羽根田伸二と千石陽子 出会い 平成元年9月
ある意味であってはいけなかった二人。。千石陽子と羽根田伸二、、
こじらせてGO!
その日、、いや前日から掃除を徹底するように!というお達しがでていた。
牧田定吉相談役が厚木製作所内をまわると。。
「めずらしいなあ、、定吉じいさんがまわるだけならここまでは。。」
「そうですよね岩崎さん、、」
「だな、、もしかして、、千石のお嬢様か?」
千石のお嬢様?
たしか、、この牧田精機の大株主に千石米穀店とかいう、、あやしいのがいる。
米屋がなにゆえ??
べっべつに怪しくないんだからあぁ~~~!
なにか幻聴が、、
うんキノセイデスネ、、、
と、関口班長に言われて掃除しましたわ。。
あ、、通称シロガスやシンナーのジョッキは、、、隠さなくても良いと・・
べつに消防署が来るんじゃないから
まあ、、
最後のは聞かなかったことに。。
当日、、普通に作業していると・・・牧田定吉相談役、、、はおらず、牧田三郎社長
それと。。。総務の山口めぐみさんといっしょにそのお嬢様が場内をまわってきた。
どこの制服ですかね? えと、、恵がでた鴨宮高校の制服に似ているけど、、校章が違うし。
長身で黒髪ロングの、、どういっていいのかな、、ちょっと恵ににているし、、
目が合う・・
なにか懐かしい感じがする、、
あれは・・・あれ、、近づいてくるし・・
とことことこ、、
「こんにちわ! 千石陽子ですっ がんばってくださいねっ!」
にひっ!
・・・
なんだこいつ、、高校生にしては、、おかしい、、
ことし高校生になった従姉妹の井原恭子でもこんなんじゃないぞ、、
キャラつくっているな。。
じゃあ・・こう答えましょうかね?
直立不動で、、
「自分は新人の羽根田伸二ともうします!ありがとうございます!女王陛下!」 敬礼!
はひっぃ!ななななななっ!
「どどど、、どういたしましてぇ~てぇ、、、あ、、」
ほうらね、、仮面割れたわ・・
だめだよ、、あなたかわいいんだからさあ、、大人の前で仮面つけていちゃさあ、、
あ、、山口さん、、にらまないでっ!怖いから、、、
牧田社長はにこやかだけども。。
とその場を去って行ったのだけどさ、,
「お~い羽根田君や~ すごいことを君言うねぇ千石のお嬢様に女王陛下とは、、」
関口さん、、冷や汗かいてませんか?
「仮面を割っただけです、、、」
「仮面??」
「ええ、、、出自の悪さというか、、自分のような生まれてこの歳まで社宅で生まれ育ったものだから、、わかるんですよねぇ。。大人の中で育つとさあ、、あと中学の時自宅待機になった話しませんでしたか自分・・・」
じたくたいき??
「なんかあったの?」
「学校がね、、、身の安全保証が出来ないとかいうのでね、、いやあヤマンバが出て教室内で制服燃やされたんですわ、、消防車パトカー救急車でるわで大騒ぎ、、神奈川方式は保健室でうけましたがトップクラスでしたよ」
・・・・・・
「すごい中学だね、、スクールウォーズかいな、、」
まったくですわ、、それもヤマンバな女子に燃やされてねぇ
・・・・ え?
児嶋淑子の件をはなす
「あ~あるある話だねぇ、、田舎の中学とかだと勘違いした田舎のお嬢様ととりまきとかさぁ、、」
とまあその場は済んだんですよ。。
・
・
おどろいた、、
あの羽根田伸二って、、わたしの仮面を一発で見破ったよ。
あと・・なんかなつかしい、、だれだっけ?
ゆきさんにきけばわかる・・のかな?
「めぐみさん、、あの組立にいた羽根田さん?ってどんなひとなの?」
はぁ、、、どういっていいのかわかんないわよ、、、
「えとねえ、、すんごい変わり者ですよ、、ある意味厄介者・・」
ん?厄介者??
「どういう意味なの? あたしが聞いていいようなはなしじゃないけど、、女子高校生ではなく。。千石として聞きます。いいですかめぐみさん?」
はい、、
異質なんですよ、、本当は地方の国立大学に行くはずだったのがご家庭の事情で、、本人は私大の通教で英文科って言っていたわね。。しかもですよ、、入社面接で俊介さんとドイツ語でお話したって、、その時点でどうかしているわよっ!あといろいろあってさあ、、生保外交員論破して支店から苦情来たし、、あたしが担当じゃないからいいけどさ。。
なにそれ、、
「あ、ウワサだけども・・学位取って教員免許とれたらここやめるかもって、、」
え?やめちゃうの!だめ!
「めぐみさん、、阻止して!将来わたしのこと助けてくれるかもしれないからっ!」
はぁ? それ、、千石的にどうなんですかねぇ?ようこちゃんよ?
というか、、
「おんやあ~ようこちゃん?? かれのことすきになっちゃった? 悪趣味!由香のやつも、、変なこと言っているけど、,あ~でもそれだめだかんね?羽根田くん、、年上の彼女というか婚約者のような人いるのよ、、しかも恵だし」
いるんだ、、って婚約者??
「その恵さんって人にあったことは??」
「ないわよ、、、たしか・・年齢で3歳、学年で4個。。ってあたしとおんなじじゃんかっ!うううう~はらたつわあのこ!」
なんか、、いらんこと言ったかしら、、、
たぶん、、わたしは羽根田さんに助けてもらうことになるとおもうの、、
そのときまでやめないでまっていてください、、
伸二おにいちゃん?
千石陽子 平成元年4月時点で高校1年生
設定 昭和48年4月20日生まれ 静岡県田方郡函南町 千石米穀店 通称猫屋敷
身長 168cm 高校はこちらでの設定は静岡県立韮山高校 ←実在します
*三島北高校 当時女子校 でもいいんですが、、
よんでくださってありがとうございました。
仮想戦記と火葬戦記の境界線とかってなんですかね?
佐藤大輔は仮想戦記の頂点といわれているそうですが、、
その火葬戦記の教祖様は志茂田景樹だとおもうのです。
異論はあるのでしょうけど、、、志茂田景樹が書き出してからすんごいイロモノがでたんですよね。。
P3Cを原子力空母で運用とか、、どこの出版社かわすれたけども。。
ではまた DE JI1QAU ex KJ7HHH"MICHI"