番外編 めぐみのおたんじょうび 平成3年3月24日 2023 3 24 投稿
投下します
ご存命なら55歳、、、
最後に見かけたのは2007年2月の春節休暇で日本に帰国したとき でした。
日本に帰ってきて10年すぎましたが、影すらみてませんね。。
こじらせてgo!
平成3年3月24日日曜日 相模原市原当麻
双方の両親から勧められて同棲開始して約1年。
同棲開始する前としてからしばらくは現場内でさんざいじめのようなものを受けたのだが、、、そこに割って入ってくれたのが・・・岩崎班長だった。
20代の頃のよいウワサというのは皆無で、素行不良にてサービス部門にたたき出されサービス部門で心を入れ替えたのかまじめな人間となったらしいのだが、最後は身体をこわし。。
重度の腰痛持ち 組立に戻る前半年入院
昭和終わる前の昭和62年10月から組立に復帰。
平成元年から組立班長となったわけだが、、、
それはさておき。。。
原当麻駅近辺のとある喫茶店 いきつけなのだけども。。
奥の席を予約して、、個室ではない、、同棲相手である・・婚約者と呼んでいいんだろうけども、、佐藤恵のお誕生日を、、、と。
ええ、、もっとちゃんとしたところで祝いたいんですがね。。
まだ自分は士官候補生ですからね、、
「ということで。。24歳のお誕生日 おめでとうございます」
ケーキはここの特注品です。
ここのケーキおいしいんですけどね。
「しんじくん、、ねんれいはいらないとおもうの。。あなたよりとしうえだし・・」
ろうそくはその本数たててませんがな、、年齢はきにしているようです・・ね。
3歳とはいえ4学年年上っていうのはげふんげふん、、、
「それ関係ないし、、、というか。。自分はまだ士官候補生なので、、もう少しいい場所ってわけには、、」
「あ~そのいいかたぁ~ 士官候補生って、、しんじくんらしいよねぇ、、でもしんじくん4月から管理部門だよねぇ ふつう高卒で2年間製造現場やったとしても、、ウチの会社では考えられないよ。
それと、、学位の方も順調だし。うまくいけば、、ことしの10月ぐらいには規定単位とれる??」
おいしいね、、ここのケーキいつ食べても、、今度朱美ちゃん呼ぼうかなぁ~
「それはどうかな、、できれば教育実習は今年やっておきたいところだよね」
ん?
「しんじくん、、それはなんでかな??」
「うん、このまま牧田精機に残るか、、、それとも来年教員採用試験うけて県立高校の教職にって」
あ、、まえに言っていたことか。。
うん、わたしも選択肢あっていいって言ったよねぇ~
「うん、、じゃあ教育実習はやっぱり北工に頼むの??」
「あ~北工かあ、、、どうやろか?」
しんじくん??なんで遠い所見ているのかしら??
わたしの教育実習って・・出身中学でやったんだよね、、2年生のとき短大だから。。
まあ・・大変した。。自己紹介からかみまくって、、
「どったの?」
「わかんないけどさ、、北工いたとき・・教育実習生いなかったんだよなぁ、、あ、専門科って教育実習そもそもないんだけどさあ、、普通科科目でわざわざ工業で受けるヤツいないだろうし、、、というか、専門課程出て普通科科目の教員になろうっていうのいないでしょ?きいてみるけどさあ」
あ~あ~それはそれでねえ、、って・・いるじゃん しんじくん??
しかしまた・・冗談とか選択肢とかじゃないのね、、
べつに牧田精機がイヤで・・ってわけでもなさそう、、
あ、、たまにしんじくん言っていることか、、
恵、、人材作りってなんですかね? って
そういえば、、しんじくん研究職をめざしていたのよね。
8月15日の晩、、いっしょに泣いたよね。。
「うん! 北工さんだめだったら鴨宮きいてみるよぉ~ まだわたしの時の先生が何人かいるはずだからぁ~ねっ!とにかく、、学位確定したら入籍だよっ! 」
入籍かあ、、え?いまなんと??
「恵、、いま入籍って。。。」
「そうだよぉ~ 松田の本家はしんじくんとのおつきあいを酷く嫌っているよう、、、そもそも・・あの従姉妹嫌いなのよねぇ~ 仮面かぶってテレビにでているけどさあ~
あ、、まえにしんじくんに言ったよねぇ~あたしが"おだじょ"行かなかった理由、、佐藤あさみ、、
あの人もあたしのこと嫌っているみたいだけどさあ、、」
おいおい、、この人ほんと女優佐藤あさみのことになると、、まじでさあ。。
「めぐみおねえちゃん、、ちょいちょい!」
「あ、、ごめんね、、うちの両親もお婆ちゃんもかんけいないって言ってくれているし。朱美もだよ。だから、、学位確定したらねっ! ここで婚約しましょう」
ぽちっ!
おい、、めぐみおねえちゃんやい?
「おまたせいたしました、、、ご用件を、、」
にゃあ~
「あの、、羽根田伸二と佐藤恵の婚約立会人になっていただきたいんですけどぉ、、」
はい??
めぐみちょっとまちいやっ!そのこバイトの高校生やんけ!案の定困惑しているがな。。
ああ、、、こんやくたちあいにん??「あのぉ~ ちょっとおまちを、、」てんちょ~
ほらな、、
「めぐみおねえちゃん??」
「なに、、恵でしょ? おねえちゃんはよけいです、、いえ、、うれしいけど・・てへっ!」
てへっ!じゃねえよ。。
つきあい長いはずだけど、、わかんねえわこの人。。
と、、よきせぬ出来事で。。。店長にたちあってもらい婚約となったわけだが、、
これでよかったんですよね、、
たぶん。。
これ書くにあたり、 https://ncode.syosetu.com/n5267hp/174/ ふくめ3話読み直しましたが、
たとえ話でソ連の北海道侵攻作戦がでてきますが、昭和20年8月15日にソ連除く連合国に対して
"停戦"が行われていた状態で残存する日本軍がソ連軍に対して大規模攻勢を行っていた場合、
事前にソ連軍の北海道侵攻を知っていたと仮定し・・
制海権はすでに日本側にはないわけでソ連の北海道上陸を許す、、
この場合、留萌・釧路線以北をソ連にアメリカはだまって渡していた?
それを阻止するため核攻撃用B29を厚木あたりまで移動させ、北海道を核攻撃したか?
さすがにテニアンから原爆搭載機は届かないかと、、なので厚木に移動させたとして。。
と佐藤大輔『征途』の読み過ぎですね、、、
あれ旭川でソ連軍もろともふっとばしてますが。。。
よんでくださってありがとうございました
こういう可能性はどのぐらいあったんだろうか?です。