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拗らせてNewGAME!  作者: 光思
172/706

千石陽子のさまーばけーしょん! 昭和63年8月 2. 一部追記変更

宿泊するホテルがどんな感じか?なんですがねぇ、窓から釣り竿を出せるのかどうか?

あるいは、RHM8BもしくはGRA7350Tを持って行き室内窓際で以下略・・

アースとる必要あるんだよなあ、、

あ、GAWANTは無理ゲーっぽいね。


こじらせてGO!


 加工機の組立については二期工事以降でおこなうよていとなっております。


ん?二期工事とな?


あれたしか、、株主総会で議題に出なかったじゃんかっ!まあ~しっているけどさぁ~


「あのぉ~しつもんよろしいでしょうか?大株主、、というよりも千石家次期当主としての質問になりますが、先日の株主総会にて議題にあがらなかったかと?」


ですけどね、、

というかさあ、、わたしのこと気がついてない、、のね陽子お嬢様、、いえ・・


「あの、、お嬢様。。ここではちょっとその話は、、歩きながらでよろしいですか、、」

ここからはわたしの独り言ですのでききながしてほしいのですが。。


お嬢様ときたか、、うんうん!

坂崎さくらさんの話だと、、


 ごぞんじかとおもいますが、二期工事を強行しようとした一部役員がいます。聞いたところによると、、第一期自体大幅に遅れているんですよ。ほんらいならば、、この9月に生産開始で来年6月にはフル稼働なのですが。。来年度にずれ込みまして、それでまだやるべきではないという結論になったかと。。


「それ、、知っているし、、島田さんからきいている」


「そうでしたか、、陽子お嬢様お人が悪い。。あ、これも独り言ですが、


おにいちゃん、、羽根田伸二さんはお元気ですか?


・・・・牧田技研常務取締役千石陽子さん?」


いっ!なんでその肩書きをしっているのっ!


あなただれ!


「坂崎さん、、、わたしのこと、、どこからですか?」

「最初からです、、その。。技研から連絡があったときあれ?っと、、陽子ちゃん、、しかも中学生の陽子ちゃんにあえるって!おぼえてないですか?あ、そのときわたしすでに結婚して宮坂だったからか」


みやさかさん??


 えと、、ありゃたしか大学出て技研に入り 入らされたんだけどさ、、で、上田行ってこいといわれて、、そこでおにいちゃん一家もいたのよね、、偶然ですかね?

 で、お兄ちゃんたちは北米に行き・・あのクーデター未遂事件。。

 たしか、管理部の、、下の名前で呼び合っていたから・・さくらさん、、宮坂、、あっ!


「宮坂さくらさん、、わたしの教育係の!」

この人に何度泣かされたことやら。。


「そうすよ。まさかこうやって会えるとはおもいませんでした、、羽根田さんは?」


「います。いま丸山と名乗っていて、、内田君たちと去年あったそうです」


内田くんかぁ、、なつかしいね。

ということは、、それもあなたの計画通りなんですかね?

あるいは・・ゆきさん??


「陽子ちゃん、いえ常務 あなたの計画通りに"こと"がすすんでいるんですか?」


ん?なんのことかしらぁ~

「え、、なんのことかしら、、あたしまだ"ちうがくせえ"だし、、」

あはは・・


「それ、、まんま羽根田さんじゃないですか」

え?なんでしっていますかね?接点あったかしら?


「さくらさん?」

「あのあと、、クーデター未遂事件のあとだよ。陽子ちゃんが大仁に帰った後だけど1年ほど北米にいたんですよ。そこでの彼のニックネームは "超音速戦略爆撃機" とぼけた態度とるけどいざとなると圧倒的な速度で仕留める、、だけどね。。それが、、厚木の人たちにはきにいらなかったみたいね学歴もあるけど、、あと、、のちにマレーシアや明石、上海での戦歴、、一時期制御課の課長にって話がでたそうだけどさ、、報われなかったけどわたしは羽根田くんのこと尊敬してます。

それはそうと・・恵さんはいるのかな?彼女とは上田でも北米でも仲がよかったんだけど」


 超音速戦略爆撃機の話は聞いているわ、、

 とぼけて動くまで遅いんだけど、、整えば一気にたたきつぶす、、

 それがまあ、、徒になったんだよねおにいちゃんは・・


じつは、、


「そう、、いないんだ。。残念ね、、え?羽根田、、いえ、丸山くんはもう婚約者さんいるのっ!はあ、、どうしたものやら・・」


あははは、、


「そういえば、、言っていいのかなぁ。。わたしも独り言ですよ、、、おにいちゃん、"よげんの書"を書いて平松さんに渡しています。わたしもありますが、、」


平松さんかぁ、、


「平松さんって、、、例の上田設計部隊を厚木の管理下から独立させようとした役員だよね?そうなのね、、よげんの書ってさあ、、、あれでしょ?」

 まんま。。なんですかね?私も読みたいの、、


「ええ、、こまったものです・・」



「あっ時間ね。いま話したことは忘れて!いずれ会おうね!またわたしが教育担当かな?」


いやあ、、のぞんだせかいとはいえ。。またこのおねえさまに、、

泣かされるのですかね、、わてくしは?

きついんだよなぁ、、、このおねえさまは。。


といいますか、、この世界のおにいちゃん、、丸山伸二に毒されてますねわたし。。


「では、、さくらさん いえ・・坂崎さくらさん。。またおあいましょう」

「うん!陽子ちゃん!待っていますよっ!あ!それと、、厚木の熊坂さんって覚えている??」


くまさか??

あ~あの、、綾乃さんみたいな感じの??


「覚えてますよ。熊坂さんがなにか?」

「わたしと同期になるのよね、、たぶん・・近々あうんじゃないかしら?わかんないけどぉ~」


計画通り、、か。。さくらさんのことは忘れていたけど、、いたのね。内田君たちもだけどさ。

熊坂さんかぁ、、彼女がなにか?

う~ん・・


ロビーに行き待たせていたおばさんと今日泊まる布引観音温泉に移動した。


「ねえ陽子ちゃん、ほんとうに・・あの猫屋敷継ぐの?」

「しょうがないじゃんか、、千石だし。本来ならば、わたしじゃなくてゆきさんのお父さんだったんでしょ?」


うん


 なんで狩野川で流されたんだか、、鮎釣りやっていてさ。。


そう、陽子ちゃんのおじいちゃんは川で鮎釣りやっていて流されたのよ、、尺鮎と闘ってまけたのよ、、

なんだかなぁ~だよ。。

まあ幸い、、千石通商は島田さんが牧田精機社長引退してから休眠状態だったけどさ。

ようこちゃん、、丸山伸二くんって高校生となにやら怪しい相談しているみたいだけどさ、、


「わたしじゃなきゃ、、だめだとおもうのよねぇ~」


なんのことかしら??

陽子ちゃん、、わるい顔になっているよ。。

なにを考えているのかしら、、まあ千石だからしょうがないけどさ。。


陽子ちゃんのおじいちゃんそっくりね、、考えがさ。

だもんでさ、、陽子ちゃん・・怖いよ。



R5.8.24 一部追記変更

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