千石米穀店からの呼び出し 昭和63年10月29日 土曜日 5.
三重県のとある金型屋さん行ってきました。
DMGMORI DECKEL MAHO Duo BLOCKが実際に稼働しているの初めて見た。。
しかも3台って、、
なんか、、7月にもメキシコ行き決まりな悪寒、、9月初旬はかんべんな。
生産立ち上げでアシスト希望?かんべんしてつかあさい、、
こっちは機械納品ですが、そのまえに石川県行ったり愛媛県行ったり、になりそうな・・
明石市土山か、、、それはまあ・・
恵さんのかわり見つけて再婚はあきらめろ?
こじらせてGO!
まあ中身は牧田精機の早期退職待ちだけど見た目はタダの高校生だよ。
だれが信じる??
こんなわけわからん話をさあ?
この時代だと、、大仁の社長は、、、
と、手持ちの"よげんの書"をめくり
あ~エレックスのときの牧田技研側部長やん、、
というか、千石家から島田家に婿入りしたお方じゃんかぁ~
エレックスのあとしまつでひどいめにあった方。
たしかお兄さんは国会議員で、、
「あの・・ゆき先輩、お気持ちはわかります。ですが、、"まだ"ゆき先輩が動くときではないと思うんです」
「丸山くん、、先輩はいらないから、、、その・・ゆきでいいから、、」
どすっ!
う、、いてえ、、
あやのちゃ、、、ん、、脇腹なぐるのやめてね。。。
ぶううう~~~!
こわいよあやのちゃん。。目が、、目つき悪いよ?かわいいのに、、
「いえいえ、、じゃあゆきさん、、」
ゆきさん、、なんか顔ひきつってますよ、、、よっぽどあやのちゃんがこわいのですね。。
「はっはなしどうだっけ?」
あう、、
「ですからですね。。まだゆきさんが動く時じゃあないんですよ。自分もうごきませんがうごいてます」
「どっちやねん!」
とかるくあやのから突っ込み入れられるが、、まあ想定内。
おもてだって動けるわけないじゃないですか、、中身はアレでもただの高校生ですからね。ただ、、見えないところでは動いてますとも。。上田にはまだ開発部隊がないのですが、そこにこの数年以内に入るであろう高校・高専・大学生にコンタクトをとっています。すでに10名程度・・上田近郊で。
「それでわたしはどうすればいいと?」
そおですね、、
「いまの牧田技研の島田浩二氏に"これ"をお渡しいただければ。。」
おじさんにこれですか。。。
どういう反応示すかな、、、じいちゃんの話だとお父さんの自殺は悔いていたっていうからなぁ~
「わかりました、、で・・わたしはどうすれば?」
「いくら10年以上経つとは言え、、ゆきさんは目立ちすぎます。まあ、、陽子ちゃんは・・ご幼少の頃、まだ牧田精機に入る前の三郎君とは仲がよかった、、と聞いてますし、千石の跡取りとして宣言したそうで、、まああちらからちょっかいかましてきましたがね。で、ゆきさんのばあいは、、どうなんですかね、、」
一瞬、、たしか千石家係累で跡取りがなく数年後になくなる家系があったな・・
千石姓ではなくたしか。。加藤だったか?
「韮山に、、加藤という千石家の係累ありませんでしたか?」
いるけど、、でもさ、たしか厚木製作所に千石の血筋の女の子いるよね。
山口めぐみ、、あたしと同い年だっけ?
でも・・陽子ちゃんは普通にあの牧田三郎と"おはなし"しているからなぁ~
あ、、そういうことか・・お父さんのこと、、10年近く経つとはいえ・・
「それ、、養子縁組して加藤姓を名乗れと?」
「そういうこと・・ですが、あくまでも個人的な思いつきですので、、
まあ兎に角、、ここから先はお家の問題になってくるので、じぶんは介入はしません
ただ、、」
「ただ?」
「ことし、、いや来年の2月に池上機械が倒産するのですが2年ぐらい放置されるんですよその"上田事業所"が。どういうわけかしりませんけどね
なんでだっけ? で、下武石のエレックスが買うのよ なんだかなぁ~だよ
牧田精機はいい物件であったにも関わらず・・第二期工事に着手するんですよ。
それを、、島田家で阻止していただきたい、、あるいは、、第二期工事をそのままやらせて、牧田技研単独でその物件を買い取る、、そんだけ」
代案、、まあ私案?だけどさ。。
旧池上機械の上田事業所を牧田技研と地元金融機関主導で牧田精機上田第二製作所として再起動させると、、
あるいは、、牧田技研上田製作所。。おもに開発がメインということ。
さあ~どうですかね?
「しんじ、、なにやら怖いこと考えているわね。。。よくわからないけど、怖いことはわかるよ、、あとしんじ、、わるいかおしているよ・・」
わかっているじゃん!あやの!
「ありがとう、、最高の褒め言葉だし、、これについては。。一度島田浩二社長とお話したいものですね」
どうかな?千石ゆきさん?
「こわいねあなたって・・よほどその、、前にいた世界で酷い目にあったのね」
前にいた世界か、、、
なんだったんだろうね・・恵、、
戦って戦ってそして最期に死ね、、、か・・
死ぬ前に強制的に除隊させられましたがね、、
あ・・除隊する前にこっち来たか、、
いま目の前にいる千石ゆきさんって・・なんとなくだが恵ににているんだよな。
似ているって言えば、、宏美さんなんだけど。
ちがうんだよな・・
陽子ちゃんは似ていないけど。
「そうですね、、あまり思い出したくはないのですが、やられたことはお返ししないといけませんからね、、倍返しできっちり利子つけてね。それと、上海に行く前に厄介払いで大仁に数ヶ月ほどいたんですよ」
倍返しですか、、
お父さんだけじゃなく、お母さんまでもだからなぁ、、
お父さんが自殺してしばらくたって、お母さんがおかしくなり。。
いまでも湯ヶ島の病院にいるんだけど、、わたしのことおぼえていないんだよな。
ほんとうはここ、、猫屋敷の養女になって陽子ちゃんのお姉ちゃんに、、という話も
あったみたいだけど、なんでなくなったんですかね?
あたし、、なんか言ったのかな?
あるいは、、、湯ヶ島の病院にいるお母さん?
「おじさんに話を持って行きます、、綾乃ちゃんごめんねこんな話になって、、」
「もう慣れました・・・あとは、、しんじのことどうやって守ってあげるのが、、なんですよ、、このバカヤロウのこと、、」
おお、、あやのちゃん、、
「いいなぁ~丸山くんそれだけ愛されていて、、この話はここで終わりにして、、大学ではあなたたち一緒に住むんでしょ?アパートだけどさあ、、」
じつはねえ、あたしがいるところの大家さんて親戚なのよ。なので安くなっているのよねぇ。
「う~ん、、あのね、ここのねこちゃんと遊びたいから三島ってかんがえているのぉ~」
そっそうなの? きょうも泊まっていくんでしょ?また離れ用意してあるからねぇ~
綾乃ちゃん、、もうすこし小さい声でね、、あたしもだけど、陽子ちゃん興奮しちゃうから・・受験勉強とかいうのは彼女にはないんだけど、、高等部編入は規定に達しているし。。
翌日、
「じゃあわたし戻らないといけないんで!またれんらくするから!」
と言い残し、静岡に帰っていったんだが。
「あのね、、お兄ちゃんにはちかくにいてほしいので、、、あの使っていない離れをお貸しします!まあ、、ゆきお姉ちゃん説得しておくけど、、綾乃さんもね!猫道あるよ!母屋の猫ちゃんが出入りできるんだよぉ~」
「しんじぃ~ねこ! それと、、にゃあ子作り!」
ぱこん にゃ!
「あやのちゃん、、拗らせているが、、、手順踏もうね?おへんじ!」
「あい、、」
案外早く連絡が来たんだよな・・ しかも、大仁から。
よんでくださってありがとうございました。
まあすごい金型屋さんでしたわ。。門型MCが3台って、、
わたしの本業が工作機械関係なんですので、、部署的にいいんですが。
ATU-100ですが、TS690Vで5wぐらい入れるとCWで3発ぐらい長点かますとうごく、、けど
FT817ND JTDX TUNEでトーン入れてもうごかねえ、、
う~ん、、キット買うか。。んで、PICマイコン、、、いまさら?
まあ、今時のアマ無線自作野郎はPICぐらい使えないと、、とかで。
ではまた DE JI1QAU ex KJ7HHH