鳥嶋委員長 2. 牧田精機本社 世田谷区 東京 平成3年6月 尋問
新年あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします
初詣は秦野の出雲さん行きましたが、新松田駅まで徒歩で行ったんですけども
初日の出を拝みました!
おみくじは中吉 待ち人来る 恋愛成就 縁談まとまる とでたっ!
2日はNYPのときに50MHzFT8にて新年早々TEPにてオーストラリアと交信成功!!
さらに24MHzFT8にて東キリバス初73 シグナルレポートのところで成立扱いになってまって、、
ことしはなんかよさそうですは
なぜか俺が組合委員長として使っていた部屋に越させられた、、
これがどういういみか?なんだが、、
ああ、、やっぱりおれはここで終わるんだな、、としか思えん。。
「あ、ここじゃねえわ。。ここサービスが使っている部屋だし。組合本部はあれだ、、愛川町役場ご近所に移設されたよ。もろちん、あんたのバカ正直にメモしまくった手帳も5月の連休潰して解析したかんね。猫屋敷さんがなぜかコピー機を差し入れしてくれてね、、、わかるかその意味よ?」
あっ!あの手帳!
「どこにあったんだよっ!おい!」
「あいかわらずウルトラ級のバカだなぁ、、、どうどうと技術棟1階の厚木組合事務所の引き出しにしまっておくなよ、、ついでにすごくあかんやつも出てきたわ ナニとは言わんが、、 組合費なんだとおもってけつかんねん!どあほ!」
それについては、、俺の管轄じゃないんでさ。
いろいろやべえことになるなあ~ しらんけどさ。
おまえがどうなろうとかまわんしらん。
どんな弁護士だ自分は・・・
まあもっとも、、依頼人はこいつじゃないし。
依頼人は牧田三郎 三郎くんだよ。
まさか三郎くんが親の不始末に出てくるとは、、
ただ三郎くんは表向きなんだよな・・・実質は千石陽子お嬢様だよ。
ただし、、
あのお嬢様を手を汚したくない
というのが、、サブレじゃなくて三郎くんの一言だよ。
けっ!あの千石のじいさまろくでもねえやつなのに、、
まあ・・趣味のアユ釣りの際に鮎と格闘して足滑らせて流されて、、ってまあ
いいんじゃねえかそれは?
「まあ、、鳥嶋さんよ楽しいお話しようやぁ~」
なんだあのクズ弁護士、、
どうなってんだ・・・
「あ~なんだっけ? 時田だっけ?、、おまえは、、だまってみておけ。宮下さんもさあ」
ろくなもんじゃねえ、、
宮下さん・・・なんかニヤニヤしているし。
これでいいのか?
「あ~ときたぁ~ 前言撤回。書記頼むわぁ~ 録音はすんけどよ」
はあ、、イヤな役目だなあ、、ってなんなんだよそれよ?
へいへいやりますよ。
「でさ?おまえさん・・・あれかい?小嶋のやつにそそのかされたっていうことだけどさ、、その小嶋のやつの裏ってだれさ?小嶋だってそこまでアホじゃないだろうに。
まあ死んじまってもうおらんのだから、、、この手帳に書いてあること以外話してもらおうかい?」
・
・
「はあ~思ったとおりだぜ、、定吉が小嶋に米屋をどうにかしてほしい、、とねえ。。
どうにかしてほしいっていうのはどういう意味かは、、、だがさ、、
あんたよ、結果的に純一さん殺っちまったわけだぁ~
おまえさん、小嶋から殺せって命令されたんか?
おれはゆきお嬢様を守れなかったんだぞ!」
どんだけつらい思いをしたんだか、、、
ゆきお嬢様の母親はいまだに病院から出られないし、まあ聞いた話じゃあ
ゆきお嬢様、あの佐藤あさみと姻戚関係とかで、、、
あんな妹いたらよかったよな。。
「いえ、、、義父はそんなことは。。。」
「じゃあなにかい?よくわかってない千石純一さんとやらをおまえの趣味で死においやった?きさまただの殺人鬼だぞ?」
「そんなわけないだろっ! 仕方がなかったんだよ、、、そうしなければ、、、」
ああそうだよ、、エレックスを潰さなければ離婚させると、、、その意味わかるよな?って。。
それで活動家つかってやった。。費用は組合費だ。
野党議員も動かした、、、、まてや、、いまでも現役だ。。。
「小嶋のじじいに脅されたわけだな?
あ~社会民主党の吉野議員だっけえ?ソ連と通じているさあ~ 国会議員つかってやるような話じゃねえよな?小嶋のじじいと吉野なにがしとの関係はよくわからんがな。
あ?お痛が過ぎたようだなあ?国家保安機構に突き出せばおまえ、、まあいいや、、司法取引はおまえさんの場合できるかもしれんが、、
しゃべっちゃいな
鳥嶋ぁあ売国奴になるよりはマシだろ?
すくなくとも貴様は売国奴じゃないだろ?
鳥嶋先輩」
ああそうですよ、、こいつとは中学高校と先輩後輩でな。
野球部じゃいい先輩だったんだがな・・
本来なら自分は大学行くはずだったんけどさ、、
家にカネなくてよ。。
こいつがおかしくなったのはいつだっけな?
なんだこれ。。。なんか悪い脚本のクソドラマを見せられているんだが、、
もしや、、プロレスかあ?
コンコンコン
がちゃ
「あ~悪い、片山弁護士 此処から先は自分たちが引き受ける」
「望月先生、、もう少し、、、」
望月せんせい、、、なんで??
「片山くんご苦労様でした ここからはうちらの範疇なんで えと、、時田君だっけ?」
「はい、、」
「議事録は置いていきなさい それと、、ここであったことは忘れなさい」
なっ!
「そりゃないでしょ望月先生~ 千石純一縊死については俺じゃんか!」
「そりゃそうなんだが、、千石家としてきっちり落とし前をつけないとな、、俺も千石のはしくれだしさ」
おいおい、、まああれか、、こいつ時効だからな。。。まあおりゃ弁護士というより探偵だからな、、しゃあないか。。
「はいはい、、本業さんに任せますよ! じゃあ時田、でるぞっ!宮下さんは、、立ち会うのか、、はいはい では良いお年を~」こりゃ鳥嶋完全に終わったな、、、
まじで・・・お前はもう死んでいる、、、ってやつだ。
もう少しリアル感が、、、なんですけどね。。
正月中、、といいますか、年末年始同級生を見かけることはなかったです、、