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拗らせてNewGAME!  作者: 光思
179/706

南高祭 昭和63年9月10,11日 3.


初日からテンション高いなぁ、、

「しんじ、、あたしもみてよ。。」

あやの同様にメイド服を着ているがねこみみはつけていないのだけどさ。。


黒髪ロングボブでちょっとうつろげな目、、、


「恵?」

「ちがう!めぐみおねえちゃんじゃない!あけみだよっ! あなたのあけみおねえちゃんでしょ?ん??」


めぐみおねえちゃん、、っておま、、やっぱそうだったんかこいつ、、

まあいいとして、

おいおい、、だれだこのメイクしたのは。。

まんま恵さんじゃねえか、、このなかで恵を知っているのはだれや、、


あ・・そういえば、、


「そこの陸軍将校!ちとこちに、、」


ん?あたし?


「なによ、、 ごめんねぇ~ちょっとお話あるからぁ~」

と"彼女たち"に断りを入れこっちに来た。

「あいかわらずモテモテだねぇ、、ってあのメイクあんたはんか?」

「。。。。厳密には、、川越さんだけど?」


あ、川越さん演劇部だからなぁ、、うんなるほど


「で、、おまえさんあれか、、いつぞやの奇妙な体験で佐藤恵をみてその記憶を元に川越さんにメイクさせたと?」

「さいです、、」


あったといっても長くて1分だろ?

それで覚えているって、、、さすがレイヤーさんというか。。関係ないかソレは。

才能というかなあ、、


「にゃ~んしんじぃ~いっしょにいて!」

「しんじ、、あたしも、、というか・・今日だけめぐみおねえちゃんになってあげようか?ん?」

「にゃ~ しんじはあたしのなんだよぉ~ それとめぐみおねえちゃんはナシだかんね?あなたはめぐみじゃなくあけみでしょ?あ~そうだぁ~きょうなおこちゃんくるよぉ~あけみちゃん!」


っ!なおこちゃんくるのっ!にゃあ~~なおこちゃんおもちかえりぃ~~にゃあ~~ 

 児嶋せんぱいデートしてくださぁ~い

ん?淑子ちゃんはあたしのものだよん?

 川越せんぱぁい、、、


なんじゃこりゃ。。。 百合の花園??


とりあえず・・逃げていいですかね?


 「しんじぃ逃げちゃだめだよ。あやのちゃんといっしょにいるんだからぁ~ コーヒー飲む?」


うううう。。あやのに捕まってしまいました。


「ねえしんじ、、さっきね、例の自作段ボール甲冑着た戦国武将が来てね、、あす山本尾張大納言隆とかがくるって言うけど、、知ってる?」


、、知っているもなにもさぁ、、


はあ、、あのバカな・・去年の11月に鴨宮高校西湘祭でやらかしてくれたんだよな。

山本のヤツが鴨宮AMC以外に歴史研究会とかいうのに所属していて・・北工のときは郷土史研究会か、、どっかで聞いたことあるなあ、、いかん!由美ちゃん一人じゃんか!あ、、大丈夫か・・戦国武将おいてあるし。


というかあやのちゃんは、いいのか吹奏楽部がメインだし、、お~いあけみちゃんやい~~!

そのときな、、うちの戦国武将 河口出羽守充の甲冑に触発されたのか段ボールで作りだし、校内を歩いていたらしい。で、そこに乱入したのが・・うちの戦国武将だよ。

盛り上がったみたいだけどさ、数日後、、生徒指導指導室に呼び出されて反省文書かされたそうだ。

で、山本が明日来ると。外部有志の許可は出ていないぞ鴨宮さんよ?その件で申請ないし。

あ、いまの生徒会長も明日来るみたいね。。

山本、みちる、しらんぞ?


「あ~あやのちゃん、、あのとき熱出して寝ていたんだよね。そう、、やつのことは前の世界でおなじく北工でした。で、うちの戦国武将と意気投合し、、最近はなんか小田原城で段ボール甲冑着てパフォーマンスしているそうだ。。無茶しやがって、、」


「しょなの?にゃ~ ねむいにゃ」

う、、あやのちゃん・・このまま連れて帰りたい。。反則ですよ?

膝の上で寝ちゃいましたね、、


「あの~写真とっていいですかぁ~」


ん?

ありゃ一美さんと宏美さんじゃないですか、、

「ほんと、、あなたたちべたべたねぇ、、ほんとあやのちゃんかわいい、、もって帰りたいよぉ~」ぱしゃ!

「あけみちゃん"また"選ばれなかったんだね、、」

え?

「宏美さんいまなんと?」

「なんか言ったかしら、、、ほんとあやのちゃん、気持ちよさそうね」


キノセイなんですかね?"また"って、、

まえにあけみが変なこと言っていたな、早川のアパートがどうのこうのって。

深追いはやめよう。


「ええ、、ほかに行く用事があるんですが、あやのちゃんが離してくれませんよ、、」


にゃあ~


「丸山さんこんにちわぁ~」

「こんにちわぁ~こっちだって聞いてきましたぁ~一日早いけどきちゃ、、、綾乃ちゃん!」


あ、佳美ちゃんと安江ちゃん。。



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