暴走していまして、、、各部署に勝手に割り込み指示してしまうという

やべえ状態、、、

まあ、このお歳なので まんま羽根田伸二53歳で早期退職を言い渡され、、ですがな 

ソフトランディングを模索中。


なので、アイコムIC-705導入を凍結しました。

ということで、、


「グラウンドは貸し切ってあるので自由にアンテナ設営してください。

穴掘るのはだめだからねぇ~ペグならいいけどね」


と、いんそつのせんせいがそういってますね。


教職になるとこういうこともせんとだめなんだよねぇ、、


「あ~丸山くんは私の助手だしぃ~」


は?なにいっちゃってんのこの人??


「あにょ~あおきせんせい、、」

「はいなんでしょう?あなた門谷教諭の代理だし、、」


おいおい恭子ちゃんよ、、おまえなにしてくれちゃってんの??

と恭子をさがすが、、、いないし、、


「どこ行きやがった井原恭子!どあほ!」


「恨みがましいこと言わないの! 簡単よアンテナ設営方法とかよ。

鴨宮さんは引率居ないのは恭子ちゃんに全部まかせたそうよ」

それと、、府川さんね。


いいのかそれでさ?


ということで、、、南高無線同好会の指導をおこなうわけだ。


「丸山せんぱい!お久しぶりです!」


元気だねぇ~

「あ~今日はカレーないからなぁ~ここんちのご飯だし。で、今回はあれかHFでるんだね。バンドは?」


「15mにでますけど、このまえ教えてもらったダブルバズーカアンテナで出るんですが、まだ調整が終わってないんですよ」


なるほどねぇ~この時代だと、、、アンテナアナライザーなんて超高いし、、*ディップメーターという手もあるんだが、、あれどうよ?

いろいろ聞くけどさあ、、


ということでさ、インピーダンスブリッジを持ってきたのよね。

あれだ、、**ラジオの製作の記事で作ったやつですよ。


「そんなこともあろうかと、、、インピーダンスブリッジもってきたぞッ!

これであわせればいいかと。理論値からどのぐらい余裕もたせたあ?」


シュペルトップ部分はλ/4*0.67 で求め、サブエレメントを含めた値は

λ/4*0.95となる。


この場合だと、1本のシュペルトップの長さは2.38m

片側のサブエレメントを含めた長さは3.38m

サブエレメントはあばうと1mとなるわけだ。

まあ片側20cmもつけておけばいいんじゃないですかね?


「30cmつけときました」


、、、ちとながいんじゃねえかぁ?


ということで、接続し調整していく。

インピーダンスブリッジ法なので信号発生源が必要になる。

つまりさ、無線機から信号入れて最初に50Ωで零点とっておいてだ。

まあ、、SWR計つないでえいやーなことすれば、、、なんだけどさ。

みためSWRでいい線行っていてもさ、インピーダンス的にどおよ?

なこともある、、、んだな。

ここは理論的に、、、

とはいえスミスチャート書くとかはしませんよ。

というかこの方法じゃプロットできないでしょ?

ベクトルじゃなくスカラー値でしょ?


周波数は電話のあたりにしてある。今回はSSBででるというのだ。

「あ~と両端を3cmおいこんでぇ~」

とあと3cm折り曲げて細い針金で縛る。


いいんじゃねぇかぁ?


「じゃあSWR計繋いで3wぐらいからSWR値をみていくよぉ~」


ということで実撃ちするのだけど

「おお、、10wでSWR1.2じゃんかぁ~まあ高さによってかわるからねぇ~

地上高で5m、それと遮蔽物がないところの値がこれなんでこれを参考値にしておくこと。ロケーションによってかわるからねぇ~」


後輩に教えたダブルバズーカアンテナは、***バンドを切り替える事ができるように、クロス部分をボックスにしておき、エレメントをBNCコネクタ、無線機側をMコネクタにしたものを作らせた。

じゃないとさ、、固定ならさておき移動だとねぇ?

がさばるのよ。。


「丸山くん、さすがだねぇ~ラジオの製作みてつくったやつ?」

「ですわな、、さすがにさぁ普通科高校の無線部にスミスチャート書けとはいえません、、、というかこれでは書けんでしょうに」


「うちならちゃんとした装置使って書かせるよぉ~」

「ひでえなぁ~」


「羽根田くんも書かされたでしょ?」


まあ、、、たしかに・・・

授業で****スミスチャートに関してはさらっとやっただけじゃんか、、

誘導性と容量性とかさらっとね。

チャートは、、、あ、、書かされたわ。

こんなかんじだぞっ!程度でさ。


無線機は八重洲のFT-747SX これはローカルの有志からのプレゼントなのだが、まあFT-101Eとかいうのもありまして、、、良い子なので長尾さんのところで10wにしてもらいました。


「おにいちゃん、、こっちも面倒みてくれませんかぁ?」


「おまえなぁ、、、そっちはなにをするの??」


例の2.4GHzだというのだ、、、バカなんですか?


「おまえなあ、、そういうのはもう少し大人になってからやろうね?って言ったじゃんかぁ~そういうのはアレだっ!青木先生に聞こうねっ!」


ううううう~~~~~!


青木せんぱい、、おにいちゃんがね。。いじめるの。


「だぁ~かぁらぁ~ 恭子ちゃん?この前も言ったじゃんかぁ~スケジュールQSOとかいろいろあるのよぉ~」


うううううう~~~~!


ほらな、、同じ結果じゃんか、、

ほんとあのじいさま孫に甘いというか。


というかあの人達は市民無線やっているじゃんか、、

なんか今時期イベントとかあったかぁ?


で、北工さんたち、、、おいおい40mフルサイズDPって豪勢だなぁ~


「あ~丸山せんぱい、ことしの北工祭には来られるんですよね?」


「、、、瀬戸佳美かぁ、、あいつがなぁ、、まあ9月の西湘祭には出させられるんだよなぁ~あと恭子のやつがなぁ」


あははは、、たいへんですねぇ~


「ところで、、これだとあれだぁ 夕方からWとかCWでいけるんじゃない?」

「夜も21時まで運用しても良いことになってます。ただまあ、、バッテリーがもつか、、なんですよねぇ~」


だよなぁ~発電機 ちょっとまてや、、

「北工さん発電機もっていたよね?フィールドデイで高松分校から出るとき回していたじゃんかぁ~」


「青木顧問ですよ、、今回はバッテリーで、、というか、大井町からここでの使用許可降りませんでした」


さいですか、、


いろいろ制約あるよなぁ~

まあ夜9時まで使えるんだからそれはそれでねぇ。


とりあえず、、、なんもせんとあれなんで、三脚にVDPをセットし

6mCWに出る。

無線機は八重洲FT-690mk2 10wリニアつき。

バッテリーは12v9Ahのシールドだけどもさぁ、、ここまでカブで来るはずだったのが、、上大井駅から徒歩につき。

重いんだなぁこれがさあ、、33年後ぐらいなら軽量のLiFePoバッテリーがなあ、、

青木め、、


ちなみに、各校の電源だけど各校にてあらかじめ車でバッテリーを持ち込んだそうな。

同様にマストや無線機器もだそうで。

ハンディ機や市民無線は各自携行ですが。


そうですかそうですか、、、

恭子ちゃんよ?

あと、、府川麻衣さんよ?



にゃあ~

なんかよんだかにゃ?


はねだしんじくん???


*リーダー電子の中古 半導体のやつ がうちにある。

コイルも完品です。

取説は問い合わせたら速攻でPDFもらえました!

話だと真空管のグリッドディップメーターの方がいいとかなんとか、、


**82年11月号 部品をある程度あつめた時点でコロナに罹患して現在絶賛放置中のやつ。

たぶん、、スカラー値になるかと。

あの記事では校正用のダミーロードを50Ω以外も作り、電流計にダミーロードが示した値をプロットしておくので出てくる値はスカラーとなるはず。。すなわち、、周波数を変化させてSWRカーブを描くことはできるけど、スミスチャートは描けないよ、、ということ??

いまじゃなあ、、NanoVNA があるしさあ、、

というか、、あの本見つからないんだが・・


そおいえば、理系設定のクールビューティー古川直子さんがある意味無双編、、あれどうなった??


***うちのやつ シュペルトップ部分はRG174 1.5D-2V相当で作成。

50wいれても問題なかったよ。


**** そおいえば、第一級陸上無線技術士の試験にスミスチャートなかったけどさ、、ARRL Element4には知識として出ますが。

まあ、もうね・・

考えている再婚 20代中盤ぐらい のがまあ、、むりだしぃ~

地元でお仕事して郷土史の研究を、、っていうのが理想だし。

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