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拗らせてNewGAME!  作者: 光思
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上田にて 平成3年1月 お正月

予定では、、、年末に一人で来て1泊して帰るよていであったのだけども。。。


内田くんから、「それならば・・」

ということで、優美子ちゃんの所を勝手に予約してしまいまして、、

あやのちゃんといっしょに来ました。


めるちゃんですか?

猫屋敷で預かってもらいました。

連れてきてもよかったんですが、さすがにここは遠すぎます。


交通手段ですが、ええ。。上田まで新幹線ですよ。

 、、、どういうわけか長野まで開業しており、なおかつ・・横川軽井沢間は残されています。

そのため、その区間が第三セクター化とかはないのですね。


最終的には横川軽井沢間はバス化されるんじゃないですかね?

 ちなみに、1998年の冬期オリンピックは長野で決定済みです。


上田駅まで迎えに来てくれることにはなっているんだけども、ちょっと行きたい場所がありまして。。

ということで、荷物はコインロッカーにいれ目指すは上田電鉄別所線の鉄橋です。


「しんじ、、なにが見たいのかな?あやのちゃんよくわかんないよ、、」

というのだけどさ。

「まあ行けばわかりますってば!」


とあやのちゃんをつれてその場所に行きました。


ふと

 まてや、、あれどっちでしたっけね?川渡ったあっちじゃないか?と思ったんですけどね、、、

まあいいか。。

ということで、駅をでて千曲川の方に行き別所線の鉄橋に。


「あれ、、この鉄橋って、、なんかみたことあるねぇ~」

そう、、マルシンハンバーグのテレビCMである。

1883年頃から1988年ぐらいまで流されたはずだけども、上田市内から別所方面に転校する子供が別所線に乗り千曲川の河原から手をふる同級生に見送られるという、、


 ただのハンバーグのCMなのに感動しました。


「あれでです。とあるハンバーグのコマーシャルですよ」


「あ~そうそう!うわあ~ここなんだねぇ~あ!しんじ電車きたよお~」


CMでは木に登って手を振っていたんだけど、、あの木かなあ?

まさかあやのちゃんとこの光景をみるとは思ってもみなかった。

のちに川を渡ったあっち側は護岸工事が行われかなり変わってしまうのよね。


たしか、、記憶だと長野オリンピック以降かと。


上田から厚木に戻り、そのあと北米にいくのだけど北米から帰任して出張で来たときに護岸工事で整備されたのをみてなにかがっかりした記憶がある、、、


ええ、、護岸工事は必要ですよ。


「しんじぃ~ひるごはん!」


あ、、そうだねぇ、、たしか。。。おいしいおそば屋さんがあったはず、、


「あやのちゃん、おそばやさんでいい?」


「うん!」


車ならば国道沿いにいい店を知っているんだけど、、、というかこの平成3年ごろにあったのかどうか?なんだよな、、なので駅周辺のお店にはいることにした。


年越しそば、、、ですよねぇ~


今日は12月31日です。

お正月は優美子ちゃんのところですごします。

実のところ貸し切りです。


「しんじ、、この天ぷらにがいんですけど、、、なにこれ?」

うへぇ、、、と顔をしかめてますけど

「あ、、いわゆる高麗人参の天ぷらですよ。高麗人参って髭根っこがあってその部分を切って天ぷらにしているのよ」


そなんだ、、ぱく、、

「う~ん、、どくとくな味ねぇ、、」


長野県では高麗人参の栽培しているんだけども、気候があっているんですかね?

あちらの世界で広報部にいたとき何の気なしにその高麗人参の栽培方法をしらべたんだが、、、

う~ん無理!

ということで断念したのよ、、管理がめちゃくちゃ大変で。。と。


函南、、つまり猫屋敷から土地借りて週末は函南に来て畑やっていたんですよ。

家を建て替える前は小さな畑があったんですけどね、、


というか、、なんであのお家だされてしまったんですかね。。。

千石陽子、、じゃなくて加藤めぐみの話では、不正輸出がらみの調査をやめさせる、、というより危険すぎるということらしいんだが。

その結果離婚に至ったんだが。。。


単に運がなかったんですかね?


それだけじゃねえとおもうんですがねえ、、

まあいろいろ恨み買っていたかと思うのよ。。。鳥嶋のおっさんを輸送にたたきだしたし。

あれ、、たたき出さない方がある意味でよかったのかもしれん、、


ええ、、千石純一課長縊死の件ですよ。

まあそんときはその話しらんかったしな。

知ったのは上海にいたときにたしか水城南路あたりにある日本食というか焼き鳥屋にて一人で飲んでいて偶然にあった古い知り合いである財閥系商社の人から聞いたんだな、、


でだ、、上海強制退場のあとにですよ、、

後輩の加藤、、すなわち加藤めぐみの、、、だけど、組合事務所移動で作業していたらいろいろ出てきたという。

 あれれ?ということで、その出てきたブツをダマでわてくしの所に送ってきたんですよ、、

ええ金手の家に。

まだ当時は伊豆の病院で静養していたんですがね。。

恵がもってきてくれたのよ。。。


それがまあ、、でして。


鳥嶋のオッサン、、退職時に持ってかえらなかったのよ、、

まあ出てきたわ、、、小嶋専務が命令したのかよ。。。ってさ。

あと定吉もなんかかかわっていてな。


で、千石陽子よびつけて、、


「しんじ、、またろくでもないこと考えているでしょ?あやのちゃんないちゃうよ?」


あ、、いやべつにそこまでは、、


「ちょっと、、古い話をおもいだしていただけだし、、、あやのちゃん、えびたべる?」

「うん!じゃあこれあげるねぇ~」


とわたされたのは、、


高麗人参の天ぷらだし、、、


まあ嫌いじゃないんで、、


あやのちゃんにはまだ早すぎたか。。

すこし時間をもどします。



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