妹 丸山菫子
今月号のARRL QST読んでいるけどさ、、、アメリカ人はしごフィーダー好きですね、、
途中まで50Ωでもっていって9:1UNUNで450Ωにしてはしご、、、450Ωのリボンフィーダーなんか売っているかなそもそも日本でさ? ある、、アメリカから取り寄せ 66ft で15000円
で、28MHzでエレメント長さ50フィート エレメント間高さ17フィートって、、、
K9UC shoter Sterba curtain アンテナ。
うちの駐屯地でどうにか張れるサイズですわ、,
ええんかいのお?
和田河原の駅まであやのちゃんとめるちゃんを迎えに行く。
あらかじめ必要なものは宅配便で送ったので、身の回りのモノとめるちゃんだけで来た。
来週からあやのちゃんは母校である南足柄高校で教育実習をうけるのだ。
「しんじぃ~ついたよぉ~」にゃあ~
めるちゃん出たがってます。
にゃあ~ん!
もう少しだからまっていねぇめるちゃん!
「ねえしんじ、、菫子ちゃんにそろそろあった方がいいんじゃないの?」
菫子ちゃんかぁ、、
はやいうちにあった方がいいのかもしれないな。。
「京香さんの話だと、、、このまえ話したみたいだけどさ、、やっぱ驚いていたみたいだわ、、そりゃまそうでしょうよ」
だよねぇ~
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平成2年11月某日
あやのとともに和田河原の実家に呼び出されたのだ。
まともかつしょうもない話があると。
そういうふざけた話は断っても普通いいのだが、、
いずれ近々おまえらわかっちまうことだから、めるちゃんつれてこっちこいっ!
というのだ。
横暴だぁ~!
いつものことだからしょうがない、、これが丸山だからさ、、
田部井、、というか田代的にはどうなんですかね?とあやのちゃんにきいても
「わかんにゃいっ!」
って、、
ええめるちゃんつれてきましたよ、、
そしたらさあ、、とうちゃんもだけど雪乃さんまでいるんですよ。。
めるちゃんをキャリーバッグからだすととことこ~と京香さんの膝の上、、
めるちゃん、今日はそっちですか、、
こりゃすごくろくでもない話だねぇ まだ春香さんいないからいいけどさ。
ただのしょうもない話なら京香さんだけですむことだしさ、、
「なんでせうか?」
「しんちゃんよ、、、いまさらだけどさ、、妹がいるって言って驚くか?」
「正直そういうのはアレでまにあっています」
くっくっうけるぅ~さすが丸山!
雪乃先輩、、ここは、、
あ~ごめん!
「あ~恭子のことか、、あいつの場合は、、まあいいや、しんちゃんとあやのちゃんは近々結婚するわけだけどさ、、しんちゃんというか、、うちの戸籍謄本なんだけども。。」
と戸籍謄本をだされたわけだけどさ。。
「えと、、、ありゃま、、戸籍上の妹おったんかあ~い! 認知がついとるやんけ!
まあ丸山ルールで責任はとったと、、
ほお~
あるえ~?京香さんやい、、余所におこちゃんおらんっていうたやんけっ!」
「しんちゃん、、ただしいおことばで。。。」ずずぅ~
なにぬかしてけつかるねん、、、
いまさら血縁がいてそれを知ったとてどうでもいいレベルなんだけどさ、、
めんどくさいのが増えるだけ・・・だし。
恭子が知ったら怒るだろうなぁ、、
おにいちゃんの妹は恭子ちゃんだけっ!
って無茶なこというんだぜ?
京香さんよ、、のんきに茶しばいとるばあいとちゃうでぇ
「京香さん?余所におこさんはこさえてないと前にきいたんだけどさ?」
「ごめんなさい、、隠していました」
およよ、、、すんなりあやまったし。。。
生年月日見ると高校入学の1ヶ月半前とある。
2月26日ねえ、、恵のお誕生日一ヶ月前か。。というかクーデター未遂事件やん、、
こっちの世界でもあるしさ。
失敗したクーデターを事件扱いでごまかす日本という国、、
5.15とかもただの事件で済ます国だし、、
まあ戦時中にまたクーデター起こして講和に向かったというのだけどさ、、
で、戦後に要人暗殺やクーデターやらかす連中に武器わたせねぇという理由で樺太動乱後に解体。警察予備隊から自衛隊になったそうだけどさ。
「おかあさん、その頃ってたしかさあ~しんじが進学先ゴネて、やっとしんじを説得して西高に願書だそうとしたら、、、しめきりだったってころかな?」
こくり
「そういうことよあやのちゃん、、そんときいろいろこっちもごたごたしていたのよ、、
この伸二君はおぼえちゃいないみたいだけどさ、、京香と春香が現地行っておさめたのよ、、」
へえ~そんなことあったんかいな、、
「はあ、、とんでもねえおとうちゃんだな、、」
なあとうちゃんよ?
「伸二くん、、すまん丸山だし、、」
「孝治君?あんたは羽根田でしょ?にたようなもんか、、羽根田の家もなあ、、しかし、、菫子ってだれが名前つけたのよ?孝治君じゃないってことはよくわかっています。春香でもないし、、真理子さんですかねえ?孝治くんよ?」にやにや
菫っていつだっけ?3月初旬からか、、時期的に悪くないんか、、
桜子っていうのは聞いたことあるけどさ、、菫子か、、
ということは、、来年小学生か・・
つか、、母親の名前、、真理子さんっていうんだぁ~ほー
とにかく、、しらんし。
「ねえしんじ、、恭子ちゃん以外に妹ちゃんいたのね・・」
はあ、、まあわからんでもないか、、しかしこの期に及んでこの話をだすというのはどうしてですかね?
まああれか、、戸籍謄本取り寄せる必要あるからまあそういうことか、、
んなんじゃねえだろ、、
一種の警告か??
丸山あるいは羽根田の家系への。。という意味か?
「恭子は従姉妹です、、自称妹、、『にせいもうと』と書いて偽妹な」
「よかったじゃんかあ~妹ちゃん増えて」
どうなんですかねまじでさ、、その解釈だよ。
あやのちゃんよ?
「しんちゃんよ、その菫子ちゃんにあってみる?かわいいよ」
それまじでどうなんですかね?
「あのさ、、その菫子ちゃんに兄がいるということは?」
「教えていないし、、あいつ言わないのよ」
ほらな、、
「自分はその、、菫子ちゃんの母親とは会ったことないよね?前にも聞いたと思うけどさ?」
「もちろん会わせたことはない、、、あたしというか春香がよく知っている人だし」
そっち関係か、、、なおさらよくわかんないけどさ。。
じゃあ恭子は知っているのか?まあいらんことはやめとこ。
へたに恭子に話して暴れ出すのも、、あんなんでもかわいい義妹だ。
「結論から言うよ、、、いまは会うべきじゃない。その時期が来たら会いましょうというか、、、いまいますぐすぐじゃないけど・・なんかゴタゴタがあるような気がします」
「しんじ、、、いいの??妹ちゃんだよ?」
「あやのちゃん、、あわないとは言っていません。菫子ちゃんが自分の存在を知っていればいいんだけどさ、、」それと、、
「あやのちゃん、、すくなくとも、その子を見捨てるようなマネはしないよ。
それが丸山ルールですよね?」
「まあそういうことに、、なるね。しんちゃんよ、すくなくとも、、いまんとこゴタゴタはないからね」
さいですか、、
・
・
「あ~そうだねぇ、、富士学校での駐屯地研修が終わったあとだから、、8月のお盆ぐらいじゃないですかね?菫子ちゃん浜松だっていっていたな、、あ~とうちゃんの単身赴任先が浜松か、、いやそれ計算するとちがうな、、なるほどよくわからん・・」
「菫子ちゃんもだけどさ、、岡部さんとあうのさ、、しんじはいないほうがいいと思うのよね。うん、、りっちゃん来てくれるっていうからさぁ」
あ~そのほうがいいかもしれませんね。。
よけいな外野が居ない方がいいでしょうし、、
あ、そういや恭子のやつが井原の爺さんに手打ちがどうのっていってたな、、
すなわち。。母親の勘当を解いてやってくださいな、、という
とかいいながらあいつ罵倒して泣かしているんだよな、、
わけわからんし、、
「しんじは社会科見学の引率があるんだよね?変なことにならなければいいよねぇ~」
「なるわけないでしょ、、、」
なってたまるかいっ!
丸山菫子 まるやますみれこ
静岡県浜松市生まれ 生年月日昭和61年2月26日
伸二の父親が余所に作った子供、、、認知済み。
母親、京香さんは当初伸二には、余所に子供はいないとは言っているのだが、、
うそこいていた。