羽根田伸二の職場研修 平成元年4月の2週目あたり
こってりもっているけど、おおかたこんなもんでした当時。。
現場にまるなげ体制ですわ
こじらせてGO!
一応、職場配属されてはいるが"名目上" いや "書類上"現場実習というのが
"1週間だけ"行われている。
しかも、、
毎日半日 担当者によっては2時間で終了
ゑ?
だからさあ、、、"名目上" いや "書類上" なのさね。
いいのかそれで?
いいわけないじゃんか。。。
大卒設計技術に関しては座学にて約一ヶ月間行われた後に、主に組立現場にていわゆるOJTというものを受ける。トータルで約2ヶ月。
ここで牧田精機の工作機械がどのようにして作られるか?
あ、けっして侍ジャイアンツや零戦黒雲一家とか北斗の拳のような以下略
あるいは、板場の修行のような新入りいじめのようなことを以下略
を身をもって体験し、班ごとにおよそ2週間ないし3週間、最後にレポートを提出するのだが。。
関口班長いわく、、
「ここんとこ質が悪くてねぇ、、まともにレポート書けないんだよ。だもんでさ、数年前の実習生が書いたレポート渡して丸写ししたヤツがでたんだわ。。関口・・おまえなにやった?って逆に怒られたよ、、」
まじか・・・
話をもどそう、、
"1週間だけ"行われる現場実習とやらだけども 大まかに言うと、、
1.安全に関する講習
クレーンを使う場合は有資格者の指示に従い必ずヘルメット着用ヨシッ! 建前上・・
ハンドグラインダーを使うときは必ず防塵眼鏡を着用ヨシッ! 建前上・・
身だしなみヨシッ! 建前上・・
2.手作業での仕上げ技能
これが三菱重工あたりだと、事務員にも1週間ぐらいやらせると聞いている。
その年の高卒技能職は20名程度なのだけども、全員がやすりがけ作業、キサゲがけ作業、電気ドリルで穴を開けてそこにタップ立てというのはやっていないのだ。。
そりゃまあ、、限られた時間内で、、、だし。
3.各種工作機械に関する説明
工場見学でぺろりとながす、、、しかないだろ?
だもんで、自社の製品に関する説明なんぞそんなものは存在しないわ。
大卒者については、、場合によっては1週間程度行われる場合がある。
これを担当者によっては2時間程度ないし4時間程度だけなのだ。
担当者といってもさ、組立や加工の班長レベルだよ?
工業高校の実習教官以下と考えていいよ、、説明の仕方についてはさ。まじでよ、、
基本この当時の牧田精機 技能者教育の考えとして、"現場で仕込む"という前近代的な考えであったのだ。
さすがにそれは聞いてないぞっ!
とツッコミをいれたら、、
「それを承知で君は了承したのだろ?自分は言いましたよね?」
そうですね、、まあ普通見せちゃいけないような場所見せてもらいましたし、、、
「改善しないといけないのはわかっているんですよ、、それが出来ないのが牧田精機なんですよ。。」
と,,そのオッサンげふんげふん部長はなにか遠くを見ていたんだが、、
そんなこんなであるとき寮に電話がかかってきた。
恵かと思って電話に出ると、高校の時の担任だったのだ。
担任曰く、、
「いま現場実習期間だと思うけど、レポートを出して欲しい。
何人か北工から今年入っているけど他言無用で頼む。
理由は聞くな。言語は問わない、、俺が"わかる言語"でな。」
というのだ。
なんだろうか? 問うことなかれ、、ですか、、
ええ書きましたよ。
個室なのでここで書けば、、、と思ったけども、メモをドイツ語で書いて週末に恵の家にメモを運び込んで預かってもらっていた。
まとまった段階で清書をおこない、北工電子科牧田宛て親展で送った。
これがのちに、、問題となるのだが。。
よんでくださってありがとうございました。
総務筋もそんなかんがえだったらしく、現場で仕込んだ方がいいというのと
金も時間も余裕もないんだよ というのがマジでホンネだったそうだというか、
まじで聞いたし。
業界ぜんぶがぜんぶこんなんじゃなかったみたいですけどね。。
運が悪かったのさっ!
では DE JI1QAU ex KJ7HHH "MICHI"
https://kj7hhh.fc2.net/blog-entry-132.html 旧小田原城内高校の件です。