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拗らせてNewGAME!  作者: 光思
273/705

足柄散策 文芸部郷土史研究班 平成元年6月 4.

ひさしぶりに丹沢湖行ってきました。

玄倉の西丹沢自然館?ビジターセンター?が廃業になってました。

10年ぐらい前に行ってツキノワグマの剥製にうおおお~でしたが。


こじらせてgo!

「せんぱあ~い!そろそろいきますよぉ~」


あ呼んでいるし、、


「じゃあまたです!」

うふっ

「じゃあねぇ~ 綾乃ちゃんによろしくねぇ~」


いやされるわ理香さん、、なんなんですかねぇ~理香さんて、、

ほんと側にいるとぽかぽかするし、、


そこからだいたい15分ぐらい歩いて行くと、県道沿いに藁葺き屋根の古民家というか農家がある。


そこが通称瀬戸屋敷になるわけだ。


この金井島とよばれる地域で一番大きな農家だというのだ。


 ただ・・聞いた話しだと、決して大きくはないというのだけども、、そのへんはよくわからないので。


「すごいわね、、お屋敷の中に水車小屋あるのね、、」


文命用水から枝分かれした水路を用いて水車回しているんですね。

水路の大半は開成町が管理しているみたいですね。


なかに入っていくと


「まるで時代劇だねぇ、、、いまは写真でしかないけどさあ三保の家がこんなだったみたいだねぇ~」


、、そうか、、彼女中川温泉が実家で水没前の三保の方にも・・・


「というと、、あの記念館のところにある移築した家屋みたいなやつ?」


「そそっ!それ! せんぱいそうですっ!こんな感じの家の写真がありましてね、、まあ残念ながら。。そのうちのひとは今は海老名にいるんだけどねぇ~」


 水没してある程度町を離れて相模原などに移住したという。


中庭を見るとなにか時が止まった感じがする、、、


自分はいまから30年以上未来からきたんだけど・・・30年先もこのまんまなんですよね。。


このまんま、、


「しんじ、、このまんま・・なんだよ、、」


そうでしたね、、あけみちゃんも、、その一人でしたね。


「しんじはさあ、、めぐみおねえちゃんとここきたことは?」

「たしか、、有希ちゃんが生まれて最初のひな祭りのときかな、、よろこんでいたなあ、、」


しんじ、、涙出ているし、、

わかるよ。。


瀬戸屋敷を見終わって現地解散となった。


この位置からだと、、福沢小学校の方にあるいて*大雄山線の千津島駅をめざすか、、


で、あけみちゃんといっしょに帰ることにした。


由美ちゃんは戦国将軍が車で迎えに来てくれる、、、、生徒会長は瀬戸屋敷まできた親戚の人と一緒に帰って行った。


おい浪人生!免許とったんかいっ!



あけみちゃんと駅まで歩いていて、


「しんじは後悔していない??」

と、問いかけてきたんだけどさ・・

「どういうことかな、、いろんなことがありすぎてどれについてなのか。。」


あけみが短大に入ってから、、より恵に似てきたんだけど。。


あけみじゃなく恵って言いそうなんだがな、、あのときの、、いやよそう・・


「、、、、それについてはわたしもおなじよ。。あやのちゃんのこと、、どうなの?後悔していない?

しんちゃんねこ飼っているのとおなじだって。。あやのちゃんのおかあさん言っていたよ!」


雪乃さんぇ~


「あんま甘やかさないようにはしています。よくわからないけど、、あやのは綾乃なのかもしれないんだよね。。」


ん?んん??


「もしかして、、まえに言っていたこと?あやのちゃん、、というか田部井綾乃の過去??短大やめて同棲していたって話、、」


こくり、、


 推定なんだけど、、同棲しはじめてあやのちゃん・・なにかにおびえることあるんだよね、、たまにどうでもいいことでごめんなさいごめんなさい、、、って言うし。。

それで甘えているのかも。。

 もしかしたら・・あやのちゃんは前の世界で知っていたのに救えなかった田部井綾乃で、、って。

 なにかトラウマ、、のようなものが同棲で出てきたんだと思うのよ、、よくはわからない、、問い詰めてないけども。。


それだと・・・そっか、、

めぐみおねえちゃん・・いたらなんていうかなぁ~


 しんじはめぐみおねえちゃんの、、、だよね。。う~ん・・でも、、めぐみおねえちゃんなら、、


まあ、、さておき・・


「しんじ、あやのちゃんのこと救ってあげて!しんじしかできないよ。あなた知っていて綾乃ちゃんのこと救えなかったんでしょ!」


そうだよ、、恵のことそれと・・自分自身のことでさあ、、


「でもさあ、、あたしやなおこちゃんのこと頼って!あなたひとりで背負っちゃだめだよっ! いい?」


あやのちゃんを見てくれている人がいる、、

自分も救われるんですかね??


そういうことなら、、陽子ちゃんもそうだし、、


「わかったよ、、あけみおねえちゃん! あやのちゃんのことよろしくおねがいします、、」


うん!


「あっ!電車っ!はやくしないとっ しんじっ! つぎだと30分後だよっ!」


初夏の日差しの中で


なにか懐かしいものを見た気がする、、


ここにもし・・恵がいたら、、完璧なんだが。。。

あけみもだけど、まだ自分も追っているんですね。。

恵のこと、、



田部井家に行くと、、あやのちゃんどうにか動ける状態になってまして、、


一美さんもいるんだわ、、


「しんちゃんごめんね、、バカなコトして、、三島まで送っていくからね。。」


「一美おねえちゃん、、ありがとうねぇ、、にゃあ~ん」




いつのまに懐いているし、、

綾乃、、いやあやのちゃん、、あなたのこと守るからね!


明日は二人とも講座あるし、、なければあやののこと考えてもう一泊するんですけどね。


ということで、、帰りますかね。。


*架空線の大雄山線山北線の駅


参照

https://kj7hhh.fc2.net/blog-entry-109.html



よんでくださってありがとうございました。


ダム記念館の方にいきまして、食堂で足柄牛の肉うどん食べました。

猪鍋定食がががぁあ~~ 期限切れ、、11月までまてと??

かつては中川温泉の方に寿司屋があり、鹿寿司やら夏場でも猪鍋やってくれましたが

親分がお亡くなりになり、、です。四半世紀まえですが。


ということででは


de JI1QAU ex KJ7HHH "MICHI"

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