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拗らせてNewGAME!  作者: 光思
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井原恭子  1992年6月 上田市 長野県  1.

あじさいまつり最終日 6月16日ですが、瀬戸屋敷さんの蔵にある七夕の笹に短冊を吊るしました。

まあ内容は、、20代後半の方とご縁があり再婚できますように  JI1QAU ex KJ7HHH


と。

瀬戸屋敷さんの七夕祭りは6月30日からです。

まさかここで田倉を外すとは、、、

いったいナニが世田谷で起きているんですかね?

この件でお嬢様からんでいないわよね?

というか、、来年にならないと千石陽子としての議決権はないのよね。

法人としては、、母親の千石留美さんにやらせることはできるけどさ。


いらんこと、、になるかもしれないけどさ、陽子お嬢様には聞いておきましょう。


ということで、、千石米穀店を呼び出すのだけどさ。


「あ、陽子お嬢様?さくらさんですよぉ~ いらんことせずにちゃんとまじめに生きていますかぁ?」


ひどくないそれ? ちゃんと大学生やっていますよぉ~だっ!

で、、さくらさんわたしにわざわざ電話してくるってことは、、、牧田精機でなんかあったのね?


感がいいわね、、というか、、

「あらお嬢様?ご存じないんですかぁ」


いい子にしていなさいって誰に言われたんでしたっけ?

で、、ほんとうになにも知らないんですよ。


「それ、、あたしと羽根田くんだし。人事部長の田倉が外されました」


ゑ!ちょちょ、、田倉があぁ?さくらさんそれいつの話ですかあ?


「先週ですよ、、、先週の話ならもうすでにお嬢様のお耳に入っているとは思ったんですよ、、、おとなしく良い子なのはいいんですけどね。大方留美さんが止めているんだとおもいますが。ええ、ほんとおかしいんですよ、、、」


おかしいわね、、大抵この手のお話は2月末頃に内示がでるわよね?

6月ってのが、、、

株主総会? いやいや、、田倉はただの人事部長で執行役員でも取締役じゃないしさ、、


「お嬢様もそうおもっちゃいますか、、まあ株主総会にどう影響があるか?なんですがね、、まあ牧田精機の保守派最後の砦が人事部ですからねぇ、、小嶋某については例の鳥嶋委員長の件でいろんなところに飛び火したし、、、あ、、思い出した!


これ言っていいのかなあ、、、」



んんん???

おーけい、聞かなかったことにするから、、、さくらさん?


じつはですね、、、

井原恭子さんってご存知よね?


しっているもなにも、、おにいさまの偽妹だしさ。まあ本当の妹もいるのよねぇ実はさあ、、こまったもんですね。おにいさまも将来はよそにつくるんですかね?

綾乃さん泣くよ?


それなら話ははやいですって、、妹いたのか、、しかも他所にって、、いまの彼じゃやりかねませんね・・で、例の弁護士なのか探偵なんだかわかんないのいるじゃないですか。


片山弁護士のこと?例の一件でわたしが警備対象になったときね で、あのおっさん、、げふんげふん、、が恭子ちゃんとどんな?


実はですね、、

陽子ちゃん、週末上田にきませんかあ?


はい??


「さくらさん!なんでそうなるのっ!」


いやだってさあ~平文でこれ以上話せないわよ今会社からだしさ、、え?まあ土曜日ですけどね、いろいろあるんですよ。というか、今日は講義ないのは知っていました。


「なんでよぉ~!」


牧田三郎社長からのご命令でして、、、留美さんからもらっております。


「横暴だぁああ~!」



ということで、この世界ではすでに長野まで開業した長野新幹線にて上田をめざします。

あ、、ちなみに一部は新宿駅から出ていますが、わたしは東京駅からのですよ。

98年の冬季オリンピックは同様に長野なんだけどさ、前倒し?で開業しているんですよ。それでいて信越本線の横川・軽井沢間は廃止されず、、って。便数は減ってますけどね。

鉄オタにはたまらない話ですね。


ということで、、、上田に来ましたよ。

いつ以来ですかね?

まだわたしが中学生の時じゃないですかね?

ええ、、おばさんに言って連れてきてもらいさくらさんと見学して、、、

ちがぁーう!

あれよ、、おにいさまと正座させられて、、


来年は、、千石米穀店の正式な後継者としてここに来るのよね。


上田駅を出るとさくらさんが待っていてくれました。


「陽子おじょうさまあ~じゃあこれから布引観音温泉いきますかぁ~」


優美子ちゃんのところですねわかります、、


ということでさくらさんの車で優美子ちゃんのところに向かうのだけどもさ、、


「さくらさん、恭子ちゃんがどうしたって?」

「まあまあ~着いてからのお話にしましょうよ」


最近おにいさまにもあっていないというか、実のところいいますとこちらでは恭子ちゃんとのからみってないんですよ。

しかもさ、、わたしが技研の役員になったあたりからですよ?


じつはね、おにいさまが上海で自殺一歩手前まで追い込まれたときですよ。

羽田空港の到着ロビーに恵さん、恭子ちゃん、それとわたしが出迎えたんです。

ええ、医療タクシーでそのまま都内の順天堂大学病院まで送り届けるため。

その時よね、、おにいさまが車椅子にのって出てきて立ち上がろうとしてひっくりがえり、、

恭子ちゃんが恵さんのこと罵倒したのよね、、

そしたら泣きながらおにいさまに謝っていて、、


さらに、、「恭子ちゃん、、おれあとどのぐらい生きられるんだ?せめてさあ、、まりちゃんの成人式までは生きたいよ」

って泣きながら言ったんだよね

そしたら、、、


「恵さん!おにいちゃんのこと私にくださいっ!もうわたしがお世話しますっ!」


ってブチギレですよ、、


はあどうなんですかねぇ?


そういえば彼女、、、


「ついたよぉ~」

瀬戸酒造さん初めて行きまして、酒田錦純米を買いました。

甘いですね、、本当の日本酒ですね伝統的な 甘口が日本酒の姿らしい、、、んですが、

川西酒造 隆美山錦 いわゆる丹沢山の別ブランド が辛口の分類になっていて

あるえ~?の意味がわかりましたのです。

で、、そこにいた人が同級生ににているんだよねぇ、、キノセイデスカネ、、

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