通学路 平成元年3月末 2.
ここから先は一方通行・・・じゃなくて拗らせて入り乱れていきます。
こじらせてgo!
たしか・・・そうだっけ?
という記憶を頼りに、小田原駅の新幹線口を目指す。
このトンネル、駅ビルとなったときに埋め戻したみたいですね。
綾乃ちゃん、、ここを毎日國鐵東海道線ホームいやJR東海道線のホームから歩いていたんだよね。台風とか大雨だとここの通路が水浸しになり、靴の中に水はいってきて綾乃ちゃん半泣き状態になったんですかね?
それはそれで見てみたいものですね。
「しんじ、、いますごく失礼なこと考えませんでしたか?」
ぎくっ。。
「さあ~て、、なんのことやら・・」
ととぼけて逃げましたよ。
さてよ、、正直な・・この辺ってまじであんましらないんだけどな、、
青橋をすぎ*通称赤貧ロードを歩いてつきあたりを左に曲がると、"おだじょ"が会った場所があるはず。。
あるはずって。。。"こっち"の地図上では神奈川県小田原工業試験場とあるので間違いはないと思うし。
たしかに。。神奈川県小田原工業試験場とあるんですが、やたらとムダに広いですね。。
なんか看板あるね。
「しんじ、、ここなの?しんじが知っているわたしって高校は毎日この場所に来ていたの?」
「そうなるんだよね、、あ・・これですね、、小田原女子高等学校跡地ってあるね。。」
「しんじが知っている歴史だとどうなるの?」
うん、いまから約12年後に小田原西高校と統合され、しばらくそのままだったんだけど、2014年頃にとある私大に売却され校舎が解体、、だったかと。
「そうなんだ、、しんじが知っているあたしが通っていた高校なくなっちゃったんだね。。寂しいね、、」
報徳二宮神社がすぐそこにある、、のだが、なおこちゃんがあのときそれらしきことは一言も言っていないんだよな。
すなわち・・なおちゃんはこの世界の生まれと推察される。
直子ちゃんも綾乃、、それと佳美同様にここだったんだよな。
あと、、どういうわけか青橋から早川の方に抜ける道がこの時代に存在する。。
たしかこれは1995年頃では?
おだじょの真下にトンネルが掘られるとかなんとかで話題になったような。。
ただ、、その頃って上田にいたんだっけ?
「ねえしんじ、、わたしっていい子だったんでしょ?」
この場合の"わたし"というのは、、綾乃のことだよね。。
「そうだよ、、あやのちゃんもいい子だけど、綾乃ちゃんもいい子だったよ。児嶋淑子のとりまきにいじめられていたときも綾乃ちゃんや古川さんに助けてもらっていたし、あ~瀬戸佳美と、、田村なんつった・・ああ、田村ますみには家のことでネチネチやられてましたが、、」
田村ますみ?? あれか・・なんだっけ、、エセお嬢様か。。ありゃ小物だし、、
そういえば、しんじのことで陰口たたいていたわね。よしみちゃんに聞いて今度泣かします。
「そっそうなんだ、、あたしやさしかったんだ、、、ふ~んでも恵さんだったんでしょ?ん?おへんじ!」
「そうなんだよな、、、綾乃ちゃんや古川さんはたしかにやさしかったんだけども、、そこは自分の出自のわるさでしてね、、で・・児嶋淑子の取り巻きにイカレたやつがいて体育の授業中になんとまあ制服を教室内で燃やしやがってね、、あんまりにもアレだったんで自宅待機になったんだよね。たしか、、中学3年の5月ぐらいまで。その辺から綾乃ちゃんや古川さんと疎遠になってね、、逆に・・親しくなったのが・・」
「恵さんと朱美ちゃん?」
「そうなるし、、じぶんの出自さえ良ければ綾乃ちゃんのこと助けられたって思うと。。くやしくてな、、」
「しんじ、、ありがとうね。。やさしいねしんじは・・
ねえしんじ、、これからもよろしくお願いいたします。あやのちゃんのこと守ってくださいね?」
あやのちゃん、、すごくやさしい顔している。。
「あやのちゃん、、よろしくお願いいたします。そろそろ。。三島にいかないとね」
「うん!家事分担決めないとねぇ、、ご飯作るのしんじだよぉ~」
「あやのちゃん、、どうかとおもうよ?」
「しんじのご飯おいしいからぁ~にゃあ~」
*小田原競輪に行く道 帰りはタクシー使うのは勝った人 歩きは負けた人
読んでくださってありがとうございました。
史実の小田原城内高校が早い段階で小田原高校と統合されていた場合、
小田原ってどうだったんですかね?
こういうこと書くと、批判されそうですけども。。
この2話ですが、ことしのお正月に散策いたしました。
というのは、旧城内高校への通学路ってどっちだっけ?ということからなんですよ。
旧小田原駅地下構内をどっちに抜けるか?
新幹線側なのかそれとも、、箱根登山ビルや丸井の方向か?
答えはやはり新幹線側に抜け、途中まで小田原高校や相洋に行くようにして。。突きあたりを左!
あっていた、、
これはブログでちょっと書きますので。
では DE JI1QAU ex KJ7HHH "MICHI"