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拗らせてNewGAME!  作者: 光思
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千石米穀店  平成3年3月24日 日曜日 3.覚醒

めるちゃんと大五郎ちゃんをだっこしていたらなんだかねむたくなりました、、


うとうと、、としたらいろいろ思い出してきた。。

やっぱりあのあさみおねえちゃん、、、だよ。

わたし、、なんであんなことしちゃった、、いやそうなっちゃったのかな、、、


なおこちゃんや、りっちゃんに、「綾乃ちゃんやめておきなさいよ~ かかわっちゃだめだよぉ~」って言われていたのに、、


まさか岡部さんと田村さん二人に裏切られるなんて、、、

っさいしょからそのつもり??

わたしあなたたちになにをした?


2年近くあの生活がつづいて、、、

あるとき厚木市内のスーパーで買い物していたらふと目にとまったタウンニュース、、


それを見たら羽根田伸二君の写真が一面に。

おどろいたわ、

記事を読むためちかくのドーナッツ屋さんにはいってドーナッツとコーヒーをたのみ、、

 伸二くん、、大学行けなかったのよね、、かわりに私学の通教って言ったわね・・

 真ん中に牧田精機社長、それと伸二くん、、あとこの美少女。。千石陽子って書かれている、、だれだろう?


そしたら急に涙があふれてきてさあ

おうちに電話をかけるわけに行かないからあさみおねえちゃんのお家に


「しんじぃ~」


急に涙があふれてきたよ。。ぽろぽろ、、、

「しんじぃ~ いえ、、羽根田伸二くん、、あなたがわたしのことを救ってくれました。。」


にゃあ~ん

「大五郎ちゃん、、しんじはね、、わたしの事を救ってくれたひとなんだよぉ~もともと好きだったし、、」

 るうるぅ~ ごろごろ~

「めるちゃん、、、しんじとあさみおねえちゃんのところ行こうか?」


にゃん~



「しんじぃ~めるちゃんと大五郎ちゃん連れてきたよ、、、、


 にゃあ~ん、、


「あさみおねえちゃん、、、あやの思い出したよ、、、


おねえちゃん、、たすけてくれたんだよねぇ。。


それと、、しんじも、、羽根田伸二くん、、あなたのおかげです・・・


しんじ、、いえ羽根田伸二くんがあのときタウンニュースにでていてさあ、、、


それであさみおねえちゃんのおうちにでんわしたんだよぉ~


しんじ、、わたし・・わるいこなの?? 


しんじ、、これからもたすけてね、、」


そっか、、全部思い出したのか。。

それと、、あのタウン誌、、、


あの、、あのあれはムダじゃなかったんだ、、、

あのインタビューと撮影についてはさあ、、営業本部長がアレだったしさあ、、、

まあ常識の範囲内で、、答えましたよ。

守れなかったと思っていた、、でも間接的に田部井綾乃ちゃんのことを救い出していた。。

古川さん?あなたも知っていたはずでしょ?


なんで言ってくれ、、、そういうことか、、


あさみおねえちゃんに

 

"おだじょ"同窓会の名誉を守るため


 じぶんはしらない 存在していない


と、恩を売ったわけだけどさ、、


綾乃ちゃん。。言わないで欲しいって・・・ことですね・・・わかります。


「あやのちゃん、、もうあなたとは夫婦なんだよ?ずっとそばに居て欲しい、、


それと。。今日、あやのちゃんに言ったとおり。千石陽子ちゃんに答えをださないといけないんですよ。。。


牧田精機経営権奪取について、、いわゆる丸山クーデターを実行するか?の答えを、、、」


は?


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