羽根田伸二の高校生活 腐れ縁 昭和61年11月 1.
幼なじみの腐れ縁、、、ええそういうのがいれば良かったんですけどね。。
いまごろになって幼なじみが欲しいって、、
あのお方はパワーワードですから、、ある意味でやべえやつだし。
普通科高校と違い、普通科目のほかに専門科目がある。
電子科なので1年次は電気基礎をまなび、2年次から電子科なので電子科科目を学ぶわけだが、、、
うちの場合、高専のノリでやっているため普通科目はさておき専門科目について行けず1学期が終わった段階で転校申請をするのが何名か出た、、、
毎年恒例だそうな。
うちのクラスでも数名消えましたね、、鴨宮にいったそうです。
なにも告げずにさっていく、、なんかここの伝統らしいですね、、
なんだかなぁ~だよ。
さてま、夏休みの宿題もそうだったんだけども・・・課題が毎週末しこたまあるんですよ。それに実習報告書があるわけでして、、
土曜日は午後から陸上の練習に参加するか無線部で1アマ対策、、
ええ。。青木先輩から「あ~どうせならぁ~1アマとっちゃいなよぉ~だいじょーぶ!羽根田くんの和文ならとおるからぁ~ あ、受かれば2年次の電子技術1免除だよぉ~青木さん入学時に免除だから2年なのに3年次の科目とっているよぉ~2年の実習は受けているけどさ」
そういうことです。
土日は上大井に帰るようにしているんですよ。
その課題のためですよ。
普段は金子の佐藤家で朱美ちゃんのお勉強をみているんですけどね。
あと、、恵おねえちゃんと英会話の練習ですよ。
さすがに、、文献とかを佐藤家に持ち込むのはちょっとぉ~ですね。
あと、、空いた時間でアルバイトを、、
と報徳橋を渡り、相模大井高校から大井中学を通り上大井の社宅をめざすわけだ。
上大井駅を通らなければならないんだが、、、
国道にぬけた方が近い?
微妙なんですよ。通行量も多いし。
いつぞや、その近くで児嶋淑子を見かけたんだが・・あいつこっち見た瞬間マッハで逃げたし、、
ま~だやましいことあるんですかね?あいつ、、
関わったらだめだとまわりから言われていたんですがね、、
で、、いやがったよ。。というか・・ありゃ古川さんと綾乃ちゃんも一緒だから。
あの二人がいれば、、罵倒されることはないだろう・・
美少女に罵倒されるのってさ、そういう趣味の人ならともかく。。
普通の人なのですごく傷つくよ?
というか、、いつぞやの件でしばらくおとなしくなったんだけど、、
あんときナニに反応して発狂したんですかね?
というような内容で恵おねえちゃんに聞いたんですよ、、
そしたら、、
深いため息をつき、、しばらく無言のあと
「しんじくん、、、女の子いじめちゃだめだよ?、、、う~ん、、そのばあいさぁそっとしておいたほうがいいとおもうのよ。へんにガソリンかけちゃだめだとおもうの。なんというか、、このばあい、、どっちなんですかねぇ?」
って、、どっちって??
朱美ちゃんにも聞くと、、
「あ~それねぇ~伸二くんのことをどう思っているか?だけどさ、、好意的なのか悪意的なのか、、だけどさ?」
というのだ、、
???こいつが好意的?
「あ、羽根田伸二じゃんかぁ~聞いたけど、あなた陸上に復帰したんだってぇ~
捨て切れてなかったんだ、、まあがんばりなさいな」
え?こいつ、、棘はあるけど??
「あしたは季節外れの台風か?」
しもた、、ガソリンかけてもうたし、、恵おねえちゃんごめんなさい、、
っ!「はぁ~ねぇ~だぁ~しんじぃ~ あなたのこと応援したのにそれないでしょぉ~だいたいあなたねぇ!」
それ以上言おうとしたところを、、
「佳美ちゃんすとっぷだよぉ~ 佳美ちゃん、ふだんから伸二くんのこと罵倒しているでしょ?だめだよぉ~」
「綾乃ちゃん、、、あなたまだ羽根田伸二のこと、、、 あ、、」
目がヤバイ、、怒っている、、
綾乃ちゃん、、ほんっと羽根田伸二のことになると、、
ちょ、、とめないと・・・
綾乃ちゃんだめだよ、、佳美ちゃんの後頭部殴ろうとしているでしょ?
あれはわたしもある意味わるいんだけどさ、、
「綾乃ちゃん!」
あっ、、
「佳美ちゃん?それ以上はいけないよ? 伸二く~ん久しぶりだねぇ~ 」
、、、やばっ綾乃ちゃんおこらせたっ!それでいて、、羽根田伸二に対する態度って、、
いい笑顔しているし、、なんなのよ、、
「綾乃ちゃん、、ふだん金子の佐藤さんのところにいるから、、その、、」
「いいよ伸二くん、、、がんばってね!」
「ありがとう、、まあうちの陸上部というより、、兼任で陸上部いるだけだからさ
なにもしないよりまし?うち陸上部強いわけじゃないからね」
「そんなこと、、いわないでね?」
なっ!あたしのときと態度ちがうじゃんかっ!
「羽根田伸二!なにその態度! ぐぬぬぬぬぅ~」
彼女はなにふてくされているんですかね?
なんだとおもいます?
「しんちゃん、、すごく態度変えるのね、、まあ普段からあれだけ言われていればだよね?」
佳美ちゃんとしんちゃんって。。もとからこうだった?
もともと彼女は男子にはくちわるいんだけど、、しんちゃんだけは桁違いなのよね。
そういうこと、、、なのか、、それとも
どうなんですかねぇ?
「それ聞いちゃいますか、、古川さん?まあアレの反応見るのもたのしいんで。いつぞやは発狂していたのよ、、」
にやっ!
しんちゃん、、、それ、いじめはよくないよ?というか、、まあ
ええ、、きいちゃいますよぉ~
しんちゃんのことあきらめたわけじゃないけどさ、、
というか、、もう、、なおちゃんってよんでくれないの?
どうなの??
「ええ、、ききますとも」




