今時期にサークルの勧誘ってどうなんですかね? その壱 平成2年6月
開成町あじさいまつり行ってきました。
こちらのほうで
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こじらせてGO!
6月のある金曜日のことだった。
学食であやの、よしみ、あと千石隆くんたちと昼ご飯をとっているときのことだ。
あのおっかない先輩、、、だれのことですかね?は来ていないけど。。
最近ゆきさんみかけませんね?
と、、そこに。。。
「あ、丸山伸二君とかいる? あ、、隆くんじゃんかあ~」
だれやね?背後にいるやつ??
だれかさんなら問答無用で殴られますよ?
「里穂さん、、どうしました?丸山君なら、、、里穂さんの真ん前に座っているのがそうだけど?」
あ?あああ、、、
「そうなんだ、、、で君が丸山伸二君かあ~」
いらっ
「あの、、じぶんですごく失礼なことしているという自覚ありますか? で、どなたさま?宗教の勧誘?中核派?革マル?ならばこの場で手打ちにして生首を田子の浦港にさらすが?まずは辞世の句をよむことをゆるそう」
うわあああ~ このひとしんじのことおこらせてやんの、、なま、、生首を田子の浦港ってあんたねえ、、
と、、あやのちゃんをみると。。
なんか顔抑えているし。。。いわゆるかなりあかんやつ、、、だね、、
隆くんもおどおどしているし、、、このザコ!
「ごごごご、、ごめんなさい!しつれいしますっ!」
件の彼女はそういい泣きながら去って行ったんだが、、、
まわりはなんか引いていますね?
なんかいいましたかね?
「ねえしんじ、、、手打ちにして生首を田子の浦港にさらすって、、、戦国武将の影響??」
「さあ?なんのことですかね?で、隆くん、、、あれだれさね?」
「島田里穂、、、牧田精機会長のお孫さん、、、たまにああやって初対面のひとに調子こいて接するので、、すみませんでした!千石の恥ですっ!けっしてわるいやつじゃないんです!」
まあ、、どこの一族にそういうけったいなのが数匹いるわな、、、
「で、、、宗教かなにかやっているのあれ?」
「いやああ、、そういうのはやっていないかと、、、あの家はガチの真言宗ですから、、」
そうかい、、
・
・
なにあれ、、丸山伸二って、、、聞いていたのとちがうじゃんかっ!
刀あったらわたし、、田子の浦でさらされるの???や~めぇ~てぇ~!!
「あら、、なにをわめいているかとおもったら、、里穂さんじゃない。。おかしな人いるって通報されるわよ?」
ぼりぼり、、あ、、もうないじゃんかあ、、フィールドデイかあ、、どうしようか?
丸山君、、実家帰るとか言っていたわね。
「あ、、ゆかりさん、、、たすけてください。。」
「ん?じゃあ青木さんが話を聞くだけ聞こう!」
と、、いうのでさっきあったことをこの工学バカに言いましたよ、、、
そしたら、、
「あなた、、、救いようのないバカだね、、、そういうのすごく嫌う人だよ丸山伸二というやつは。。まあ、、彼とは高校違うけどさ、いろんな意味でおかしいけどさあ。。そのいきなりあやしい接触の仕方ってわたしも警戒して引くわ、、で、彼にはなんのようだったのさ?まさか本当に宗教勧誘とかじゃないよね?それだったら首はねられても文句言えないよ?あ、辞世の句よめばゆるされるか、、ん?」
「いじめないでください、、、そんなんじゃないですぅ、、」
「じゃあなんなのよ?」
じつは、、
と、ゆかりさんにサークルの内容を説明すると、、
「企業文化研究会ねえ、、、まさかあなた。。とか言いつつネズミ講やるつもり? それだとあなた、、逆さ磔の刑よ?間違いないわ、、、で、田子の浦か狩野川放水路河口に浮かぶのよ、、、御達者で・・」
「かんにんしてください、、そんなことしませんよ。。。社会研究の一種です!」
「あなた、、人文よね?ネズミ講も社会研究の一種じゃないの?社会実験とかいってどこぞのゼミがやったとかいうしさあ、、」
「健全なものです、、、牧田精機会長の孫娘がそんなことやった日には、、、ですよぉお~」
はい?牧田精機ですってえ?
それ丸山君があーだこーだ言っている牧田精機だよね?
「あんのぉお~牧田精機ってあの厚木にある牧田精機だよね?あたしのおじさんもそこにいるけどさ、、制御だと思うけどさ」
「はいそうです、、今の社長は牧田三郎です、、」
頭痛いわ、、、するとなにかい?牧田精機会長の孫娘が純粋なサークル活動ということであの丸山伸二に接触しようとして返り討ちにあった、、、いや無礼打ちされた・・であっているわけよね?ここまでは?
「里穂さん、、、とりあえず丸山伸二に謝っておいた方がいろんな意味でいいかと思うわよ、、」
「わかります、、」
「あ~ところで、、ゆかりさんといっしょに無線とかやりませんかぁ?4アマ講習会近々開催だよっ!洗剤もつけちゃうよっ!」
っ、、「やりませんっ!」
後日
「あの、、丸山伸二君、、、このまえはふざけたこといってごめんなさい!」
ん?
「だれだっけ?」
「しんじ、、、首はねるとか言ったでしょ、、」
「田子の浦にさらすとかって、、、狩野川の河口でもいいとおもうけど」
あああ~そんな事実もありましたね、、うん思い出したよ。
「あ~あのときは、、島田会長のお孫さんとかで?陽子お嬢様案件にはしていないので今のところ」
っ!案件って、、、
「ほんとうにごめんなさい!ただのサークルの勧誘です、、けして宗教とか極左とかあやしい商法じゃないです!」
大学って危ない人多いからさぁ、、論破されるの見越して接してくる詐欺師みたいなん多いからさあ、、
「ねえ、、島田先輩、、、この時期にめずらしくないですかあ?わたしも、、ある意味千石のはしくれです。せつめいあるわよね?」
え?よしみちゃん、、、千石の血筋じゃないでしょ??
じつは、、と切り出し
いずれは牧田技研を継がなければならないようなお話が出ていまして、、、あのお嬢様が継ぐかはしりませんがそうなった場合はわたしがサポート役に、、それもあって経済学専攻で、、、ほんとうは日本文学やりたかったんですよっ! 千石だからしょうがない、、いえうち島田ですけどね、、、というのは通らないんです・・
で、、ですね、、企業の文化を研究テーマにしているんですよ、、さいしょゆきさんに手伝ってもらおうとしたら逃げられました。。
聞いていて辛くなってきた、、、
というのは、、なんかウラありそうなネタなんですよね。。
というか、、ゆきさん、、大学院にすすんでいるからねえ、、
ほかにもメンバーはいるからとりあえず成立はしているみたいなんだけどさあ、、
こりゃ、、、とりあえず・・・ゆきさんに聞いてから陽子ちゃんに、、、逆でもいいか。
たんなる企業文化研究なら話のってもいいんだがよ、、牧田技研とか千石陽子とかいうワードが出ている時点でさ、、
なにを考えているんですかね?となるよね。。
ただでさえ千石陽子に牧田精機に入るなといわれているのにさ、、その会長の孫娘って、、怪しさ満点やで。。
「興味はあるんだけど、、あ~いろいろと千石陽子にクギさされている身なので、、、このお話持ち帰ります、、でいいですかね?」
「はい、、わかりました。。陽子ちゃんのことは、、だよね、、」
とその場を立ち去ったんだけどさ、、
「しんじ、、、わるいことじゃないとおもうけど・・・陽子ちゃんがらみでしょ?それにしてはおかしいよね?」
おかしいんだよな、、、彼女はなんとしてでも入社を阻止したいんだけど・・そのおみうちの島田さんがこうやって自分に接触してきた、、ということはなにかあるんですかね?
「しんじさあ、おじさんに頼んで調べてもらおうか?」
まあそれが手っ取り早いけど、、話広げていろんな意味でやばいよ?よしみちゃんやい、、
「よしみちゃん、、気持ちはわかる、、、それはちょっとかんべんや。。」
「はいはい、、しんじぃ、、、しんじが不利になるようなことだけはやめてちょうだいね、、でもさあ。。陽子ちゃんとかに聞いてみた方がいいわよ?」
そりゃそうだ、、まああのお二人に聞いて。。。納得いかなければ、、大仁技研いくか。
牧田技研に出入りするとまずいけども、"長嶋茂雄ランニングロード"をとことこ歩いて大仁技研なら。。だ。
あ、この時代その名前はまだでしたね、、
オールドニッコールの描写力確認ですが、NIKKOR-H 50mmF2.0は10年ぐらいまえにニコマートFTN買ったときについてきたものです。